尖閣諸島問題(44-1)

このように軍備増強を続ける中国に対して、アメリカは本当に日本を守ってくれる

意思があるのか。相手は凶暴な共産主義国家である。サンフランシスコやロスア

ンゼルスを火の海にしてまで、日本を護ってくれるだろうか。中国にそんな風に脅

かされるとしたら、いくら第七艦隊を持っているアメリカといえども、くずくず言いな

がら引き返すのではないか、と危惧する。やはりここでは、日本を殲滅しようとす

れば、中南海から上海、深セン・香港なども火の海になる、と言える位の反撃力

を備えるべきではないかい。

中南海とは紫禁城の西側には中海と南海という2つの湖があり北京の中南部に位置する庭園を意味するが、そこには1949年新中国成立以降、中国共産党本部や中華人民共和国国務院が置かれており、あたかも日本の「永田町」に匹敵する地域となっている。

しからば日本の安全保障はどうなっているのか、また如何にあるべきか。

(10)日本には安全保障政策がない。

先ず次の記事を参照願おう。

30.1、【正論】櫻田淳 安全保障政策の不備こそ問え200812190718東洋学園大学淳教授・櫻田淳

配信元:産経新聞 2008/12/19 07:18更新

 ≪173カ国中の149位≫

 「百年に一度」と評される世界規模の金融危機津波は、日本でも景気後退

局面を招き、世の人々の関心を内向きにしているところがある。しかしながら、そ

うした時節であればこそ、日本の安全保障政策が直面する根幹的な「現実」

確認することは、大事である。

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【正論】櫻田淳 空幕長論文の正しさ・…http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/201096/

外交・安全保障政策の要 軍歴40年ジ…http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/199746/

(続く)