番外編・プリウス急加速問題(39)

しかしいくら「電子制御システム」に問題は無いといっても、議員の先生達はその

事を信用できないらしい。かくなるうえはロンダ・スミスをもう一度公聴会に呼ん

で、議員の先生方に吊るし上げてもらいたいものだが、偏見に凝り固まっている

議員の先生方では埒が明かないであろう。なんとなれば、議員の先生方は、こ

んな場合にはマフィアや暴力団よりも性質(たち)が悪くなっているからである。

選挙のためなら何でもやるのが、議員の先生方の性分である。その点はオバマ

も同類項なのである
(当ブログの2009年2月4日のバラク・フセインオバマ

統領のNO.6を参照のこと)
。挙句の果てには米議会は、トヨタの依頼で電子制

御の不具合の有無を調べている外部の調査にも、疑問を投げかけている。そし

てまだETCSが原因ではないかと疑い続けているのである。この件はNHTSAが

8月末までにまとめると言っている調査結果に、期待したいものだ。ただし偏見無

く正直に報告してもらいたいものだが、自己の主義主張のためなら何事もやらか

しかねない米国議会と大統領のことである、このレポートに何が書かれるか分

かったものではない。


と言うのも、過去に日本は米国にいやと言うほど煮え湯を飲まされているからで

ある。先にも引用しておいた「ハル・ノート」はその最たる例であり、このため日

本はやむを得ず大東亜戦争を遂行せざるを得なくなっている。更にはその伏線

として、1919年の「国際連盟」規約委員会での日本の提案した「人種差別撤

廃条項
」を、運営の規則を無視して強引に葬り去ってしまったウッドロー・ウイ

ルソン
大統領の存在もある。(
この件は、小生のブログ・2008年12月28日の

日本は侵略国家ではありません」のNO.8の第11節に詳述しているので、是

非参照願いたい。


更には、2009年8月20日
尖閣諸島問題」NO.110での「広島原爆投下の

新事実」なども参照願いたい。アメリカは広島の空襲警報の解除を待って、エラノ

・ゲイ(B29)を広島上空に進入させて、日本人に原爆を直接被爆させるように仕

向けたのである。しかもルーズベルトは原爆の開発を統括していたが、原爆投

下を命じたのはF.D.ルーズベルトの急死を受けて大統領に就任したハリー・S・

トルーマン
である。彼は原爆投下の前に日本が降伏してしまわないかと危惧し

ていたとも言う。


それにもう一つ。'10.5.24の日経新聞夕刊に載っていたものだが、オバマのホ

ワイトハウスの裏工作
が明るみになっている。ペンシルベニア州の上院議員へ

の立候補者を決める民主党予備選挙では、オバマの推薦する候補者が対立

候補者よりも支持されていなかったために、ホワイトハウスは対立候補者に出

馬辞退を働きかけていたと言う。結果はオバマの推薦する候補者は予備選に負

けている。しかも予備選に勝ったその候補者は、結局、本選では共和党に惨敗

したのである。


事ほど左様にオバマも、自分のためなら何をしでかすか分かったものではない

のである。だからGMのためなら、どんな手段を使ってもトヨタを潰しにかかって

いるのである。NASAと言えどもその報告書には、日本政府も注意を払っている

必要がある。

           

p96「出馬辞退なら有力ポスト」 ホワイトハウスの裏工作発覚
2010/5/24 9:51

 オバマ米大統領が支援した現職上院議員が落選した18日の
ペンシルベニア

での民主党予備選を巡り、ホワイトハウスが対抗馬に
出馬を辞退すれば有

力ポストに就ける
との働きかけをしていたことが23日、明るみに出た。11月の

上院選進出を決めたセスタク下院議員は取引を拒み、裏工作は失敗したとい

う。支援候補敗退に続く失態は
政権への新たな打撃となりそうだ。


 上院選候補を絞り込む予備選で
オバマは昨年4月に共和党から民主党

くら替えしたスペクター上院議員
支援しかし党内の支持は生え抜きのセス

タク氏に集まった。米紙ニューヨーク・タイムズなどによると、オバマ氏がメンツを

失うことを懸念した周辺が
セスタク氏の引きずり下ろしに動いた。


 ホワイトハウスのギブズ報道官は23日のCBS番組で「法律顧問らに確認した

が、不適切な取引はなかった」と主張。セスタク氏はNBC番組でポストの打診が

あったことは認めたが、裏金提供などの疑惑は否定した。


 共和党には格好のスキャンダルとあり、スティール全国委員長は「取引の詳細

を明らかにすべきだ」とコメントした。(ワシントン=大石格)

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0E6E2E2958DE0E6E2E7E0E2E3E29C9CE2E2E2E2;at=ALL

            

ロンダ・スミスの顔写真やロンダ・スミスの証言の非科学的な事を証明しているブ

ログは、下記のURLを参照の事。なお小生のブログは4月15日のNO.10を参

照の事。

http://blog.goo.ne.jp/think_pod/e/a9aa1311f85c4ddd4ff96c2af2efb153?fm=rss


ロンダ・スミスもさることながらロンダ・スミスを公聴会へ連れ出したショーン・ケイ

ンやトヨタの電子制御にイチャモンをつけた南イリノイ大学のギルバート教授ら

に対しては、トヨタとしては恨み骨髄に徹していた事であろう。彼らの矛盾点をあ

げつらう事を画策していたようだ。

  

p73大学教授らの信用失墜を工作?=トヨタが広報戦略-米紙報道
(2010/05/15-16:48) 時事通信

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は14日、トヨタ自動車が大

規模リコール(回収・無償修理)問題に絡み、同社を批判していた大学教授とコ

ンサルタントの信用失墜を図る広報戦略を立案していたと報じた。意見広告掲

載などの動きには至らなかったが、下院エネルギー・商業委員会が調査している

もようだ。

 同紙によると、トヨタが標的としたのはトヨタ車の電子制御システムの欠陥を証

明したと主張していた南イリノイ大学のギルバート教授と、急加速事故を追及し

ていた自動車業界調査会社のケーン社長。今年2月の下院エネルギー・商業委

公聴会で証言した2人に関し、2人の主張の矛盾などを問う世論調査を実施し

たという。(2010/05/15-16:48)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010051500264
(続く)