ロイターまでそのように伝えている。
ワールド
新型コロナ「人工でない」、発生源の特
定に注力=米情報当局
2020年5月1日 / 01:51 / 7日前 Reuters Staff
米国家情報長官室(ODNI)は30日、新型コロナウイルスについて「人工でも遺伝子操作されたものでもないという科学的な総意に同意する」との認識を表明した。提供写真(2020年 ロイター/NIAID-RML) 新型コロナウイルスr s5nk
[ワシントン 30日 ロイター] - 米国家情報長官室(ODNI)は30日、新型コロナウイルスについて「人工でも遺伝子操作されたものでもないという科学的な総意に同意する」との認識を表明した。
同時に「新型コロナ流行が感染した動物との接触で始まったのか、中国・湖北省武漢の研究所での事故で発生したのか特定するため、米情報当局は引き続き情報を精査していく」とした。
新型コロナを巡っては、トランプ大統領が武漢の研究所から流出した可能性があるか米政府が調査していると表明しているほか、一部では中国政府の生物兵器研究所で製造されていたウイルスが流出したとの陰謀説も広がっている。
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-usa-intelligence-idJPKBN22C34I
そして2020年5月4日に、オーストラリアの新聞で1879.7.1にシドニーで創刊された「デイリー・テレグラフ」(サタデー・テレグラフと言う表現もある)が、ある報告書をすっぱ抜いている。それは「ファイブ・アイズ」と言う米・英・加・豪・NZの五カ国の諜報機関がまとめた15頁ほどのインテリジェンス文書であるが、内容はそれほど目新しいものではなくて、「中国政府が徹底的に情報操作を行って、新型コロナウイルスを隠蔽した」と言うものである。
しかし後に、その「15ページの文書」はファイブアイズの情報ネットワークから出たものではないと明らかにしているので、ネット上の情報をうまくまとめたものではないかとの憶測も流れている。
(http://japan.hani.co.kr/arti/international/36530.html)
ファイブ・アイズ、武漢研究所は「高リスクの科学研究していた」=報道
2020年05月05日 19時21分
2020年2月、武漢市内の研究施設はコロナウイルスのサンプルを検証している。参考写真(GettyImages)
英語圏5カ国の情報機関同盟「ファイブ・アイズ」による調査報告によると、中国武漢から発生した中共ウイルス(新型コロナウイルス、武漢肺炎)について、中国当局は、発生の証拠を意図的に隠したり、破棄したりしていたことが明らかになった。
ファイブ・アイズは米国、英国、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの情報機関から成る同盟。このほど、オーストラリアのデイリー・テレグラフ週末版はファイブ・アイズがまとめた報告書を入手した。15ページの報告書には、中国共産党はウイルスが人から人への感染の可能性を知っていながら隠ぺいしたこと、また警告を発した医師への抑圧、実験室の証拠の破壊、海外の科学者に検体を提供することを拒否したことなど、既報の主張や情報をまとめたものだ。
報告では、武漢のウイルス研究所が出所だという可能性には見方が分かれるが、同研究所はリスクの高い科学研究を行っていたと指摘している。研究所に対する評価は、5カ国の情報組織のほか、米国やオーストラリアの科学者とも協力して実施されたという。
ファイブ・アイズ、中国当局が意図的に隠した重症化やヒトヒト感染
報告は、中国当局が早期警戒行動を怠り、この感染症の重症化を意図的に隠したと指摘している。特に、2019年12月31日、中国当局は検索エンジンやSNS上のウイルスに関するコメントの検閲を開始しており、「薩斯変体(SARSの変種)」「武漢海鮮市場」「武漢不明肺炎」といった言葉を検閲し、削除したことに注目している。
その3日後の1月3日、中国国家衛生健康委員会は、ウイルスの検体を指定の検査施設に移し、破棄するよう分析機関に命じ、武漢肺炎に関連した情報の「発表禁止」を発令した。
