沖縄戦教科書検定問題(9/10)

(6)沖縄県民斯く戦えり

海軍部隊の司令官、大田実少将は海軍次官宛に沖縄県民斯ク戦ヘリ 県

民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」と言う有名な電報を打って、自

された。当時の沖縄の住民は実によく軍に協力して、お互いに日本のため

戦った。女学生のひめゆり部隊なども有名である。

然るに、沖縄県議会と41市町村議会までがすべて、検定意見撤回要求の決

議をしている。保守系で当選した知事までもが、これらの歴史の真実に背を向

けて、検定批判の態度をとり、臨時庁議まで開き、9月29日の県民大会への

参加を呼びかけたという。県高野連は当日の野球大会の日程まで変更して、

野球選手が大会に参加できるよう便宜を図ったという。県会議員や市町村議

員までもが、一人当たりの動員数を競ったという。将に、公務員法違反ともい

えるような行政ぐるみの翼賛体制であったという。

菅直人や辻本清美なども登場したと言う。真っことこいつら馬鹿でないか

い。(以上正論'07/12月号藤岡信勝氏の論文)

まあそれでも目標5万人に対して、2万人弱しか集まっていなかったのである

から、少しは沖縄にも良識があるのかもしれない。

しかし昔の沖縄と違い、今の沖縄は魑魅魍魎(ちみもうりょう)がうようよして

いる。これでは沖縄へは、うかつには行けない。沖縄はその自然とは全く異

なり、毒々しい空気に満ち溢れている。金輪際沖縄へは行かないし、行か

せまい、と思う。

5.沖縄集団自決訴訟

2008年3月28日、大阪地裁において、「沖縄集団自決冤罪訴訟」の判決が

あった。結果は誠に残念ながら、原告の請求が棄却された。もちろん原告側は

控訴する予定である。

集団自決に軍が関与したかどうかが焦点であるが、裁判長の「深見敏正」は

「日本軍が深くかかわったと認められる」と判断した。

その理由として、「日本軍が駐屯した場所で集団自決が起きており、駐屯しな

かった前島では集団自決が発生しなかった」ことなどを理由に挙げている。

「自決命令まで認定するのはためらう」といっているが、こいつの頭は単細胞か。

検定意見でも「複合的な背景、要因」が大切だ、と言っている。こいつはただ

日本軍が居るだけで関与があったと言っているに等しい。この裁判長は馬鹿で

ないかい。アメリカ軍の執拗な攻撃に住民は逃げ場を失ったのだ。そしてパニッ

クになったのだ。しかも村の村長や有力者達が集団自決の背中を押している。

パニックになった理由は、アメリカ軍の執拗な攻撃だ。前島には攻撃があったか。

日本軍が駐屯していたからこそ、アメリカ軍は座間味や渡嘉敷を攻撃したのだ。

それがあまりにも執拗で無差別に住民を襲ったから、住民は自決をせざるを得

ないと言う雰囲気になってしまったのだ。これが複合的な要因の主要な一つだ。

こんなこともわからない裁判長が日本にも居たのか。これでは一般人が裁判長

をやったほうがよっぽどマシだ。

もう一度言う。日本軍がいたから集団自決が起こったのか。いたということが、

関与なのか。それでは沖縄本島では集団自決が起こったのか。日本軍が駐屯し

ていたぞ。関与とはどういう意味か知っているのか。今回の場合は、集団自決

に直接関係しているということであろう。駐屯していただけは、関与ではない。

狭い島だからこそ、防衛隊員にも手榴弾を配っていたのだ。その手榴弾を住民

に配ったから軍の関与があった、と言うのは無茶苦茶な論理だ。アメリカ軍と

戦争するために手榴弾を配っていたのだ。アメリカ軍の攻撃でパニックになった

住民が、防衛隊員の手榴弾を使ったのだ。もちろん家族のいる所で戦争をしな

ければならなかった彼等は、誠に気の毒な存在であった。がそれまでもが軍の

関与と言うのか。

ぜひとも梅沢裕さん(91)、および故・赤松嘉次さんの

弟君の修一さん(75)達のご健闘とご健勝をお祈りいた

します。

(続く)