日清戦争開始120年に考える。(37)

さて、小泉純一郎元首相が靖国神社を参拝し続けた事は、まことにすばらしい事であった

が、安倍晋三小泉純一郎氏に(学んではいるであろうが)是非学ぶべきであろう。


アメリカの(お馬鹿な)オバマがなんと言おうが、靖国神社を参拝すればよいのである。


失望した」ことに「大いに失望した」と、言っておけば良いのである。


そして「国の為に殉じた方々に対して、尊崇の念を持って参拝しているのです。そして二度と

このような戦争を起こしてはならないとお祈りしているのです。それが何故いけないので

すか。私は特定の人に対して参拝をしているのではありません。」と言えばよいのです。


ですから、(お馬鹿な)オバマに「失望した」などと言われて参拝しないと言う事は、国の為

に殉じた方々に対する尊崇の気持ちに反することになります。だから堂々と、靖国神社

参拝すればよいのです。それが日本国の総理としての、当然の道なのです。


それでも(お馬鹿な)オバマがごちゃごちゃ言い出したならば、核武装の研究はおおっぴら

に始めればよいのです。


参考までに2006年(H18年)の、小泉総理のインタビューを載せる。

 

小泉総理インタビュー

平成18年8月15日

質疑応答

【質問】 総理、今回はどのような気持ちで参拝されましたでしょうか。


小泉総理】 これは毎回申し上げているのですが、日本は過去の戦争を踏まえ反省しつ

つ、二度と戦争を起こしてはならない。そして今日の日本の平和と繁栄というのは、現在生

きている人だけで成り立っているのではないと。戦争で尊い命を犠牲にされた、そういう方

々の上に今の日本というのは今日があると。戦争に行って、祖国の為、また家族の為、命

を投げ出さなければならなかった犠牲者
に対して、心からなる敬意と感謝の念を持って

靖国神社に参拝しております。今年もこの気持ちに変わりはありません。


 今までの過去5年間の私の靖国神社参拝に対する批判をね、よく考えて見ますと、大方、

3点に要約されるんじゃないかと思います。まず一つはね、中国・韓国は不愉快であると反

発しているからやめろという意見。これはどうですかね、私は日中・日韓友好論者なんで

す。就任以来、現に中国や韓国との友好交流、様々な分野で拡大を続けております。そうい

う中で、どの国ともね、一つや二つ意見の違い、対立あります。それで、一つの意見の違い

がある、不愉快なことあると、それによって首脳会談を行なわないことが良いのかどうかと、

私はいつでも首脳会談を行う用意があると言っているんですよ。しかも、靖国神社参拝を条

件にしてね、この参拝をしなければ首脳会談を行うと、するならば首脳会談行わないという

のが、果たして良いのかどうか。私は、これはよろしくないと思っています。


 日本の首相というのは、民主的な手続によって選ばれた首相であります。日中間、日韓

の間には様々な課題もある。私は今までの日中首脳会談、日韓首脳会談においても、未

来志向で友好を図っていこうと、お互い、相互互恵、相互依存関係、これを深めていこうと、

中国の発展、韓国の発展というのは日本に脅威というよりも、むしろ日本にとってもチャンス

なんだという事をはっきり表明して、未来志向で友好、交流を進めていこうということを申し

上げているんです。それに対して、私を批判する方、これは、しかし中国が嫌がっているこ

とはやるなと、突き詰めて言うと、中国・韓国が不快に思うことはやるなということでしょ、

これについて批判する方をどう思うか。


 もし私が一つの問題で私が不愉快に思う、仮にね、中国・韓国が日本の安保理常任理事

国入りに反対しています。これは日本にとっては不愉快だと、だから私は中国・韓国と首脳

会談行わないといったらどちらを批判するでしょう。私は中国が反対しても、韓国が反対し

ても、首脳会談いつでも行いましょうと言っているんですよ。今回もそうですね、私が拒否し

ているんじゃないんです。という事は、中国の嫌がることは止めなさいというのが靖国参拝