報告は、中国共産党の隠ぺいの実態を時系列に並べている。 例えば、武漢市保健委員会は1月5日、毎日の新たな感染例データの公開を中止し、13日間更新しなかった。また、発生状況を調査した北京大学第一病院の呼吸器専門医・王広発氏は1月10日、ウイルスは「予防可能でコントロール可能」であり、ほとんどの患者は「中等度か軽度」としていた。しかし、王医師自身が12日後に同ウイルスに感染した。
1月12日、ウイルスのゲノム配列を公開した上海の張永振教授の研究室は閉鎖された。1月24日、中国共産党当局者は、武漢ウイルス研究所が米テキサス大学の研究室とウイルスサンプルへの提供を拒否した。
最も悪質なのは、1月20日の時点で、中国共産党当局は、ウイルスが「人から人への感染」により拡大する可能性を否定したことだ。
ファイブ・アイズの報告書はまた、世界保健機関(WHO)を非難し、「早くも12月31日には台湾当局者から、1月4日には香港の専門家から警告があった」にもかかわらず、WHOは「誰も証拠を示していない」として、中国側の主張をただオウム返ししていると批判した。
WHOの公式Twitterアカウントには1月14日のツイートが残っている。「中国当局が行った予備調査によると、中国・武漢で発見された新型コロナウイルス肺炎は、人から人へ感染する可能性があるという明確な証拠は見つかっていない」
報告によれば、2月に「中国政府は国内の移動を厳しく制限しているにもかかわらず、米国、イタリア、インド、オーストラリア、東南アジアの隣国などに旅行制限しないよう(圧力をかけて)求めた」としている。「中国政府が1月23日に武漢を封鎖する前に、何百万人もの人々がすでに武漢を離れた」
報告書は、感染が世界に拡大した後、発生源の調査を求める各国に中国が圧力をかけたことにも言及した。4月23日、欧州連合(EU)が発表した「中国共産党のプロパガンダの世界的展開に関する報告書」は、中国の外交および経済的な脅しにより「EUは報告内容の変更を余儀なくされた」としている。また同様に、「オーストラリアがウイルスに関する独立した調査を要求したとき、中国はオーストラリアとの貿易を妨害すると脅した。同様に、米国に対しても情報の透明性を求める声に強く反応している」という。
ファイブ・アイズの報告では、武漢ウイルス研究所では、雲南省の洞窟からコロナウイルスのサンプルを発見し、「万病の薬」としてコウモリ由来のコロナウイルスを合成する研究を行っていたという。
さらに、研究所の中心人物である周鵬氏と石正麗氏は、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)でコウモリウイルスの研究を行っていた。2006年、石正麗氏は訪問学者として、CSIROの管轄下のオーストラリア疾病予防センター(ACDP)で3カ月の研究活動を行った。研究テーマは「SARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルスとコウモリの関係」だった。
米FOXニュースは4月15日、米情報当局者はウイルスは武漢の研究室から来た可能性が高いとの見方を強めていると報じた。
トランプ米大統領は4月30日、ホワイトハウスの記者会見で、ウイルスが同研究室から来たとする証拠を「見た」と述べ、「WHOは中国共産党のPR会社みたいなもの。恥をかくべきだと思う」と付け加えた。ポンペオ国務長官は5月3日の記者会見で、ウイルスが研究所から来たとの「膨大な証拠」があると述べた。大統領は「近く証拠を公表する」とFOXニュースの取材に語っている。
米FOXニュースは複数の情報源の話として、武漢の研究室のウイルスの管理基準は、新型コロナウイルスの漏えい前からずさんだと指摘されていて、中国当局は発生当初から情報を隠ぺいしていたと報じている。 そしてWHOは最初から中国の隠ぺいに協力した。
(翻訳編集・佐渡道世)
https://www.epochtimes.jp/p/2020/05/56040.html
トランプもポンペオも、中国武漢・新型コロナウイルスは武漢病毒研究所から出たものだと、強調していた。
「トランプ米大統領は4月30日、ホワイトハウスで記者会見し、新型コロナウイルスが中国湖北省武漢市にある中国科学院武漢ウイルス研究所から流出した疑いが出ている問題に関し、ウイルスの起源が同研究所であるとする証拠を「見た」と述べた。」とは、先に紹介した「sankei.com」の記事の一節である。
(続く)