うつけ者・文在寅、滅びよ韓国(50)

文中の「文在寅政権じゃなくても、どんな政権でも同じような結果になっていたんじゃないかなあ」は、将に名言。馬韓国は一切進歩の無い国であるが、日本は徹底的に馬韓国に対して日韓合意の履行を強力に求め続ける必要がある。

 

ただこんな状況でも、日本には馬鹿な非国民の一人や二人は居るものだ。そんな馬韓国と「仲良くせよ」と言う頓馬な奴がいるから、困るのである。そういえば偉い人だと思われるとでも、思っているのではないのかな。全くの筋違いと言うもの。豆腐にぶつけてクタバッテ頂きたい。

 

 

 

慰安婦問題を脇に置き日本は韓国と仲良くすべし

田原総一朗の政財界「ここだけの話」

反日発言で支持率を稼ぐのは文在寅の自信のなさのあらわれ

2018126日(金)

田原 総一朗

 

 124日、安倍晋三首相は29日に開催される平昌(ピョンチャン)冬季五輪の開会式に出席する意向を表明した。さらには文在寅(ムン・ジェイン)大統領と首脳会談を行い、従軍慰安婦問題について交わした2015年末の日韓合意について日本の立場を明確に伝えたいと強調。その上で、北朝鮮への圧力を強化するために日米韓の連携を確認したいという。

安倍首相(左)は自民党議員などからの反発を覚悟の上で、平昌五輪開幕式に参加する意向を固めた(写真:YONHAP NEWS/アフロ)

 日韓合意は、両国の間で慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的」な解決を確認したものである。ところが文大統領は、110日の記者会見で「公式合意という事実は否定できないが、慰安婦問題は誤っており、解決せねばならない」と否定的な発言をした。

 それに対し日本のマスコミは、文大統領の発言を痛烈に批判した。国際間の合意を、大統領が交代したからといって反故にするなど、許される行為ではない。日本政府も非常に強く反発し、「日韓合意の内容を1ミリたりとも動かさない」と強調した。もちろん、安倍首相も再交渉については全面的に否定している。

 韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は、「元慰安婦たちの名誉・尊厳の回復と心の傷の癒やしに向けた努力を継続することを期待する」と発言し、日本に対して自発的な謝罪を要求した。

 しかし、日本はすでに何度も謝罪している。1995の「女性のためのアジア平和国民基金」設立の際に、村山富市首相が謝罪。翌年には、橋本龍太郎首相も謝罪発言をしている。

 韓国は、今さら何を言っているのか。文大統領も、かつて日本の首相が謝罪したことなど、重々承知しているはずだ。

 問題は、ここからである。日本のマスコミは、「文大統領の発言は、日韓関係を悪化させることになる」と主張した。

 僕は、これは大変な誤解であると思う。

 そもそも、なぜ文大統領はこんな発言をしたのか。一言で言えば、彼は非常に弱くて自信がないからだ

 199810、当時の韓国大統領である金大中(キム・デジュン)が訪日し、小渕恵三首相と会談した。その時韓国側は、過去の両国の関係を振り返った上で、新しい友好的な日韓関係を築こうと言ってきたのである。最終的には日本側も同意した。いわゆる日韓共同宣言である。

 韓国国内で反日感情が根強く残る中、なぜ金大中大統領は実現できたのか。それは、思いきった外交戦略に出ても支持率を落とさないという自信があったからだ。

 一方で文大統領は、韓国国民に対して全く自信がない。だから、もし、日韓合意に賛成すれば、支持率が大幅に落ち、辞任に追い込まれると強く恐れているのである。

玉虫色の結論を出した文大統領の本音は「自信がない」

 ところが、一つの矛盾がある。文大統領は、選挙期間中は日韓合意の再交渉を要求していたが、今回は「日本に再交渉を要求しない」と発言したのである。

 要するに、日韓合意に対する否定的な発言は、日本に圧力をかけるためではなく、一種のポピュリズムだと言える。あくまでも、日韓関係は維持したいということだ。韓国国民と日本、そして自分の立場を考慮した上での精一杯の発言だったのではないだろうか。

 昨年6月、自民党二階俊博幹事長が韓国を訪問し、文大統領と会談した。その時、二階氏が「慰安婦問題は、少し脇に置いて日韓の連携に注力しよう」と言ったら、文大統領は非常に喜び、様々なことを頼んできたという。

 韓国は、日本の経済協力がなければやっていけない。逼迫する北朝鮮問題についても、日本との連携が必要である。文大統領は、日韓関係の重要性を百も承知だというわけだ。しかし、彼は国民に対する自信があまりにもないから、日韓合意を否定せざるを得ない。

 僕は、この10年で韓国を2度訪問した。そこで、与党議員や野党議員たちと何人も話をしたが、皆一様に「我々は日本を見習って、政治をしている」と述べた。

 さらに、彼らは続けた。「しかし田原さん。申し訳ないが、国民の前ではそういう発言はできない」。

 韓国では、子どもたちに「愛国心」を教える時に、日韓併合時に韓国民がいかに勇敢に戦ったかという話をするという。だから、文在寅をはじめとする韓国の政治家たちは、日本との関係が重要だと分かっていても、堂々と言えないのである。

 そういった背景を考えると、文大統領の「再交渉はしない」という発言は、日韓関係を悪化させようとしているのではなく、日本と協力していきたいという精一杯のメッセージであったのではないだろうか。

(続く)