続・うつけ者・文在寅、滅びよ韓国(97)

●日本へは「控えめ」、パートナー

昨年10月の徴用工判決や「ホワイト国」からの除外などで葛藤が深まる日韓関係については、強い論調を控える姿勢が明らかで、東アジアのパートナーという基調を崩さなかった。

光復は私達にとってのみ嬉しい日ではなく、日清戦争日露戦争満州事変と日中戦争、太平洋戦争まで60余年間の長く長い戦争が終わった日であり、東アジア光復の日」とした上で、「日本の国民たちもまた、軍国主義の抑圧から逃れ侵略戦争から解放」と見なした。

その上で「日本が隣国に不幸をもたらした過去省察するなか、東アジアの平和と繁栄を共に導いていくことを私達は望む」や「先に成長した国が後から成長する国のハシゴを外してはならない」など、日本政府についての注文も忘れなかった。

だが、「今からでも日本が対話と協力の道に出てくるのならば、私達は快く手を握る」と開かれた姿勢を示した。

「東アジアの中の日本」は何度も強調された。

昨年の平昌冬季五輪、来年の東京夏季五輪ならびに2022年の北京冬季五輪を見据え、「五輪史上はじめての東アジアのリレー五輪」とし、「東アジアが友好と協力の土台を強く押し固め共同繁栄の道に進む絶好の機会」と位置付けた。

一方で、今の韓国政府が日本をどう見ているのかを表す興味深いくだりもあった。

南北関係とからめて「分断に勝ち、平和と統一に向かう道が、責任ある経済強国に向かう近道」とした上で、「私達が日本を追い越す道で、日本を東アジア協力という秩序に導く道」とした部分だ。

日本を韓国政府の考える秩序へと動かしていくという決意を明かしたのは、異例のことと言える。

●南北関係は「2045年までにワンコリア」

最後に南北関係については、近頃の北朝鮮による相次ぐミサイル発射に言及しつつも、今が依然として対話局面であることを強調した。

さらに、まだ開催が決まらない次回の第3次米朝会談こそが「朝鮮半島の非核化と平和構築のための全体の過程においてもっとも重大な峠」と見なした。

その上で、「不満な点があるといえども対話の枠組みを壊したり、壁を築いて対話を難しくすることは決して望ましくない。不満があるならばそれすらも対話の場で問題を提起し論議するべき」と北朝鮮を念頭にしたメッセージを発した。

一方、任期中に朝鮮半島の豊かな未来を大きく引き寄せるという強い決意を示した。

任期内に非核化と平和体制を確固たるものにすると誓う」とし、「2032年ソウル―平壌共同五輪を成功裏に開催させ、遅くとも2045年の光復100周年には平和と統一で一つになった国(One Koreaへと世界の中でそびえ立てるよう、その基盤をしっかりと整えていくことを約束する」と時間軸を示した。

これは20183月の「3.1独立運動記念式典」での演説にあった、「私達は今後、光復100年に向かうあいだ、朝鮮半島の平和共同体、経済共同体を完成させなければならない」という一文に符合するものといえる。

なお、予想されていたような、文大統領が今年31日の同様の式典の演説で明かした「新韓半島体制」について、直接の言及はなかった。

しかし「受け身でなく能動的に未来に構築」、「南方、北方への進出」、「南北の平和経済」、「東アジア多者安保」といったエッセンスは含まれており、大きな路線変更はないと見ることができるだろう。

以下は演説全文訳。

https://news.yahoo.co.jp/byline/seodaegyo/20190815-00138475/

 

 

 

ここでの文在寅の物言いは、「今からでも日本が対話と協力の道に出てくるのならば、私達は快く手を握る」とか「私達が日本を追い越す道で、日本を東アジア協力という秩序に導く道」と言ったものを見ると、明らかに日本を見下している感じのものとなっている。

 

いわゆる馬韓国の小中華思想そのものを文章にしたものではないのかな。中華世界に位置する我が朝鮮半島の韓国から、端っこにいる日本に物申す、と言った雰囲気だ。しかも815日は、この東アジア(朝鮮)が日本の戦争を終わらせた記念すべき日である、と言った雰囲気である。

 

全く歴史を捻じ曲げて、朝鮮・韓国(東アジア)が世界の中心であり、ここから世界の経済は発展してゆく、などと大法螺を吹いている、様に読み取れる。朝鮮によってこの大東亜戦争(別名、太平洋戦争)が終わった訳ではない。朝鮮は当時日本の一部であったわけで、決していわゆる植民地であったわけではないし、日本は朝鮮と戦争をしていた訳でもない。

(続く)