創価学会と中国共産党(3/4)

(4)創価学会の利用価値

・「中国は統一方針の下で、対外宣伝活動を理論的かつ組織的に行っている。」と公安機関の元最高幹部は語っている。

中国共産党指令の下に、「国家安全省」と「人民解放軍情報部」の2機関が主に対日情報収集や宣伝工作を統括している。

 [今話題のサイバースパイやサイバー攻撃、更には「慰安婦問題」「南京虐殺事件」などのブラックプロパガンダも、ここで統括されているのでしょう。]

・これらの機関から各種の友好協会、友好連絡会などへ工作員が出向して活動している。

 創価学会などの宗教団体や日本財団などの各種の活動に積極的に接触、ウオッチしており、中国の活動は巧妙で非常に脅威である。

・以上の様に、創価学会は有力な情報源であり、情報工作の重要な対象と中国側は位置づけている。池田は自民党と与党連合を形成する公明党を通して、安倍首相にも直接接触できるだけでなく、日本の各界に大きな影響を及ぼしており、中国指導部にとって、今もその利用価値はますます大きくなっている。

 ここの、創価学会という巨大な宗教団体が、日本における最大の親中派となったのである。温家宝が池田を訪問せざるを得なかった訳も自ずと理解できることであろう。

 そして中国共産党には次の遠謀深慮があった。それは、池田の創立した創価大学中国人留学生を送り、対日工作を担当する外交官に育て上げることであった。

(5)創価大学

・第3代会長となった池田は、1971(S46)年4月2日、初代会長の牧口常三郎の念願であった創価大学を創立した。1977年4月までに修士・博士課程開設。

・当初は経済・法学・文学部の三学部であったが、1991年4月、工学部(情報システム、生物工学科)を開設し、1997年4月までには修士・博士課程まで開設させて、経営学部・教育学部を入れた全6学部、経済学・法学・文学・工学研究科を持つ大学院及び法科大学院を持つ総合大学の体裁を整えた。

・その他、学校法人創価学園として、幼稚園から高等学校まで経営している。

・海外にも手を伸ばし、アメリカに大学、ブラジル・中国・マレーシア・シンガポールには創価学園を開設し、主に幼稚園などの低学年教育から進出している。

 海外では幼児からの教育が主流の様で、創価色に幼いうちから染めこむ深謀遠慮が伺える。

・海外との交流も盛んで、中国・ロシア・イギリス・イタリアの計8大学と交流しているが、そのうち5大学が中国の大学で、中国との交流が多い。

(6)留学生外交官の活動

・中国大使館には、王毅大使腹心の参事官が創価学会担当」専任として任命されている。

 従って現在でも創価大学には、中国からの留学生がかなり居る筈であろう。

 その彼らが、陸続として外交官として日本に渡り、中国共産党による外交工作活動に、従事することになろう。末恐ろしいことである。

・在日中国大使館には創価大学に留学した外交官が多数存在し、王毅中国大使の側近中の側近である程永華公使のほか2人の参事官は、中国が創価大学に派遣した「留学1期生」のエリートである。

・このように、池田と中国との関係は深く、中国共産党の指導部とのパイプは太い。

 中国側その太いパイプを使って、日本における中国に関する世論作りに利用している。

 その拠点が上に述べた中国大使館であり、創価大学に留学した経験のある中国人外交官達が暗躍している。

・先の程永華公使らは池田が中国要人と会見するときにはいつでも同席し、更にその要人達の対日関係などの分析や中国側の要請などは、必ず池田の耳に入る仕組みになっていた。池田と王毅との会見もセッティングし、中国側の意見が直接池田に伝えられるようにも工作していた。

・そのため、中国側の意見や要望は、池田→公明党などを通して首相に伝えられるように手筈されていた。安倍晋三首相が昨年9月、自民党総裁に就任した際に、池田と密会していたことは確認されているが、これは中国訪中を手はずした御礼を言ったのかも知れない。このような手筈がない限り、おいそれと訪中は出来なかったであろう。

・またその前後に王毅大使腹心の創価学会担当」の参事官が池田と信濃町の学会本部で会見している。関係者はこの件を次のように指摘している。

 「安倍訪中の感触や胡錦濤主席に対する安倍の態度、靖国神社参拝の考え方などについて、池田から直接教えを請うたのではないか」

池田や創価学会公明党中国にとって、極めて有能な、又有効な対日工作の武器となっている。特に公明党は現在、連立与党を形成しているだけに、中国政府・共産党にとっては、非常に重要なパイプになっている。

・[このように、創価大学への中国人留学生の人脈が、池田・創価学会公明党を陰で操っていることを、日本国民はどれだけ知らされていることだろうか。このような事案はまだまだ沢山存在している。]

(続く)