2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

番外編・プリウス急加速問題(84)

上記の「日産のEV『リーフ』、42kmの燃費認定」(http://wiredvision.jp/news/201011/2010112520.html)を見ると99マイル(158.4km)を1ガロン (3.785L)で走り、41.8km/Lの燃費と言う、そしてバッテリーは7hでフル充電され、その状態で73マイル(116.8km)の走行が出来る…

番外編・プリウス急加速問題(83)

レーシングカーになった『ニッサン・リーフ』WIREDVISION 2011年4月21日(木)08:29Chuck Squatriglia 日産自動車のレース部門NISMO[ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社の愛称・通称]でマシンのチューニングに取り組んでいる人々は、信…

番外編・プリウス急加速問題(82)

さて、電気自動車に関しては、面白い記事が載っていた。日本、米国、欧州、中国の四地域での、消費者の意識にはかなりの違いが存在する、と言う。日本の消費者はEVに積極的かというと、この四地域では、最も積極的でないのだ。日本人は、電気自動車には最…

番外編・プリウス急加速問題(81)

オバマは2008年11月4日の大統領選挙で勝利し、2009年1月20日の大統領就任式で正式に第44代アメリカ合衆国大統領に就任している。この辺の事情は、当ブログの'09.2.3あたりの「バラク・フセイン・オバマ大統領(5)」を参照願うが、次の大統領選挙は来年の20…

番外編・プリウス急加速問題(80)

そんなトヨタではあるが、テスラとの提携のメリットをすぐさま世に問うている。テスラタイプのバッテリーを搭載したRAV4EVを早速発表している。 トヨタ自動車、2010年LAオートショーでテスラと共同開発の電気自動車コンセプトモデル「RAV4 EV」を発表 2010年…

シボレー・ボルト http://www.chevrolet.com/volt/ まあEVと言うと、すべからく環境にやさしいと頭から信じられているようだが、このようにその機構はかなり複雑なものなのである。単にバッテリーだけを積んだEVだとしても、電気を節約するための複雑な…

番外編・プリウス急加速問題(78)

対する「リーフ」の場合、筆者が2010年1月の日産ノースアメリカ本社取材時には「使用条件によって航続距離が変化することを、発売前には消費者に十分に説明する」としていたが、12月発売直前の現時点で、LAオートショー現地で米国側のマーケティング関係者…

番外編・プリウス急加速問題(77)

ボルトの発表はGMが再上場を果たした日の翌日の2010年11月19日だ。GMの復興に花を添えたことになる。それまでにトヨタのパテントを逃れなければならない。サンディエゴでのレクサスES350の暴走事件からのトヨタ叩きの事例を、時系列で列挙…

番外編・プリウス急加速問題(76)

<価格/販売台数比較>「ボルト」価格:4万280ドル(1ドル83円換算で約334万円)。36ヶ月・頭金2500ドル(約21万円)、毎月350ドル(約2万9000円)のリース契約。7500ドル(約62万円)の税務控除は、新車購入、リース契約ともに有効。発売時期と予定販売台…

番外編・プリウス急加速問題(75)

後者の問題を、簡単に振り返ると次のような流れだ。 GMは「ボルト」を「レンジエクステンデッド・エレクトリック・ヴィークル(航続距離延長型・電気自動車)」と呼んでいる。これは、技術的にはシリーズハイブリッド方式であり、エンジンは発電機のみとして…

番外編・プリウス急加速問題(74)

そしてそのため訴訟社会のアメリカでは、現在トヨタは多くの訴訟を抱える事になった。しかしNY地裁では、この急加速問題で初めて勝訴している。喜ばしいことではあるが、まだまだトヨタは前途多難だ。 急加速問題でトヨタ初勝訴=NY地裁、運転者の主張退け…

番外編・プリウス急加速問題(73)

3 4. 「トヨタのセールスは徐々に回復するだろう。ただし、根本的にはトヨタのネガティブなイメージの払拭には相当時間がかかると思う。思い出してほしい。2002年の(タイヤメーカーとの技術的な因果関係を指摘された)フォード・エクスプローラー横転事故…

番外編・プリウス急加速問題(72)

次にそのような内容の解説を紹介しよう。アメリカの本音がわかるというものだ。 q26手のひらを返したトヨタ安全判定!やはりそうだったのかアメリカ?GM復活後に事情通たちが語り始めた裏話と本音http://diamond.jp/articles/-/11125【第71回】 2011年2月1…

番外編・プリウス急加速問題(71)

まあ今となってはどうってことのない内容であるが、時が時、相手が相手、事情が事情だったから、発言内容には十分注意する必要があったということであろう。だから、まだインターナショナルな企業になり切れていない、と言うことなのでしょう。 訂正:トヨタ…

番外編・プリウス急加速問題(70)

だからオバマはレイ・ラフードのトヨタいじめ?のやり方に大いに満足していたのである。しかもあの「トヨタ車に乗るな」と意味する発言にも、オバマは、内心ニンマリしていたことであろう。次の記事を参照願う。 米大統領、トヨタ自動車<7203.T>リコール問題…

番外編・プリウス急加速問題(69)

3―トヨタの品質管理に何か根本的な問題が起きているのだろうか。 私にも内情は分からない。 ただ、先ほどリコール自体は珍しいことではないと言ったが、今回のトヨタのケースは数モデルにわたり、しかも何年もの製造年にわたってリコールされるという大掛か…

番外編・プリウス急加速問題(68)

さて、ここで今一度、このトヨタ叩きがなぜ起きたかをおさらいしておこう。1年以上も前の記事となるが、マリアン・ケラー氏の分析を読んで頂きたい。 q27トヨタが米国民を怒らせた本当の理由を語ろう~米著名自動車コンサルタントのマリアン・ケラー氏に聞…

番外編・プリウス急加速問題(67)

米国新車販売11.1%増、トヨタは後退…2010年実績2011年1月5日(水) 13時49分民間調査会社のオートデータ社は4日、2010年の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1158万8783台で、09年比11.1%増を達成した。 米国ビッグ3では、首位のGMが09年比7.2…

番外編・プリウス急加速問題(66)

先の'10/8/26(58)ブログでは、オバマは雇用を増加させなかったから支持が急降下したと説明している。オバマの苦戦は、その経済政策にあったことは確かであろう。そしてオバマの政治や経済運営のやり方が、結果的に伝統的なアメリカの開拓者魂にはマッチして…

番外編・プリウス急加速問題(65)

なんと言ってもオバマはトヨタを叩いてGMに利益を上げさせ、立ち直ったところで株式再上場を果たし自身の名声も確保したかったに違いない。オバマは、そのころは選挙に負け続けていた。2010/1/19のマサツセッツ州の上院補選、2009/11/4のバージニア、ニュ…

番外編・プリウス急加速問題(64)

しかし何はともあれ、プリウスの電子制御プログラムはNASAのお墨付きを得た事になる。 q23トヨタ車、電子系欠陥なし 急加速問題で米が最終報告(2011年2月9日 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20110209-OYT9I00563.htm 【ワシントン=岡田章裕…

番外編・プリウス急加速問題(63)

さてトヨタやレクサスの電子制御プログラムにはなんの問題は無い、とレイ・ラフード運輸長官は2011/2/8に発表している。もともと何ら問題は無い、とトヨタも口すっぱく言っていたのであるから当然の帰結ではあるが、ここまで遅らせて発表したと言うことは、ト…