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続続・次世代エコカー・本命は?(6)

ISOの認証のご利益が台無しとなってしまう。

 

トヨタ車体株式会社の審査認証を担当した審査機関は、(財)日本自動車研究所審査登録センターだそうだが、このような火災を起こしてしまっては、環境でも品質でも、もう一度再審査をしなければ、JARI-RBの審査レベルを疑われることになろう。

 

また、http://www.toyota-body.co.jp/csr/environment/topics/2016/20160401.pdf における

 

第6次「トヨタ車体環境取り組みプラン」(2016~2020年度)を策定 

 

2.第6次 トヨタ車体環境取り組みプランの実施項目と目標  では

 

生産環境 低炭素 生産活動におけるCO2排出量の低減  として 目標値

 

生産CO2排出量

温室効果ガス排出量(CO2以外)

 

となっているが、その大本となる設備管理については、基本事項として当然の実施事項のためなのか、例えば「設備メンテナンス精度の向上」などと言った目標値の設定はない。

 

 

更には、

 

環境への取り組み

 

環境取り組み体制   として

http://www.toyota-body.co.jp/csr/environment/system/index.html

 

CSR委員会(社長)

    ↓

生産環境委員会(担当役員)

    ↓・実施事項として

省資源、省エネ、資源の再利用、生産活動に関する基本事項の審議、教育・啓発

 

とされており、ここにも設備管理の項目はない。

 

 

まあ、設備管理などは、環境でも品質でも基本中の基本となるもので、日常活動で徹底されているため、取り立てて目標設定の必要はない(日常管理で徹底されている)ものと思われるが、どうであろうか。

 

今一度、管理体制は見直されてしかるべきではないのかな。老朽化が進んていれば尚のこと、設備管理の日常項目の一つでも、このようにISOの目標管理項目に挙げておいてあれば、全社的にそれなりに設備管理の徹底が行き届いていたのではないのかな。

 

トヨタ車体ともあろう会社で、火災を起こしてしまっては、誠に恥ずかしい限りである。

 

と言ってもトヨタ自動車本体でも火事は発生させているので、トヨタ車体だけが責められるものでもないのであるが、どこの会社でも火災発生防止対策は必須事項であろう。

 

トヨタ本体の工場火災をネットで探してみると、色々と記事が載っていた。次の3件を紹介しよう。かなり頻繁に火災は発生しているようだ、ただしいずれもボヤ程度であったらしい。と言っても火が出るということは、重大な事案なので、トヨタとしても根本的な対策が必要ではないのかな。と言っても物理的な対策と言うよりも、各組織、そして各従業員一人一人がそれぞれ自覚をもって業務に励む、ということに尽きるのではないのかな。中間管理職の意識がどんな状態にあるか、ということが重要な事であり、そのためトヨタは常に人づくりに注力しているようだ。まあどんな会社でも同じ課題を持っていることであろうが、これは大変なことだ。

 

 

トヨタ堤工場で火災、プリウス 生産に一部遅れも

2011215日(火) 1925

堤工場(資料画像)

トヨタ自動車の堤工場(愛知県豊田市)で15日午前、火災が発生した。午後には鎮火し生産を再開したが『プリウス』などに一部、生産の遅れが出た模様だ。

同社によると、火災はプリウス、『カムリ』のボディ部品を生産する成形プレス第2ラインで午前950分に発生した。正午には鎮火し、午後255分に生産を再開したが、この火事で建屋の屋根の一部を消失した。けが人はいなかった。出火の原因は調査中としている。

火災により第2ラインのプリウスやカムリの生産に一部、遅れが生じた模様で、残業で対応する見通し。第1ラインでの生産に影響はなかった。

 

http://response.jp/article/2011/02/15/151912.html

(続く)