岡田監督に物申す。(7)

しかしなにはともあれ予選リーグGroup matchsはそれでもよかった。しかし決勝

リーグにはそれが通用しなかった。なぜだ。今回のワールドカップはそれで予選

突破は出来た。しかし決勝リーグはそうはいかなかい。もう一歩だった。この体

制でも、ちょっとだけ頑張ればベスト8に行けたかも知れない。しかしよくいって

も、それ止まりだったのではないかな。だからその反省と対策が必要なのだ。

ベスト16に突入出来た事に、半ば満足してしまったのではないかな、岡田さん

よ。岡田さんが掲げた目標は、「ベスト4」ではなかったかな。なぜ目標未達でも

満足
なのか。それは世界が日本のベスト16入りに驚愕して、賞賛してしまった

からではないのか。これが慢心なのである。目標到達へのステップは、予選、ベ

スト16、ベスト8、ベスト4
とある。先ずはワールドカップに出場することが出来

た。そして予選を突破することが出来た。ベスト16だ。段階から言うと目標の真

ん中までは行くことが出来た。しかし上に行けば行くほど、難しさのレベルが上

がる。

上がれば上がる程相手は強くなる。と言うことは益々以って難しくなって行くと言

うことである。感覚的に言えば、ベスト16は全体の2割程度の達成度ではない

かな。目標の2割達成で、満足している日本サッカー協会岡田武史監督には、

小生は納得できない
のである。皆さんは、このことをどう思うか。岡田も鼻を高く

している。これもマスコミの所為であり、それに迎合する岡田のレベルの程度の

低さの所為ではないかな、と思えるのである。


自分なりにその難しさの程度をベスト4を100%達成とした達成度として推し

量ってみると、

予選出場   10%達成
ベスト16   20%達成
ベスト8    50%達成
ベスト4   100%達成

と言ったところか。だから岡田は自分の設定した目標のわずか20%程度だけ

達成しただけなのである。それでも日本国民は大いに喜んだ。ある意味日本国

民というものは、本当に甘い、甘すぎる国民だと言うこと。


だから中国なんぞに領海を侵犯されても、何も出来ずに相手の出方を探ってい

るだけなのだ。中国の李建国とか言う全人代の副委員長と言う要人が議会交

流のための来日を延期するといえば、オタオタせずに、来日禁止を申し渡せば

よい。延期するなら来るに及ばず、と断ってしまえばよいのである。もちろん外

交上の軋轢であるので、来ないのなら、その日本での行事計画を白紙にしてお

けばよいだけの事である。中国の都合によりその行事は無しになった、と公表

すればよいだけの事である。後日いついつ来ると言っても、勝手に来てもよいと

すれば良いのである。政府として受け入れなければ良いのである。どこかの三

流旅行会社にでも頼めばよい事である。それが毅然とした対応と言うものである。


だから乗組員をすぐに返すとか、証拠の船舶をすぐに返すなどは、もっての外で

ある。乗組員はしばらく犯罪人扱いで留め置き、漁船は証拠品として日本国内

に保管しておけばよいのである。そうすれば中国としても「何をされるか分から

ない」と言うことで、高飛車に出ることは控えるのである。だから早々に切り札と

なる船員と船舶を帰すなどということをした民主党政権は、トロイのである。


まあ、またまた横道にそれたが、岡田の目標の達成度はわずか20%なので

ある。小生は、素人ながら、20%達成でも国中が沸いた、それはそれで喜ばし

いことではあるとは思う。しかし、そこで終わってもらっては困るのである。50%

を達成するには何が足りなかったのか、何が必要だったのか、100%達成には

どうすればよいのか、どれ程の時間が必要なのか、などなどを是非詰めてもら

いたいのである。ベスト16で負けた要因は何か、その再発防止策は何か。まあ

普通の対応では不可能ではないかとも感ずるのであるが、いわゆる次元を変え

るという「サムライJAPAN」のレベルの次元を一段階も二段階も上げることが

必要ではないかと思うのである。それがスピードであり、技であり、連動や連携

であり、体力であり、感覚的に言うと「中村俊輔’」+「本田圭佑’」ではないかと、

素人的には思えるのである。そこらへんは、まあ今度の代表監督の「ザッケロー

ニ」の腕の見せ所であろう。それにしても何にも言わない岡田監督の「ベスト4」

は、口からのでまかせであったのか。「もう1試合させてあげたかった」ではな

く「もう2試合したかった」であろう。そして「日本人の魂をもって戦ってくれた

のは当たり前で「サムライJAPAN」は全員日本のサムライだ。「決定力の差

を補うことに対して何をしたのか、「カウンターでやられてしまう」ことのないよう

に何をしたのか、それらは機能したのか、今後どうすべきなのか、そのためにど

んな人材をどのように使ったのか、などを更に展開してほしいのである。すばら

しいチーム
であったのは当たり前で、ベスト4になれるほどのすばらしいチーム

にするためには何が必要で何が足らなかったのか、を論じてほしいのである。

           

29【W杯選手帰国】岡田監督記者会見1 「すばらしいチームだった」
2010.7.1 19:08  このニュースのトピックス:サッカー日本代表

(Photo)  笑顔の岡田監督 =大阪府泉佐野市のホテル日航関西空港(撮影 安部光翁)

  サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会でベスト8進出を逃した日本

代表が1日夕、関西空港近くのホテルで大会総括の記者会見に臨んだ。岡田

武史監督の一問一答は以下の通り。


 --帰国した感想を

 岡田監督「予定より早い帰国になったことを残念に思う。すばらしいチーム

だったので、できればもう1試合させてあげたかった。出場している選手、してい

ない選手もチームが勝つために、自分たちで考えて、自分たちでプレーした。今

まで私が見てきた中でも1、2を争うチームだと思っている。脈々と受け継がれて

いる日本人の魂を持って戦ってくれたことを誇りに思う。われわれのW杯はこれ

で終わったが、選手はまだまだ前に向かって進んでいかなければならない。私

は彼らをずっと応援して、見守ってあげたい」


 --1次リーグで2勝し、ベスト16に進んだ要因は

 岡田監督「簡単には分析できないが、ひとつは日本人の良さを生かすというこ

と。ボール際で負けないということを忠実にやりとげた。互角の戦いなら
決定

力の差
で負けてしまう。これ以上やりすぎたらカウンターでやられてしまうだろう

とか自分たちで感じ取って、
一戦一戦成長していったと思う」


 --さらに上を目指すためには

 岡田監督「それは環境です。あのW杯の試合のような
厳しい試合を積んでい

くこと
親善試合じゃなく、本気の試合をたくさん経験させてあげたい。そうすれ

ば彼らは必ず伸びます

http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/100701/scr1007011909034-n1.htm
(続く)