しかしなにはともあれ予選リーグGroup matchsはそれでもよかった。しかし決勝
リーグにはそれが通用しなかった。なぜだ。今回のワールドカップはそれで予選
突破は出来た。しかし決勝リーグはそうはいかなかい。もう一歩だった。この体
制でも、ちょっとだけ頑張ればベスト8に行けたかも知れない。しかしよくいって
も、それ止まりだったのではないかな。だからその反省と対策が必要なのだ。
ベスト16に突入出来た事に、半ば満足してしまったのではないかな、岡田さん
よ。岡田さんが掲げた目標は、「ベスト4」ではなかったかな。なぜ目標未達でも
満足なのか。それは世界が日本のベスト16入りに驚愕して、賞賛してしまった
からではないのか。これが慢心なのである。目標到達へのステップは、予選、ベ
スト16、ベスト8、ベスト4とある。先ずはワールドカップに出場することが出来
た。そして予選を突破することが出来た。ベスト16だ。段階から言うと目標の真
ん中までは行くことが出来た。しかし上に行けば行くほど、難しさのレベルが上
がる。
上がれば上がる程相手は強くなる。と言うことは益々以って難しくなって行くと言
うことである。感覚的に言えば、ベスト16は全体の2割程度の達成度ではない
かな。目標の2割達成で、満足している日本サッカー協会や岡田武史監督には、
小生は納得できないのである。皆さんは、このことをどう思うか。岡田も鼻を高く
している。これもマスコミの所為であり、それに迎合する岡田のレベルの程度の
低さの所為ではないかな、と思えるのである。
自分なりにその難しさの程度をベスト4を100%達成とした達成度として推し
量ってみると、
予選出場 10%達成
ベスト16 20%達成
ベスト8 50%達成
ベスト4 100%達成
と言ったところか。だから岡田は自分の設定した目標のわずか20%程度だけ
達成しただけなのである。それでも日本国民は大いに喜んだ。ある意味日本国
民というものは、本当に甘い、甘すぎる国民だと言うこと。
だから中国なんぞに領海を侵犯されても、何も出来ずに相手の出方を探ってい
るだけなのだ。中国の李建国とか言う全人代の副委員長と言う要人が議会交
流のための来日を延期するといえば、オタオタせずに、来日禁止を申し渡せば
よい。延期するなら来るに及ばず、と断ってしまえばよいのである。もちろん外
交上の軋轢であるので、来ないのなら、その日本での行事計画を白紙にしてお
けばよいだけの事である。中国の都合によりその行事は無しになった、と公表
すればよいだけの事である。後日いついつ来ると言っても、勝手に来てもよいと
すれば良いのである。政府として受け入れなければ良いのである。どこかの三
流旅行会社にでも頼めばよい事である。それが毅然とした対応と言うものである。
だから乗組員をすぐに返すとか、証拠の船舶をすぐに返すなどは、もっての外で
ある。乗組員はしばらく犯罪人扱いで留め置き、漁船は証拠品として日本国内
に保管しておけばよいのである。そうすれば中国としても「何をされるか分から
ない」と言うことで、高飛車に出ることは控えるのである。だから早々に切り札と
なる船員と船舶を帰すなどということをした民主党政権は、トロイのである。
まあ、またまた横道にそれたが、岡田の目標の達成度はわずか20%なので
ある。小生は、素人ながら、20%達成でも国中が沸いた、それはそれで喜ばし
いことではあるとは思う。しかし、そこで終わってもらっては困るのである。50%
を達成するには何が足りなかったのか、何が必要だったのか、100%達成には
どうすればよいのか、どれ程の時間が必要なのか、などなどを是非詰めてもら
いたいのである。ベスト16で負けた要因は何か、その再発防止策は何か。まあ
普通の対応では不可能ではないかとも感ずるのであるが、いわゆる次元を変え
るという「サムライJAPAN」のレベルの次元を一段階も二段階も上げることが
必要ではないかと思うのである。それがスピードであり、技であり、連動や連携
であり、体力であり、感覚的に言うと「中村俊輔’」+「本田圭佑’」ではないかと、
素人的には思えるのである。そこらへんは、まあ今度の代表監督の「ザッケロー
ニ」の腕の見せ所であろう。それにしても何にも言わない岡田監督の「ベスト4」
は、口からのでまかせであったのか。「もう1試合させてあげたかった」ではな
く「もう2試合したかった」であろう。そして「日本人の魂をもって戦ってくれた」
のは当たり前で「サムライJAPAN」は全員日本のサムライだ。「決定力の差」
を補うことに対して何をしたのか、「カウンターでやられてしまう」ことのないよう
に何をしたのか、それらは機能したのか、今後どうすべきなのか、そのためにど
んな人材をどのように使ったのか、などを更に展開してほしいのである。すばら
しいチームであったのは当たり前で、ベスト4になれるほどのすばらしいチーム
にするためには何が必要で何が足らなかったのか、を論じてほしいのである。
29【W杯選手帰国】岡田監督記者会見1 「すばらしいチームだった」
2010.7.1 19:08 このニュースのトピックス:サッカー日本代表
(Photo) 笑顔の岡田監督 =大阪府泉佐野市のホテル日航関西空港(撮影 安部光翁)
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会でベスト8進出を逃した日本
代表が1日夕、関西空港近くのホテルで大会総括の記者会見に臨んだ。岡田
武史監督の一問一答は以下の通り。
--帰国した感想を
岡田監督「予定より早い帰国になったことを残念に思う。すばらしいチーム
だったので、できればもう1試合させてあげたかった。出場している選手、してい
ない選手もチームが勝つために、自分たちで考えて、自分たちでプレーした。今
まで私が見てきた中でも1、2を争うチームだと思っている。脈々と受け継がれて
いる日本人の魂を持って戦ってくれたことを誇りに思う。われわれのW杯はこれ
で終わったが、選手はまだまだ前に向かって進んでいかなければならない。私
は彼らをずっと応援して、見守ってあげたい」
--1次リーグで2勝し、ベスト16に進んだ要因は
岡田監督「簡単には分析できないが、ひとつは日本人の良さを生かすというこ
と。ボール際で負けないということを忠実にやりとげた。互角の戦いなら、決定
力の差で負けてしまう。これ以上やりすぎたらカウンターでやられてしまうだろう
とか自分たちで感じ取って、一戦一戦成長していったと思う」
--さらに上を目指すためには
岡田監督「それは環境です。あのW杯の試合のような厳しい試合を積んでい
くこと。親善試合じゃなく、本気の試合をたくさん経験させてあげたい。そうすれ
ば彼らは必ず伸びます」
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/100701/scr1007011909034-n1.htm
(続く)