岡田監督に物申す。(19)

41サッカー日本代表の新監督ザッケローニ氏、「愚かな選択?」―韓国メディア

2010年09月01日12時03分 / 提供:サーチナ

 サッカー日本代表の次期監督に就任することが決まった、前イタリア1部・ユベ

ントス監督のアルベルト・ザッケローニ氏(57)が31日、東京都内で就任会見を

行った。ザッケローニ氏はイタリア人で、これまでイタリア1部リーグ(セリエA)の

ACミランユベントスなどを率いた人物。


FIFAワールドカップ2010現地報道写真特集
http://photo.searchina.ne.jp/cnsphoto/view.cgi?d=0100411&p=top

 韓国のメディアも日本代表の新監督に注目しており、過去の経歴などを含めて

報じている。


 南アフリカW杯でベスト16に進出し、アジア・サッカーの真価を見せた日本は、

その後、岡田武史監督の後任が決まらなかったが、ようやくザッケローニ氏を迎

え入れた。 新しく監督を引き受けることになったザッケローニ氏は3バックの信

奉者であり、自身の信念を曲げない人物であると紹介している。


 また、次回のブラジルW杯の体制に転換した日韓のサッカーは、同じ戦術を

志向しており、その中心は3バックだとし、ザッケローニ氏は、日本代表チームを

スリーバックに導く可能性が高い。彼の3バックは世界のサッカーの流れを無視

し、すでに古いという指摘もあるが、日本代表チームとは相性が合う可能性もあ

るとの見方を示している。


 同氏は、ACミラン監督時代の98−99シーズンには、チームをセリエAでリーグ

優勝に導いた。しかし、その後、移籍したインテルではスリーバックに固執する

あまり、選手と摩擦を起こし、彼の選手掌握力は最悪であると評された。また、

その後のトリノFCユベントスでの成績も低迷した。そのため、イタリアでは近

年、その手腕に疑問が持たれている。そのようなザッケローニ氏を新監督に選

んだ日本サッカー協会に対して、イタリア現地の人々はインターネット上の各種

サイトを通じて「愚かな選択」と指摘していると報じている。(編集担当:李信恵・

山口幸治)

http://news.livedoor.com/article/detail/4981241/

         

どうもザッケローニは一見したところ、協調性があるように見えるのであるが、そ

の実、正反対のようで「一皮むけば独裁者」であると言う。まあやってみなけれ

ば判らないって言えばそれまでであるが、ここら辺りが日本サッカー協会の調査

対象になっていなかった人物であることの証左であろう。日本サッカーにとって

害にならないことを祈りたいものであるが、何はともあれ、2014年のブラジル大

会に向けてレベルアップが図られればそれに越したことがないのではあるのだ

が、厳しい限りであることよ。日本サッカー界に栄光のあらんことを祈る。

             

42日本代表監督 ザッケローニひと皮むけば独裁者

2010年09月02日17時00分 / 提供:ゲンダイネット

●「口を開いていいのはオレだけ」

 イタリア人指導者のアルベルト・ザッケローニ(57)の代表監督就任会見

(31日)の冒頭、大仁副会長が「ザッ“ク”ローニ」と言い間違えてしまい、これに

は約300人のメディア陣だけでなく、居合わせたサッカー協会関係者も、うつむ

いて苦笑するしかなかった。


 ともあれ、迷走を繰り返した監督人事はようやく決着したが、ザッケローニで日

本サッカーのレベルが上がるのか? そもそも初めての異国暮らしに適応でき

るのか? 不安が付きまとう。


 ザッケローニには「セリエA優勝(ミランで98―99年シーズン)監督」という勲

章がある。しかし、不安材料もある。イタリアのクラブの監督しかやっていない

のだ。初の海外が欧州から遠距離の日本で、それも未経験の代表監督である。


 後任選びの責任者、原博実・強化担当技術委員長は「昨日(8月31日)はトン

カツを食べた。寿司も好きなようだし、食べ物が大丈夫なら(日本暮らしも)大丈

夫じゃないですか?」とアッケラカンとしているが、監督交渉で混乱を招いた張

本人の何ともノー天気なコメントと言うしかない。

ジーコが典型的な例だったが、外国人監督が日本で働く場合、気心の知れた

腹心でスタッフを固める。サッカー協会サイドは“連れてくるのは3人が上限”と

注文をつけたが、ザッケローニのたっての希望でコーチ、GKコーチ、フィジカル

コーチ、さらにマネジャーの4人をスタッフとして雇うことを承諾させられた。この

ザッケローニ・ファミリー”は同じマンションに住み、基本的にいつも一緒に行動

する。スタッフは全員が50代。ホームシックにかかるような年ではないにせよ、

ファミリーで固まってばかりで日本社会に適応出来ず、仕事どころじゃなくなる危

険性もある」(マスコミ関係者)


 ザッケローニの評価は「穏やかで柔和な性格」「腰が低い」「希代の戦術家」

「有名選手も若手も分け隔てしない」と好意的なものが多い。原委員長も「(決め

手は)最終的には人間性。誠実な性格は日本人に向いている」と会見後に話し

ていたが、そんな太平楽を並べていてもいいのか?

「大半のクラブで主力のスター選手と対立し、それが原因でシーズン途中に解任

されたこともあった。ハーフタイムに“この時間に口を開いていいのはオレだけ

だ”と言い放ったり、尊大な振る舞いを見せることもある」(サッカー記者)


 イタリアの一部メディアは「斜陽の指導者が再浮上するチャンスとして日本

代表監督就任は悪くない」と皮肉っぽく報じている。本当にザッケローニで大丈

夫なのか、今から心配になってくる。

日刊ゲンダイ2010年9月1日掲載)

http://news.livedoor.com/article/detail/4984475/

(終わり)