批判の一つですね。中国に不快な思いをさせちゃいけません。中国のいうことを聞きなさ

い、韓国のいうことを聞きなさい、そうすればアジア外交が上手くいきます。私は必ずしもそ

うじゃないと思いますね。一つや二つ、どの国も意見の違いや対立あります、そういうのを

乗越えて未来志向で友好関係を進展させていくのが、日本としても他国にしても大事じゃ

ないでしょうか。


 中にはね、小泉はアメリカと親しいと、アメリカのブッシュ大統領靖国参拝するなと言え

ばしないだろうと。そんなことはありません、ブッシュ大統領靖国参拝するなと私に言った

としても、私は行きます。もっともね、ブッシュ大統領はそんな大人気ないことは言いません

けどね。


 もう一つはね、A級戦犯が合祀されているから行っちゃいかんという議論。これはね、

私は、特定の人に対して参拝しているんじゃないんです。この戦争でね、苦しい思いをさ

れ、できれば避けたかった、戦場に行きたくなかった多くの兵士がいるんです。そういう方

々の気持ちを思ってね、何という苦しいつらい体験をせざるを得ない時代に生まれたのだろ

うかと、そういう犠牲者に対してね、心からやっぱり哀悼の念を表すべきだなと、これ日本

の文化じゃないでしょうか。特定の人がいるから後の人のことは考えなくていいと、一部の、

自分では許せない人がいるから、それより圧倒的多数の戦没者の方々に対して哀悼の念

をもって参拝するのが何故いけないのか、私はA級戦犯の為に行っているんじゃないです

よ。多くの戦没者の方々に哀悼の念を表す。二度とこのような苦しい戦争をさせてはいけ

ない、そういう気持ちで参拝しているんです。


 それと第3点、憲法違反だから靖国神社参拝しちゃいかんという人がいます。これもね、

憲法第19条、第20条、これを良く読んで頂きたい。私は神道奨励するために靖国神社

行っているんじゃありません、今説明したように。また過去の戦争を美化したり、正当化した

りするために行っているんじゃありません。また軍国主義を称揚する、そういうような気持ち

で行っているのではありません。今申し上げたように、二度と戦争を起こしてはいけないと、

戦没者に戦争に行って斃れた方々、こういう方々の犠牲を片時も忘れてはいけないと、そう

いう気持ちでお参りしているんです。そして、第19条の思想及び良心の自由はこれを侵し

てはならない。これどう考えますか、正に心の問題でしょ。これを日本の首相が日本の施設

にお参りする、お祈りする、それを、外国の政府もっともだといって、小泉はいかん、小泉を

批判する。これが本当に良い事なのかどうか、今の日本の誰にでも許されている自由とい

う問題をどう考えるのか。


 私は伊勢神宮にも毎年参拝しています。その時には何名かの閣僚も随行しています。

別に私は強制していません。そして、皆さんの前で神道形式に則って伊勢神宮に参拝して

います。その時に憲法違反という声起こりませんね。何故なんでしょうか。私はこういうこと

から、賛否両論あっていいんです、日本は言論の自由認められていますから、今までもこう

いう事を私は答弁なり、普段の話でしているんです。今回も全くその同じ気持ちで参拝して

いるんです。


【質問】 何故、今回、終戦の日8月15日を選ばれたのでしょうか。

小泉総理】 これはね、最初、多くの方々が8月15日だけはやめてくれと、様々な方から

言ってまいりましたね。そういう方々の意見も聞かなきゃいかんなということでね、敢えて15

日を避けて参拝してきました。8月13日、或いは4月、10月、1月と、しかし、8月15日を避

けても、いつも批判や反発、そして何とかこの問題を大きく取り上げようとする勢力、変わら

ないですね。いつ行っても同じです。ならば、今日は適切な日ではないかなと。これから

戦没者の追悼記念式典もおこなわれます。私はこれから千鳥が淵の戦没者墓苑にお参り

をします。戦没者の追悼式典にも出席します。適切な日だなと判断いたしました。

(続く)