そして、ザッケローニ監督は、長谷部をチームのMVPとして大絶賛している。
a26長谷部アジア杯「真のMVP」 本田より貢献度大
2011年2月1日(火)17:00
(夕刊フジ)
サッカー日本代表のザッケローニ・ジャパンが31日、2大会ぶりのアジアカップを掲げて
凱旋した。15台以上のテレビカメラが並ぶ中で行われた記者会見で、ザッケローニ監督
(57)は「このチームには素晴らしい選手も多いが、頭のいい選手も多い」と評し、なかで
も「ベテランという言い方は失礼だが、長谷部主将は本当に素晴らしかった。経験豊富な
選手と若手選手の融合は彼なしではできなかった」と、チームのMVPに長谷部を挙げた。
長谷部は昨年のW杯南アフリカ大会直前に岡田武史前監督から主将に指名された。
当時、中村俊や中沢ら長谷部より年長者に加え、闘莉王といったうるさ型がいたが、アジ
ア杯では長谷部より先輩は、わが道をゆく遠藤(G大阪)だけ。長谷部にしてみれば、W杯
のチームよりも主将としてチームを引っ張る環境ができていたのはラッキーだった。
帰国したチームスタッフも「ハセ(長谷部)は本当によくやってくれた」「彼がいないと思う
とゾッとする」と高く評価。大会MVPは本田圭佑だったが、ザックとスタッフの『目』から見
れば、長谷部の貢献なしに、アジア王座の奪還はならなかったようだ。
そんな長谷部もまだ27歳とはいえ、ザックジャパンの平均年齢は24・7歳で、ベテラン
の域に入る。ザッケローニ監督には、ちょうどサッカー選手として旬といわれる30歳のとき
にブラジルW杯を迎える長谷部の姿が浮かんでいるのかもしれない。(夕刊フジ編集委員
・久保武司)
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/sports/zak20110201006.html
長谷部は、PKのこぼれ球に突進した細貝萌(はじめ)と共に、現オーストラリ
ア監督のオジェックには、浦和時代に指導を受けている。そして韓国戦後の記
者会見ではそのことに触れてはいるが、それよりもカタールへの外交辞令を述
べる余裕も見せていたことに興味を引かれる。
2022年にはカタールでFIFAワールドカップが開かれることになっている。この
2022年ワールドカップ開催国には日本も立候補していたのだが、惜しくも惨敗
している。2022年といえば11年後だから、長谷部は齢(よわい)38才となり、
多分代表選手には選ばれてはいないであろう。しかし「選手として戻ってくる」
と言って、カタールへの気配りを見せ、記者団を笑わせている。さすがに彼は役
者だ。
カタールのプロモーションビデオは、この↓ブログを見るとよい。さすがオイルマ
ネーですごい計画だ。
http://ajickrblog.livedoor.biz/archives/1831259.html
a5長谷部“恩師”に成長見せる!/アジア杯
2011年1月29日(土)08:00
サッカー・アジア杯日本代表合宿(28日、カタール・ドーハ)主将のMF長谷部は、公式会
見にザッケローニ監督とともに出席。ブンデスリーガ・ウォルフスブルク移籍前の07年に
浦和で指導を受けたオジェック監督について、「浦和時代に良好な関係を築いていたけ
ど、正直それは関係ない。浦和時代とは自分が、そして日本サッカーが変わったところを
見せたい」と意気込んだ。また、「2022年には、また選手として戻ってきたい」と22年
W杯の開催権を獲得したカタールへのリップサービスで笑いを呼んだ。
http://news.goo.ne.jp/article/sanspo/sports/ssp20110129027.html
だからチームとして理想的なまとまり方をしたのであろう。次のURLには「長谷
部誠 ぶれない精神力と周囲への気配りを併せ持つ日本代表キャプテン」
と題し長文の記事が載っている。「さすが長谷部」と思わせる内容のものだ。是
非ご一読されるとよい。こういうことを見ると、矢張り「長谷部誠」が日本チーム
にとって「最も大きいことをした」人物になろう。
http://sports.goo.ne.jp/soccer/column/ocnsports-soccer110128_2_1-1/
だからチームの団結の重要性がわからなければ、ザックJAPANでは最初から
スタメンには起用されないと見るべきであろう。そして、長谷部は、もちろん実践
面でも立役者だ。
a4長谷部 チーム支えた安定感…ピンチも冷静に対応
2011年1月30日(日)06:00
(スポーツニッポン)
◇アジア杯決勝 日本1-0オーストラリア(2011年1月29日 カタール・ドーハ)
MF長谷部誠が安定した守備でチームを支えた。
前半、オーストラリアに再三ゴール前にロングパスを入れられリズムがつかめない中、中
盤でピンチの芽をつぶした。攻撃参加した内田のカバリングにも回るなど冷静な対応が
光った。後半開始直後にはFWキューウェルのシュートを体を張って防ぎ、同44分にもDF
カーニーの強烈なシュートを足で止めた。
http://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/kfuln20110130002011.html
(続く)