2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

世の中、何だこれ!(WBC不参加、34)

最大の問題は利益配分実はつつましい!?日本の要求 騒動の口火を切ったのは(2011年)7月14日に行われた12球団オーナー会議だ。過去2大会の日本への利益配分が少なすぎることが議題に上げられ、大会を主催・運営する米国の会社「WBCインク(WBCI)」に対…

世の中、何だこれ!(WBC不参加、33)

落合氏らが候補…来年WBC3連覇へ監督選び本格化 東日本大震災復興支援試合 日本代表9―2台湾代表 (3月10日 東京D)[ 2012年3月11日 06:00 ] 侍ジャパンは常設化の第一歩としての台湾代表戦を終え、来年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)…

世の中、何だこれ!(WBC不参加、32)

まあ過去2回の大会は、WBCIの悪巧みがあまり知られていなかったので、それほど違和感もなく我々一般人は、楽しんだことと思う。 しかし当事者はこのWBCの話があった時から、なんとなく胡散臭さを感じていた。そのため最初はNPBは参加を保留したのである。そ…

世の中、何だこれ!(WBC不参加、31)

大リーグ機構MLBや大リーグ選手会MLBPAの主だった面々は、過去2回のWBCでは日本からのお金で、しこたま懐を肥やしたことであろう。野球の国際化の為とは、MLBやMLBPAの主だった面々の懐を肥やすことなのだ。彼らはそのため(嘗てのタイガー・ウッズのように…

世の中、何だこれ!(WBC不参加、30)

もちろん小生も過去2回のWBCの試合は、大いに楽しんだものだ。3回目のWBCも楽しみたいとは思う。しかし間違ったことをされてでも、見たいとは思わない。日本球界にも何がしかのメリットがあったとしても、それに比べればデメリットはその何倍も多いと理解…

世の中、何だこれ!(WBC不参加、29)

何でも「ファン」のためにすれば万難が排されると思っているとしたら、これは大いなる間違いである。原監督の思考放棄なのである。これでは困るのである。「ファン」のためと思えば、悪い事をしてもよいと言うのか。 日本も早急に「自分の国は自分で守る」体…

世の中、何だこれ!(WBC不参加、28)

まあWBCIも、本場のMLBの一流選手は(必ずしも全員確認はしていないが)出していない。一部にはMLBの一流選手が出ているかもしれないが、彼ら(MLBとMLBPA)はWBC何ぞには全く重きを置いていない。本気でWBCを盛り上げようとすれば、それなりに一流選手を出…

世の中、何だこれ!(WBC不参加、27)

しかしながら日本野球機構(NPB)は、(プロ野球12球団は)2011年(12/1)に開いたオーナー会議ですでにWBC参加を決めているのである。NPBがWBCIに、どのように第3回のWBCに日本が参加すると話しているのかは知らないが、WBCIとしては、日本は参加す…

世の中、何だこれ!(WBC不参加、26)

主催者側の言いなりイヤ!選手会がWBC不参加を表明[ 2012年7月21日 06:00 ] WBC不参加を表明し、うつむくプロ野球選手会の新井会長 Photo By スポニチ 労働組合・日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)は(2012.7.)20日、大阪市内で臨時大会を開…

世の中、何だこれ!(巨人ゴタゴタ 改め WBC不参加、25)

2012.2.1の当ブログ・「世の中、何だこれ!(巨人ゴタゴタ、24)」で終了したブログでは、2013年3月に開催されるWBCについて、「一般大衆は、莫大な「てら銭」まで払って、WBCIの賭場に参加するに及ばず、と思っているはずだ。そうすれば、まだまだプロ野…

尖閣諸島問題その2(14)

◆拒否戦略中国が西沙諸島で軍事力を行使しようと決意した理由は、主権や海洋権益だけではありません。軍事的理由として、ソ連の存在が挙げられます。 1950年代後半から中ソ関係は悪化し、黒海や紅海方面からインド洋方面へ進出するソ連の動向に中国は警戒感…

尖閣諸島問題その2(13)

ここまで見てきたように、中国は自らの主張を通すために軍事力を行使することに抵抗がありません。 表現は悪いですが、ミスチーフ環礁の例でも見られるように、嘘を力で通すことも平気でやってのけます。中国の指導者たちは、他国の指導者たちと同じように公…

