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パイロットらはウクライナで訓練を受けたうえで、すでに陸上模型での発着訓練
を開始している。電力制御システムの電圧配電盤などもすでに国内企業などに
発注されているという。
ロシアの技術者が中国入りしているとの情報はこれまで何度も指摘されてきた
が、技術的な問題は、艦載機を発進させるカタパルト(射出機)の開発にある。
米軍の「蒸気推進式」か開発中とされる「電磁波方式」を、中国が独自で開発で
きるかは不明だ。ロシアには同様の技術はなく、搭載する早期警戒機の導入な
ど問題は少なくない。
また、潜水艦を含む護衛兵力、後方支援体制、衛星網など立体的な運用技術
も不可欠。しかも建造と運用には膨大な費用がかかる。
中国軍内では、宇宙開発や情報戦、潜水艦を重視する意見が根強くあった。
空母建造の狙いは、対台湾ではなく、「戦わずして相手を屈服させられる」(海軍
軍事学術研究所の李傑研究員)など国際社会での軍事的プレゼンスを高める
効果にあるようだ。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090104/chn0901042334003-n1.htm
中国は台湾征服戦争を引き起こし、ついでに日本へも矛先を向ける戦略や戦術
を、確実に研究し、すでにその青写真が出来上がりつつあるものと、小生は推測
するのである。空恐ろしいことである。遅浩田の論文を見ればその片鱗がわかる
というものである。火の気のない所には煙は立たない、と言うが、火の粉が見え
ているのであるから、その火はメラメラと燃えているはずだ。
(続く)