中国武漢・新型コロナウィルス(52)

なんと言っても中国は、中国武漢新型コロナウイルスを自分で開発して世界にばらまきながら、知らぬ存ぜぬで素知らぬ顔をしてWHOを使っていい顔をしようとしている。許せない。

 

東京五輪2020も結局は、中止となってしまうのであろう。日本はどのように中国に補償を求めようとするのか。

 

 

さてロイターが、「この中国武漢新型コロナウイルスの流行開始は昨年8月だ」と言うニュースを、最近流している。今頃何を、と言った感じだが、それを紹介しておこう。

 

 

新型コロナ、中国での流行開始は昨年8月の可能性=ハーバード大

ワールド

202069/ 18:34 / 5時間前更新

 

[ロンドン 9日 ロイター] - 中国で新型コロナウイルス感染が2019年8月から広がっていた可能性を指摘する調査結果をハーバード・メディカル・スクールハーバード大学医学大学院)が発表した。

調査結果は、専門家による検証(査読)をまだ受けていない。新型コロナ感染症は、昨年終盤湖北省武漢市で発生したと考えられている。

中国外務省の報道官は、ハーバード大の研究結果について「ばかげている」と批判し、専門家らは発生時期について説得力のあるデータが示されていないとコメントした。



ハーバード・メディカル・スクールは、武漢市の病院駐車場の衛星画像や、インターネットで「咳」や「下痢」といった症状に関する用語の検索データを調査した。



「流行の始まりが確認された19年12月よりも前に、武漢市の病院来院者や症状に関する検索が増えている。これが新型コロナに直接関連しているか確認できないが、最近の他の調査も指摘しているように、発生は(武漢市の)海鮮市場で確認される前だったという見解を裏付ける」とし「ウイルスが中国南部で自然に発生し、武漢市でクラスター(感染者集団)が発生するころには、すでに広がっていた可能性があるという仮説も補強する」とした。



調査によると、19年8月武漢市の病院駐車場の駐車率が大幅に上昇。8月にはそれまでのインフルエンザ流行時には見られなかった下痢に関する検索が増加したという。



エジンバラ大学のウイルス学専門家であるポール・ディガード氏は、検索エンジンのデータや病院の交通量を示す衛星画像を利用した感染状況の特定は「一定の妥当性を持つもので興味深い」としながらも、データは相関関係を示すものに過ぎず、原因究明にはつながらないと指摘した。



また、すでに発生の震源地として知られる武漢の病院にのみ焦点を絞った結果「相関関係が強制されてしまった」とし、「湖北省以外の都市の対照分析もあれば興味深く、はるかに説得力のある研究になっていた」と述べた。



中国外務省の華春瑩報道官は9日の定例会見で、この調査について質問され「交通量という表面的な観察に基づき結論を出すとは、信じがたいほどばかげている」と一蹴した。



ノッティンガム大学のキース・ニール教授(感染症疫学)は「興味深い研究だが、これで大きな前進を遂げたとは思わない」とコメント。

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6月9日、中国で新型コロナウイルスの感染が2019年8月から広がっていた可能性を指摘する調査結果をハーバード・メディカル・スクール(ハーバード大学医学大学院)が発表した。写真は新型コロナウイルスのイメージ画像(2020年 ロイター/ NEXU Science Communication



米スクリプス・トランスレーショナル科学研究所のエリック・トポル所長は、今回活用された研究手法は有効性が実証されておらず「非常に間接的で不正確だ」と指摘。これまで自らが確認したデータに基づくと、8月に感染拡大が始まったとは思えないとした。トポル氏らは、新型コロナウイルスが、昨秋に動物から人間に感染したと示す遺伝的データに言及した。



ジョンズ・ホプキンス大学健康安全保障センターの感染症専門家、アメシュ・アダルジャ氏は「8月開始説については分からない」としながらも「12月に新型コロナが認知され、世界保健機関(WHO)に報告されるよりも、かなり前に感染が拡大していたのは明白だ」と語った。

*内容を追加しました。

 

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-china-research-idJPKBN23G153

 

 

 

当ブログでは、武漢では「世界軍人スポーツ大会」が201910月に開催されたが、中国人民解放軍2019.9.18そのための新型コロナウイルスの発生による緊急演習武漢国際空港で実施した事を、既に記述している。

 

その緊急演習は「新型冠状病毒感染」緊急演習と呼んでいたのだが、この「新型冠状病毒」と言うのが日本語で言えば「新型コロナウイルス」なのである。

 

だから「新型コロナウイルス」の流行は、既にこの時期には中国は十二分に認識しており、中国軍は、感染防止の緊急演習までやっていたのである。だから「流行開始は8月」どころかそのずっと前だった、と言う事だ。習近平はそのことは十分に承知していた訳だ。

 

12月に新型コロナが認知され、世界保健機関(WHO)に報告されるよりも、かなり前に感染が拡大していたのは明白だ」と言う事である。だから世界中で、中国の非を明白にして責任を追及することは、必要な事である。

 

 

今後の世界の動きを注視しながら、「中国武漢新型コロナウイルス」は(一旦)終えるとしよう。

(終わり)