【尖閣国有化】
「うちが狙われるとは」 サイバー攻撃被害の組織
2012.9.19 20:54 [尖閣諸島問題]
改ざんされたウェブサイト
日本政府が尖閣諸島の国有化を閣議決定した11日以降、日本国内で相次いだサイバ
ー攻撃被害を受けたのは比較的小さな公的機関が多く、標的となった理由も判然としな
い。関係者は「うちが狙われるとは思わなかった」と戸惑っている。
東工大世界文明センター(東京)のホームページ(HP)は中国国旗で埋め尽くされた。
担当者は「授業で領土問題は扱わず、留学生も多くないのに…」。 最高裁が運営する裁
判所のHPは14日の改ざん判明後、19日夜の段階でも閲覧できない状態だ。昨年も衆
参両議院へのサイバー攻撃が明らかになったばかりで、ある政府機関の担当者は「重要
な公的機関の危機感が足りない」とあきれ顔だ。
防衛省などでも閲覧障害が発生した。大量のデータを送り付けられた可能性があり、情
報セキュリティー会社「ラック」の担当者は「人口の多い中国から一斉に攻撃を受ければ、
防ぐのは不可能だ」と指摘する。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120919/crm12091920560039-n1.htm
【尖閣国有化】総務省や最高裁、銀行など国内19ウェブサイトにサイバー攻撃 中国で攻撃予告
2012.9.19 15:42 [尖閣諸島問題]
改ざんされたウェブサイト
警察庁は19日、政府が尖閣諸島の国有化を閣議決定した11日以降、総務省や最高
裁判所、銀行など国内の計19のウェブサイトがサイバー攻撃を受けて閲覧が困難になっ
たり改竄(かいざん)されたことを明らかにした。
警察庁によると、中国のハッカー集団の掲示板に攻撃対象として日本の行政機関や企
業などが掲載されたほか、中国の大手チャットサイトなどに攻撃予告などが書き込まれて
いた。
このため、警察庁は中国が発信元とみて不正アクセス禁止法違反容疑などで関係する
警察本部に実態解明を指示するほか、関係機関に注意を促す方針。
ハッカー集団のサイトなどには約300の日本の団体が攻撃対象として掲示されており、
このうち総務省統計局や、銀行、電力会社など11のサイトで一時、閲覧困難となったほ
か、最高裁や東北大病院など8のサイトでも中国の国旗の画像などが表示される改竄が
確認された。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120919/crm12091915430030-n1.htm
東工大HPが中国国旗で埋め尽くされる サイバー攻撃で情報流出
2012.9.19 14:23
東京工業大は19日、同大世界文明センターのホームページ(HP)がサイバー攻撃を
受け、センターが主催したイベントの参加者の氏名や電話番号など、延べ1068人分の
個人情報が流出した、と発表した。これまでのところ情報の悪用は確認されていない。
尖閣諸島の国有化に抗議する中国の反日デモとの関連は不明だが、画面上が中国国
旗で埋め尽くされていたという。
同大によると、中国国旗の上に短いメッセージがあったが、文字化けしていて、内容は分
からないという。HPはすでに閉鎖した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120919/crm12091914250025-n1.htm
このように東シナ海では、中国の得意とする『戦わずして勝つ』ための三戦、即ち
「輿論戦」「心理戦」「法律戦」を応用してあらゆる戦いを現在挑んでいる。しかし中国もこ
の三戦をバージョンアップさせて、と言うよりもこのところ衣の下から中国共産党の本性を
現して、現在は「輿論戦」」「心理戦」「法律戦」「武力戦」となっている。このステップでの
手始めの対外膨張のトライが、次に述べる南シナ海での軍事侵略だったのである。
西沙諸島や南沙諸島は、相手がベトナムやフィリピン、インドネシアなどの中国から見れ
ば小国が相手だった。だから西沙諸島はベトナムからフランスが撤退した直後から侵略
を始め、軍事占領して分捕ってしまった。南沙諸島はフィリピンからアメリカ軍が撤退する
と同時に、これまた軍事侵略をして分捕ってしまった。その後フィリピンのEEZ内のスカボ
ロー環礁までも占領している。
これらは既に当ブログでそれなりに細かく紹介している。
(続く)