女々しいぞハリル、代表監督不適格(6)

だから選手から意見が出たのだ。香川真司の場合も、本田と全く同じであった。

 

 

サッカー香川真司“代表落ち”の理由は「ハリルとの大ゲンカ」!? ウワサの真相に迫る

20171116210

日刊サイゾー

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 10日、ブラジル代表に1-3というスコア以上の完敗を喫し、15日の早朝にもベルギーに0-1で敗れ、欧州遠征で2連敗を喫した日本代表。その敗戦直後に掲載された「デイリー新潮」の記事が、サポーターの間で話題になっている。記事のタイトルは「香川真司の代表落選で浮上 大スポンサー『アディダス』のスパイク問題」だが、衝撃的なのはその記事内容である。

 なんと日本代表のヴァヒド・ハリルホジッチ監督と、ザッケローニ元監督時代から代表の10番を背負ってきた香川が、今年の10月に行われたニュージーランド戦後に、ホテルの部屋から声が漏れるほどの怒鳴り合いをしたというのだ。

 その発端はというと、ハリルホジッチ監督の戦術についてとされているが、本当に両者は口論になったのだろうか? サッカーライターに聞いた。

「その可能性は十分にあると思います。香川だけでなく、本田圭佑なども抱えていた戦術への不満が、よりによって彼ら不在の今回の欧州遠征で浮き彫りになりました。ハリル監督は、相手に合わせた戦術を採用しています。それ自体は悪くないのですが、問題は、ハリル監督の戦術が相手に警戒された時に、何もできなくなってしまうことなのです」

 確かに今回の欧州遠征では、その傾向が顕著だった。

 ブラジル戦では、最初の10分こそ前線からプレスをかけたものの、いなされ続けてリズムをつかめなかった。そして、先制点を奪われると、ドタバタしてしまい、立て続けに2ゴールを献上。ブラジルが控えメンバーのテストを行う後半まで、日本代表の見どころはゼロだった。

 続くベルギー戦も、当初は新メンバーのテストをほのめかしていたが、ブラジル戦の内容をメディアに酷評されたことで、ハリルホジッチ監督は結果を求めた。

 ブラジル戦同様に立ち上がりからプレッシングをかけて、ベルギーを慌てさせることに成功する。ところが、ベルギーが日本のプレスを警戒し、逆に日本にボールを持たせるようになると、勢いはトーンダウン。ハリルホジッチ監督お決まりの「縦パス1」しか活路がなく、攻撃パターンのなさを露呈してしまう。

 結局、ベルギーに先制点を奪われ、その後も攻勢に転じられず、0-1で敗れてしまった。香川がハリルホジッチ監督に指摘しているのは、相手に警戒された時に、どうやって得点を奪っていくのか? という部分だろう。だが、記者会見を聞いていても、ハリルホジッチ監督には、その術がないと先述のサッカーライターはいう。

「日本人選手には個人戦術が足りない。それは、2006年のジーコ監督時に明確になった。にもかかわらず、ハリル監督はジーコ同様に選手に柔軟な戦術対応を求めている。ハリル監督が率いた過去のチームではうまくいっても、今の日本には合っていない。それを香川も感じているのでしょう。香川はドルトムントユルゲン・クロップ(現リヴァプールFC)、マンチェスター・ユナイテッドでは“サー”アレックス・ファーガソンといった世界的名将の下でプレーしています。そういった監督と比べると、攻撃パターンの少ないハリル監督は無能に見えるのかもしれません」

 ちなみに、サッカーメディアの間でも、ハリルホジッチ監督の評価が二極化されているとのこと。40歳より下のライターたちは、「ハリル監督は経験も豊富で、学ぶことも多い。ハリル監督以外にない」と支持しており、40歳から55歳の間のライターは「世界にはハリル監督よりも良い監督がいる」という否定派が多いらしい。

 故に、賛否両論の記事が出ており、それ自体は健全だと思うのだが、本当にハリルホジッチ監督でいいのかという議論は、まだまだ足りていない気がする。だから今こそ、香川や本田の声に耳を傾けるべき時なのかもしれない。
(文=TV Journal編集部)
http://news.livedoor.com/article/detail/13901566/

 

本田圭佑の場合も、香川真司の場合も、ハリルホジッチ監督に意見具申をした結果、代表落ちをしている。と言う事は選手とのコミュニケーションが全く取れていない、と言う事ではないのかな。

 

尤もお互いに意見を出し合いながら、納得する線へ持ち込むと言う妥協が出来なかった、と言う事なのでしょう。この場合監督としては、どのようにして納得させるか、納得してゆくか、と言ういわゆる話し合い・妥協と言ってもよいが、そういう事がハリルとしては不可能であったと言う事である。

 

一般的には選手たちが納得できなかったのであれば、監督が妥協して選手たちがやりやすい方法を採用して、その結果で少しずつ監督のやり方をとってゆく、と言う事が正解ではなかったのかな。

 

それを、ハリルホジッチは出来なかったのである。一般的には技術スタッフもいることであるから、彼らや選手たちも含めてそれなりの議論をして、落としどころを作って強化してゆき更には試合を進めてゆく、と言う事が必要であった。そのようにして試合を通して、徐々に自身の考えを浸透させてゆくというステップが必要であった。

 

しかしハリルホジッチは、それをやらなかった。自分が一番偉いと確信していたからである。ハリルにしてみれば、「何を東洋のチビ共が言っているのか。俺の方が経験も技術も戦術も上だ。だから俺の言う事をやっていればよい。」とまあこんな風に思っていたものと思われる。ハリルは東洋人又は日本人に対して、人種的偏見を持ち合わせていたとしか思えないのだ。ハリルの頭の中には、「東洋のジャップめ」という意識が、少なからずこびりついていたものと思われる。これでは監督失格である。

 

だから本田にしても香川にしても、干されていったのである。これでは(一刀両断的な仕打ちでは)監督不適格ではないのかな。

 

百戦錬磨の?と思っていたハリルホジッチは、幾たびも戦火をくぐってきているから、「俺の言うことには間違いがない」と、本気で思っていたのではないのかな。

 

これでは監督失格である。決して百戦錬磨でも危ない戦火をくぐってきた強者でもなかったのである。単なるハリルホジッチの自惚れである。

 

これだからハリルホジッチは、以前にも監督解任の憂き目にあっていたのではないのかな。

(続く)