五輪直前、中国官民衝突相次ぐ(3/3)

町村官房長官は5日の閣議後の記者会見で、「事実であれば中国側に強く抗議

する」と言っているようだが、「事実であれば」の文言だけは余分だ、「この事実

に対しては」と正面から強い言葉で述べるべきだある。そして治療費・慰謝料な

どの弁償と損傷したカメラ機器の弁償を迫るべきであり、下手人の処罰を徹底追

及すべきである。のこのこと開会式に出席しに行った福田だが、毒餃子の件とこ

の暴力警官の処罰を胡錦濤にしっかりと追及してくれたのか。

きっとあの「へらへら顔」で頭を下げてのお願いではなかったか。

馬っ鹿でないかい!

北京五輪は「虐殺の五輪」と共に「暴力の五輪」でもある。いくら媚中福田康夫

であってもこんなことがあっては黙っているべきではない。然るに中国国内でも毒

餃子を食らって重篤な中毒症状が発生している情報を隠匿していた政権である。

いくら中国が公表を差し控えてほしいと言ったにしてもだ、断固拒否すべきだった。

散々中国にコケにされていたではないか。中国としては、これは日本に撒いた餌

(エサ)位に思っているに過ぎない。一寸甘い言葉をかけてやれば、何でも言うこ

とを聞く、ぐらいにしか思っていない筈だ。

福田の親子通じてのオタンコナスでは、こんな要求は無理なことか。全く情けな

い限りである。怒ったか?、怒ったのならそれでよし、ちゃんと日本と日本国民の

ための政治をやれ!

何はともあれ、今日から北京五輪が始る。一体何が起こるであろうか。興味津々

である。

そうこうするうちに、2008.8.7 18:59配信のsankei.jp.com/beijing2008/news/

次のような記事を見つけた。

「聖火ルート付近で路線バス出火?香港紙報道」

Southchina morning post 8/7だ。

北京市宣武区のイスラム教徒が多く住む地域の路上で6日、路線バスが爆発炎

上したと言う。時間は午後2時頃で、2時間後には近くを北京五輪聖火リレー

走者が通る予定だったと言う。複数の住民が爆発音を聞いたり、バスが燃えて

いるのを目撃したと言う。しかし、警察やバス会社はこのことを否定していると言

う。

ますますもってこの北京五輪は、「呪われた五輪」の様相を呈したきた。

もともと2000年のオリンピックを北京に招致しようとして、江沢民は動いていた。

その投票は1993年9月23日にモンテカルロで行われたが、結果は僅差で

シドニーに敗れてしまう。45対43だ、1989年6月4日の天安門事件が影響し

いる。これに懲りた江沢民は、スペインのフランコ独裁政権のスポーツ長官を

めた経験を持つサマランチに深く食い込んだ。その他の関係者にも相当濃密

コンタクトを取ったものと想像される。

2001年7月13日のモスクワでの第112回IOC委員会総会で、第29回夏季オ

リンピック大会の開催地が北京と決まったのである。将に「腐敗の五輪」でもあ

る。

やっぱり中国での五輪開催は五十年は早すぎたのである。(終わり)