2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

続・戦後70年談話はヒストリーで!(34)

(私のコメント)アメリカの見えない国家戦略は、アメリカの外交をよく分析しないと見えてこない。アメリカの大統領の言っている事とやっている事が矛盾しており、同盟国の日本を叩き潜在敵国の中国と戦略的パートなシップを謳う外交は、日本人には理解に苦…

続・戦後70年談話はヒストリーで!(33)

株式日記と経済展望 株式をはじめ政治経済外交文化歴史などの論評です。 アメリカの戦略は、日本は、米中両国が共同して封じ込めておく事だ。 http://blog.goo.ne.jp/2005tora/s/%B0%CB%C6%A3%B4%D3/5 2009年04月18日 | 外交 by CyberBuzz アメリカの戦略は…

続・戦後70年談話はヒストリーで!(32)

「・・・この安倍演説は日米同盟緊密化の動因であり、結果だったと言える。 安倍演説についてはもう日米双方で山のような論評が述べられてきたが、この演説は日米同盟の強化と言う観点から間違いなく大成功だったと言えよう。この点で同演説は戦後日米関係史…

続・戦後70年談話はヒストリーで(31)

そしてこの「パラダイムシフト」の話は2009.3.9に終了しているが、その続きは小生の2009.3.16のブログ「尖閣諸島問題(1)」へと続けたのである。ここではその「パラダイムシフト」のまとめをしているので、頭の整理も兼ねてそれを再掲しよう。 『 先のテー…

続・戦後70年談話はヒストリーで!(30)

(1)3回のパラダイム・シフトの項では、米政府は1942年から「日本に自主防衛させない」と決めていたと、Michael Sherry, “Preparing for the Next War”, Yale University Pressを引用して記述しているが、伊藤 貫氏は「正論・1月号」にも「オバマ米新…

続・戦後70年談話はヒストリーで!(29)

要するに、この「太西洋憲章」は、あくまでも欧米列強(白人国家)にのみ適用され、有色人種(日本など)には適用外で、欧米列強が有する植民地は絶対に手放さない、有色人種には独立は絶対に許さない、白人国家の支配下に置くと言っているのである。 この「…

続・戦後70年談話はヒストリーで!(28)

4.四つ目のポイントの前に 今まで述べた三つのポイント(国際政治での注意点)を考察すれば、「永遠に信頼できる同盟関係など存在しない。自国のサバイバルは、自分達で確保し、保障するしかない。」と言うことがお分かり頂けたことでしょう。これに反して…

続・戦後70年談話はヒストリーで!(26)

米国の「国家情報会議」と言うものがある。National Intelligence Council(NIC)とは、CIAやその他の大学や研究所などの一般機関からの情報に基づき、中・長期の政治情勢を予測し評価して大統領と政府閣僚に報告する諮問機関である。 そのNIC が'08.11.20…

続・戦後70年談話はヒストリーで!(26)

(3)自主核の保持と同盟の多角化の必要性 国際政治での現実の考え方(リアリスト学派)には、四つの重要なポイントがある。米中露英仏5ヶ国の国家戦略もこれを基礎としている、と言う。反対に日本政府だけが、単純で小児的な「友好と信頼と協調」外交、「…

続・戦後70年談話はヒストリーで!(25)

『米政府は1942年(昭和17年)から「戦後の日本を、2度と独立した外交政策が実行できない国にする。日本から、永久に自主防衛能力を剥奪しておく」と決めていた(★)。 アメリカが敗戦国日本に押し付けてきた”平和憲法”や東京裁判史観は、「日本から…

続・戦後70年談話はヒストリーで!(24)

『【2】オバマ氏の経歴 (略)・・・・・・ 2008月11月4日のアメリカ大統領選挙において、共和党のジョン・マケインを大差で破り、第44代アメリカ合衆国大統領に当選する。 2008年11月16日、オバマ氏は政権移行準備の為上院議員を辞任する…

続・戦後70年談話はヒストリーで!(23)

(★6)しかしオバマのアメリカは中国に防空識別圏の撤廃を迫らなかった。尖閣諸島の領有に関してはどちらにも組しないとの態度に終始している。 1) (9/21)一方で日本側から見ると、領有権を争う諸島をめぐり中国政府が防空識別圏の設定を発表して日本の…

続・戦後70年談話はヒストリーで!(22)

以上長々と引用したが、これでアメリカの考えていることがお解り頂いた事でしょう アメリカは日本を属国として扱っているのである。だからその枠から抜け出そうとする安倍政権の動きに心配しているのである。 次にその証拠をお見せしよう。 まず日本固有の領…

続・戦後70年談話はヒストリーで!(21)

([ ]内は省略する。) オバマやバイデンはこれでも聖人ぶるのか? キリスト教は、これら米国人の日本人婦女子への陵辱行為を、それでも父(神)と子(キリスト)と精霊の名において許すのであろう。なぜならキリスト教、特にカトリックやプロテスタントで…