(9)胡錦濤の来日なんぞ断ってしまえ。
「桜の花の咲くころ」とは、「沖縄の桜は2月、北海道の桜は5月、東京の桜は
来年の4月」とでも言っておいたらどうか。否、いっそのこと胡錦濤に見せるよ
うな桜は咲かない、と言って来日を断ってしまったらどうか。
これだけ嫌がらせを受けておいて、歓迎なんぞありえない。と福田さん、思いま
せんか。それとも東シナ海のガス田開発問題を見事解決できますか。
小泉政権下での日本のほうが余程日本があった。「東シナ海のガス田開発で
の対中交渉での進展がなければ、日本独自で開発を進めると言明した」方が、
よっぽどすばらしい。中国側が「そうした行動は戦争とみなし、軍艦をすぐ送り
込む」と言明しても日本独自で試掘を進めるべきである。攻めてきたら戦えば
よいのである。それが主権の行使であり、そのために自国を守るのでしょう。
自衛隊を出動させればよいのです。そのくらい腹をくくっていかないと、大陸
棚の延長は自分のものだ、と言う中国の暴論に対抗できない。
米国議会の政策諮問機関「米中経済安保調査委員会」が2月27日開いた
「中国の主権に対する見解」についての公聴会で証人として登場した米海軍
大学「中国海事研究所」のピーター・ダットン教授は、中国が領土や領海の拡
大主張によって国家主権の積極的な発動を図ることを国策にしていると証
言し、その実例に東シナ海での中国の主張をあげた。
ダットン教授は先ず
(1)中国は大陸棚の延長を自国領とみなし、沖縄海溝までの領有権を主張
しているが、「大陸棚は長江や黄河からの沈殿の堆積」と言うのも氷河時代
の現象であり、いまの世界でこうした主張をする国は他にない。
(2)尖閣諸島も合法的領有権の日本との領土領海の紛争での中国側の主
張の根拠となる中国の実効的な統治や支配の歴史的証拠はない-と述べ、
東シナ海での日本との領土領海の紛争での中国側の主張の根拠が薄弱で
あることを明言した。('08.2.28 18:17 sankei.jp.msn.com)
この中国の領土紛争での国家主権の発動のため、軍事力を使っても断固、
攻撃してくると言う姿勢に対しては、どのように対抗するつもりなのか。
(10)今後、日本はいかにすべきか。
餃子問題をはじめとする中国の主権侵害などに対しては、どんな些細なこと
でも、頑として対抗して、いささかもウヤムヤらにしないことが第一である。
それには先に述べたように、福田さん、先ず「靖国神社」に参拝することで
す。
次には、まさかのときの対応のための準備をしておくことです。即ちそれに
対抗できる軍事力を備える、と言うことです。軍事力と言うのは、核武装と
言うことです。
核武装なくして、中国に対抗できますか。いまや北朝鮮までも核を持つように
なっている。
更に、それを運搬する手段を保持することです。即ち大陸間弾道弾を配備す
ること。この二つは極秘に研究を始めることです。いまからでは遅きに失して
いるが、日本が滅びてからではどうしようもない。
そして、憲法9条の破棄です。残念ながら現在の世界では核を持たな
ければ、あらゆる意味で独立国家としての振る舞いが出来ない。
何を言っても犬の遠吠えにしかならない。
それと日米安全保障条約の堅持です。日米同盟を強化して、国家百年
の計を建てて日本国の自主独立のために邁進する、と言うのが政治家の
責任です。
(終わり)