岡田監督に物申す。(18)

ここでひとつ提案しよう。今年の「流行語大賞」には「監督代行になって恩返し

したらどうなんだ、岡ちゃん!
」を推薦しようではないか。


そしてその代表監督には、イタリア人のアルベルト・ザッケローニ氏(57才)

就任することとなった。アルベルト・ザッケローニ氏は1998~1999年にACミラ

ンの監督となり、セリエAでのリーグ優勝をしている。セリエAでリーグ優勝をする

ことを、イタリアでは「スクデット(scudetto)をとる」と言われているが、スクデット

は「小さな盾」のことであり、優勝したクラブチームはそのユニフォームにイタリア

国旗をデザインした盾形のエンブレムを付けることが出来る。イタリア国旗は

緑、白、赤の縦三色旗であり、イタリア語でトリコローレ(Tricolore、tricolor米)と

呼ばれている。


その後もセリエAでのチーム監督をしていたが、全く鳴かず飛ばずで2009-2010

シーズン('09.8.22~'10.5.16)では、ユベントスのチーロ・フェラーラ監督が成績

不振で解任された後2010年初めにその後任として4ヵ月間だけ監督として指揮

を執った。そして、本人にとっては幸いにも日本代表監督の話が飛び込んでき

て、2010年8月30日にサッカー日本代表監督に就任することとなったのであ

る。しかしザッケローニ氏は、日本サッカー協会が当初から白羽の矢を立てた人

物ではなかった。次の記事を参照願う。

        

45怪しいザッケローニ新監督の通訳

2010年09月05日17時00分 / 提供:ゲンダイネット

(Photo)  ●アダ名は「ミスター100万円」

「えっ! あの人の名前は宮川善次郎なの?」

 サッカー記者の間で驚きとともに注目を集めているのが、ザッケローニ新監督

のそばを片時も離れない通訳だ。見た目はイタリア人だが、日本人の父親とイタ

リア人の母親を持つハーフ。しかし、日本語がまるっきりダメで“デタラメ通訳

が大問題になっている。

 たとえば就任会見の際に「(来年の)アジアカップで何を目指すか?」という質

問にザッケローニ監督は「日本は絶対的な主役を演じなければならない」と答

えた。

 宮川氏の訳は「3位以内」。さっそく一部スポーツ紙が「自ら設定 アジア杯3位

以内」と1面でデカデカと報じた。

「経験豊富なザッケローニが、高いハードルを自ら設定して責任問題に発展しか

ねないような発言をするハズがないと思ったら、やはりデタラメ極まりない訳だっ

た」(マスコミ関係者)

 ザッケローニ監督が一時帰国する9日までの通訳契約というが、サッカー協

会は、どうして宮川氏のデタラメぶりを看過しているのか?
 「宮川氏はザッ

ケローニ代表監督就任の仕掛け人なので通訳を“任せざるを得なかった”ので

す」と某放送関係者が打ち明ける。「イタリア生まれの宮川氏は、トリノ市で会社

を経営してセリエA各クラブ、監督、選手のマネジメント業務などに携わってい

る。宮川氏の仲立ちで某衛星放送がセリエA放送権を獲得したことがあったが、

原博実・強化担当技術委員長がテレビ解説を務めていたこともあり、その当時か

ら2人には面識があった」

 実は、ポスト岡田探しに難渋して八方ふさがりだった先月半ばごろ、原委員長

のもとに宮川氏から連絡が入り
ザッケローニを紹介された

 そこからトントン拍子で代表監督話が進んだとイタリアでは言われている。

「窮状を救ってくれた宮川氏に頭が上がらず、一緒に来日して通訳も任せて欲し

いと言われ、原委員長も協会サイドも断れなかったようです」(前出の放送関係

者)

 ちなみに宮川氏は一時期、ユベントスに深く食い込み、日本からのユベントス

取材の窓口にもなっていた。

 宮川氏が担当する前は「ユベントスの監督や選手のインタビューは無料だっ

た。ところが、宮川氏は“取材謝礼一律100万円”と言い出し、日本のテレビ局

の担当者から《ミスター100万円》と呼ばれていた」(サッカー関係者)

 何ともしたたかな人物にサッカー協会はキンタマを握られてしまったモノであ

る――。

日刊ゲンダイ2010年9月4日掲載)

http://news.livedoor.com/article/detail/4990079/

         

この記事を読むと、全く埒外から話があったことになる。日本サッカー協会もこ

れ幸いと、この話を「渡りに船」とばかりに飛びついたようだ。まあそれなりの監

督経験はあるようだが、吉と出るか、凶と出るかはやってみないとわからない、

と言ったところであろう。こんな監督選びを見ても、日本サッカー協会には長期戦

略が欠けている、と言うよりも長期戦略は全くなかったのではないかと勘ぐって

しまう。体よく岡田にも逃げられてしまった訳であるから、日本サッカー協会も落

ちたものだ。まあ目の飛び出るような高い給料を払っていることであろうから、

ザッケローニ氏には頑張ってもらいたいものではあるが、先行き不安の残ること

である。そんなことで、早速韓国メディアはそのことを囃し立てている。もっとも恩

を仇で返す朝鮮人なんぞが何を言おうが、頓着しないが。

(続く)