尖閣諸島問題その2(12)

さて少し横道でもないが横道に逸れたが、先に掲げた中国の侵略年表の話に戻そう。 まず、西沙諸島への中国の侵略状況。(1974.01.15~20) 1974.01.15~20にかけて、中国は西沙諸島(パラセルParacel Islands)に軍事侵攻して、ベトナム軍を排除して西沙諸島全…

尖閣諸島問題その2(11)

2011.02.24南沙諸島で中国海軍が演習、ベトナム(越南)が3/2に中国に抗議する。('12.7.9の当ブログなど) 2011.03.02南沙諸島で石油探査中の比・調査船が中国軍艦に妨害される。('12.7.9の当ブログなど)2011,05.21,24南沙諸島で中国船が領海を侵犯し鉄柱とブ…

尖閣諸島問題その2(10)

この論考に表されている中国の海洋進出の実績を、以下、時系列に並べてみよう。その時系列に当ブログの7月10日に示したベトナムと中国との紛争の実績も追加すると、中国がどのようにして西沙・南沙諸島を攻略して言ったかが、わかると言うものである。 年 月…

尖閣諸島問題その2(9)

さらに、南シナ海では、中国が実効支配したミスチーフ礁の西側海域をマラッカ海峡から日本へ至るシーレーンが通っている。まさに中国のいう海洋交通利益の要である。このシーレーンの北側には中国が1970年代から実効支配を固めている西沙諸島があり、西沙諸…

尖閣諸島問題その2(8)

ユーラシア情報ネットワーク 東京財団THE TOKYO FOUNDATION 中国「南シナ海行動宣言」ガイドライン合意の評価と今後の展望(関山健 研究員) http://www.tkfd.or.jp/eurasia/china/report.php?id=281更新日:2011/07/29(2011年)7月22日、中国とASEANは、南シ…

尖閣諸島問題その2(7)

先にも紹介したように、中国は「戦略的国境概念」や「領海法」を制定して、軍事的に国境・領土、領海、領空、サイバー空間、宇宙を自分のものに出来ると勝手に決めているのです。日本の隣国にはこんな現代的な匪賊国家が存在しているのです。だから日本は自分…

尖閣諸島問題その2(6)

では日本のEEZはどうなっているのであろうか。海上保安庁の「管轄海域情報の管理~日本の領海~」(http://www1.kaiho.mlit.go.jp/JODC/ryokai/ryokai.html)によると次の通りとなる。 国土面積 約38万km2領海(含む内水) 約43万km2接続水域 約3…

尖閣諸島問題その2(5)

フィリピンやベトナムが、南沙諸島や西沙諸島をいくら自国領だといっても、中国は両方とも中国領だと言って譲らない。それが冒頭に説明した「三沙市」だ。そして2011年5月に起こったベトナムへのその仕打ちが、中国の立ち位置を如実に示している。これらの状…

尖閣諸島問題その2(4)

その証拠に、中国は2010年9月に外交白書を発表して、「争いには(軍事力を行使して自国に対して、より)適切に処理する」と宣言しているのである。()内の文章は小生が追加したものであるが、これが中国の偽らざる真意なのである。 中国外交白書、海洋権益…

尖閣諸島問題その2(3)

ここに言及している2008/3/11と2008/6/9~(2008/6/17)の当ブログはこの中国政府の領土的野心を解説しているものである。是非ともご一読願う。 ここら辺の事情は、小生のブログで既に言及している。2008年3月11日の「中国毒餃子事件(4/5)」や20…

尖閣諸島問題その2(2)

以下は'09.9.10の小生のブログ「尖閣諸島問題(125)」の抜粋である。 そして日本に接する東シナ海では、1970年代から海洋調査を始めている。80年代に入ると試験的な石油試掘も実施している。この間日本は、先に述べたように試掘の権利は与えたものの、…

尖閣諸島問題その2(1)

このところ東シナ海や南シナ海で中国と、日本や周辺国との軋轢が強くなってきている。 東シナ海では中国の領土的野心に対する東京都の石原都知事の「尖閣諸島購入計画」の発表(2012.7.1未明日本時間)があり、これに対して中国は「パンダと尖閣はどんな名前を…