尖閣諸島問題(132)

ここでもNHKの偏向振りが、示されている。NHKは日本の国営のメディアだと

思って安心してはいけない。NHKは完全に中国共産党に洗脳されてしまってい

る。これは恐ろしいことだ。


2009年4月9日
の当ブログ「尖閣諸島問題(13)~」で紹介した「日本開放

第二期工作要綱」(S47.08.01)
が示すように「金銭、権力、名声等、欲するもの

を与え、または約束し、必要あれば中傷、離間、脅迫、秘している私事の暴露等

いかなる手段を使用して」(尖閣諸島問題」(17)'09.4.13)洗脳されてしまっ

ているのである。鳩山政権内へも既にその手が伸びていると、見なければなら

ない。相手は中国共産党である。一党独裁政権であるため、どんなあくどいこと

でも、すぐ実施できる。この中国の核実験でも、何の安全対策は講じていない。

中国第一優先事項であった核実験は、ウイグルタクラマカン砂漠のあちこち

で実施されている。その数、46回、22メガトンにも及ぶことを見れば、中国の何

でもあり状態が良くわかる。きっとウイグル人は死んでも良いと思っていたので

あろう。否、死ぬように核爆発実験をタクラマカンのあちこちで行ったことであろう。


この論文によれば、中国のこの東トルキスタンにおける核実験では、管理され

た安全対策や管理地域はほとんど設置されていなかったと言う。米ソとも一般

人が立ち入らないように、広大な管理区域を実験場としていた。たとえば、ソ連

の核実験場では四国ほどの面積の土地から人々を移住させ、周囲を鉄条網で

かこみ、実験場へ通ずる道路では入出が厳密に管理されていたと言う。更にそ

の上、最大の核爆発威力を0.4メガトンに抑えている。そして核爆発の際に発

生する核の砂が降ると予想されている風下の地域の人々を事前に立ち退かせ

る措置も、一部だが執られたという。


これに対して、中国の核実験には安全対策として管理された実験場は無かった

のではないかと、推測している。それは、1993年のウイグルの老羊飼いの証

言である。彼は1990年頃に巨大な火の玉を見ている。そして、そのことを彼

は「自分は神を見た」と証言したのである。当然彼は半身がケロイド上となり、2

年後に死亡している。被爆したと思われる羊は、当然軍がすべて買い上げたと

言う。


この論文の主の山田純氏が2001年に開発したRAPS(地表核爆発災害の予

測計算方式)によれば、地表核爆発で舞い上がる核の砂や灰が風下地域に降

下して発生する核放射線量は、国際放射線防護委員会の勧告値を相当超えて

いると言う。メガトン級の地表核爆発実験では、千キロメートル四方以上の管理

された実験場でさえ、放射線量は基準値以下にはならない。中国の実施した楼

蘭近くのロプノールの核爆発地点から半径千キロメートルの円を描くと、それは

中国の領土を超えると言う。すなわち中国の核実験は、隣接国へのリスクを伴う

放射線影響を与えていたのであると、ここには記述されている。そのためにカ

ザフスタンの人達は、中国の核実験の影響を心配しているのである。これは、

高田純氏が2000年8月にカザフスタンの保健省からの要請で、カザフの国境

の町マカンチを訪問して、調査した事柄である。この事実は下記のチャンネル桜

You Tube のビデオ『【討論!】広島・長崎・ウイグル-核問題を考える【桜

H21/7/31】』で議論されている。是非参照願う。

http://www.youtube.com/watch?v=yIaTrQiMwyw&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=H94Bj7ckWgw&feature=channel
http://www.youtube.com/watch?v=6K6E0E4eOZw&NR=1

(続く)