国慶節に思う。(39)

しかも小沢は、その中国への土産として習近平天皇陛下と会見出来る事をセットしたのだった。将に「天皇陛下の政治利用」そのものだ。と言うよりも小沢は、日本の魂を中国に売ったのに等しい。そのためには、何度も関係者に圧力を掛けていたと言う。小沢と民主党は、日本をどこまで貶めれば気が済むというのか。こういうことに気が付かなかった国民が馬鹿だった事になる。小沢や鳩山では、日本は、きっと下降線をたどる事になる。困った事だ。

                     

【鳩山ぶら下がり】(2完)天皇陛下の会見設定「杓子定規は正しいのか」(11日夜200912112220
2009.12.11 22:20

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良くも悪くもニュースの中心的存在なのは鳩山由紀夫首相=11日夜、東京都千代田区
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 【天皇陛下を政治利用?】

 --中国の習近平国家副主席との天皇陛下との会見について。直前1カ月までに申請するというルールがあったにもかかわらず、なぜ首相は指示をしたのか。長官によると7日に指示したとのことだが、なぜ直前に出したのか。7日は小沢一郎民主党幹事長と会った3日後で、小沢さんから頼まれたという話もあるが本当か

 「まず、小沢幹事長からお話があったわけではありません。そこだけは明確にしておきます。1カ月ルールというのは存じ上げてはおりました。しかし、1カ月を数日間切れば、もう杓子(しゃくし)定規でダメだというようなことで、果たしてそれが本当にたとえば諸外国との国際的な親善の意味で、正しいことなのか(1)。本当に重要な賓客が日本に来られたときには、もともと来られることが分かっておられるということでありますだけに、その正確な日程が、必ずしも決まらなかったということで、遅れ遅れになったのは事実だと思います。しかし、そこは、あまりにも杓子定規ということよりも、当然、天皇陛下のご体調のことは一番、気にしなければなりませんが、そこに差し障りのない範囲で、できるだけ天皇陛下にもお会いになっていただければという思いがありましたものですから、私の方から官房長官に指示をして、『できれば両立ができるような解決はないか』と申したところです」

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 --ただ、羽毛田信吾宮内庁長官は会見で「これは政治利用にあたるかもしれない」という見解を示した。「大変残念で、こういうことは二度とないようにしてほしい」とコメントしたが

 「私はいわゆる賓客が来られたときの判断、これは別に政治利用ではなくて、国際的なある意味での諸外国との日本との関係をより好転させるための、天皇陛下のできればという話でありますから、私は政治利用という言葉はあたらない。そのように考えています」

 【長城計画】

 --小沢幹事長のことで、今、140人を超える議員団が中国の胡錦涛国家主席と会っているが、その意義と外交手法について

 「やはり、隣国、中国、また経済的にも今、大変成長している。日本が今、経済が厳しいときに、ある意味で中国が成長してくれているおかげで、日本のある意味での経済的な厳しい状況に関して、この日本企業にとっても、有り難い中国の経済成長だという状況。これは事実だと思います。そういう意味で、私は日中関係をより進めていくために、小沢幹事長が多くの民主党国会議員、または、民間の方々を連れて訪中をされるということは、これは毎年やっていることではありますけれども、そのことの意味は私は大きいと。中国にとっても、そのことを大変喜んでいると思っていますし、続けていかれる、いわゆる継続は力だと思いますけれども、継続することによって、やっぱり、隣国である中国との関係をより良好にする礎(2)になっている。そのように思います」

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地球温暖化

 --今日、地球温暖化の関係閣僚委員会をしていたが、COP15(国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議)にどう臨むか

 「私はやっぱり、この国連で演説をいたしましてね、日本としてのある意味での地球環境を守るという大きなメッセージを出し、世界の国々が『そうだ。やはり、地球を守ろうじゃないか』という思いで、一つになってもらいたい(3)。COP15を何としても成功に導かなきゃいかないと思います。したがって、小沢(鋭仁)環境大臣、あるいは福山(哲郎)副大臣にも、できる限り日本のためという以上に、世界の政治家として、地球を守るむしろ牽引(けんいん)役としての日本の政治家の意思を強くみせてもらいたい。そのように思っています。私も、ギリギリの段階ではCOP15にうかがう。デンマークに行くつもりでありますが、そのコペンハーゲンで最終的にまとめあげるための協力を惜しまないで行っていきたい。そう思っています」

 【普天間移設】

 --普天間問題よろしいか。先ほど、首相は「相手のある話で、理解してくれるまで時間がかかる」と述べた。日米合意を見直した結果、そのまま継続するということであれば、米国の理解は必要なく受け入れられていくと思う。ということは日米合意をそのまま継続するのではなくて、さらなる負担軽減などを求めていくという解釈でよいか

 「日米合意を、そのまま国民の皆さんと一緒に、日本の政府が分かりましたと。それでいきましょうというYESということで済ますということができれば、それは簡単ですよ。でも、現在、そのような状況でないことは、おわかりの通りであって、だからこそ、今、日本の新しい政権としてどういう道があるかを模索している沖縄の県民の皆さん方のお気持ちも理解をしていくなか(4)で、アメリカにも理解をしてもらえるような道筋を考えていきたいと思っているところです
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091211/plc0912112222019-n1.htm

             

この記事を読むと、鳩山や小沢、はたまた民主党が、如何にアホで独善的・独裁的なのかが良くわかる。

(1)
畏れ多くも日本の元首である天皇陛下である。一ヶ月ルールを知っていたのならば、尚の事その事を念頭に、小沢に言い含めるて中国に送り出す事も出来たし、小沢もそれを前提に中国と話をしなければならなかったのである。しかし小沢は、そんな事はどうでも良い、わしが話を付けてやる、くらいにしか思っていなかった事であろう。下記のニュースを見ると無理を承知で、中国はごり押しをしてきたのだ。それも小沢の入れ知恵であろう。

               

特例で中国副主席と天皇陛下の会見要請
2009.12.11 13:18 このニュースのトピックス:言語・語学
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中国の習近平国家副主席

 中国政府が14日から来日する予定の習近平国家副主席が天皇陛下と特例的に会見できるよう日本側に求め、鳩山由紀夫首相が実現に向けて平野博文官房長官に指示を出していたことが11日明らかになった。日本政府は、外国要人が陛下との会見を望む場合、1カ月前までに文書で正式申請するよう求めており、各国は基本的にこの「1カ月ルール」を守っている。

 1カ月ルール天皇陛下の日程調整をスムーズに行うために実施されている。

 平野氏は11日午前の記者会見で、「日中の関係というのは大事な関係であるというところから、(宮内庁に)お願いした」と述べ、応じる方向で調整していることを明らかにした。首相からの指示については「正しい記憶はないが、1週間くらい前に話があった」と語り、事実関係を認めた。平野氏は1カ月ルールについては知らなかったという。

 関係者によると、中国側から外務省に対して会見の申請があったのは11月下旬。同省は1カ月ルールを理由に会見を認めない方針だったが、首相官邸は特例的に認める方向で調整に入った。

 平野氏は習氏を特例扱いにすることについて「天皇陛下には各国要人が来られたときにはお出会いしていただく場合があり、今回、中国の要人が来るのでお出会いしてくださいというのは、政治利用でも何でもない」と述べた。

 天皇陛下は、来日した海外の国家元首とのご会見以外にも、各国の首相や国会議長などの要人とも皇居・宮殿で「ご引見」などの形でお会いになっている。海外要人とは幅広く交流されている。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/091214/chn0912140909000-n1.htm

(続く)