女々しいぞハリル、代表監督不適格(7)

ハリルホジッチ2008年からコートジボワールの監督として、2010611日から始まる第19回W.Cup南ア大会への最終予選を突破させていたが、その3ヵ月前の2010228日に突然解雇されている。

 

それと言うのも20101月のアフリカ・ネーションズカップでは優勝を期待されていたにもかかわらず、準々決勝で敗退してしまったからである。この敗退でハリルは解雇されたわけであるが、これには政治的な理由もあったようではあるが。

 

 

翻ろうされたコートジボワール代表

エリクソン新監督任命の背景

木村かや子  201045() 10:30

W杯3カ月前に監督を解任

アフリカ選手権でベスト8に終わったコートジボワール。この後、ハリルホジッチ監督は解任された

アフリカ選手権でベスト8に終わったコートジボワール。この後、ハリルホジッチ監督は解任された【Photo:AP/アフロ】
コートジボワール201004030006-spnavi_2010040300005_view

 長いことさまよった末に、ついにコートジボワール代表監督が、スベン・ゴラン・エリクソンに決まった。この元イングランド代表監督の名は、前指揮官が解雇された直後から候補に名を連ねていたのだが、その当時、本人はあまり興味を示していないと伝えられていたのだ。しかし、後任候補の筆頭だったフース・ヒディンクが申し出を断ってから、その名が再浮上。監督解任劇から1カ月が経った3月28日夜半、エリクソンの監督就任は、コートジボワールの国営テレビで大々的に発表された。



エレファンツ”(コートジボワール代表)の監督はなぜなかなか決まらなかったのか――。それを語る前に、まず、なぜ前監督バヒド・ハリルホジッチがワールドカップ(W杯)を3カ月後に控えた2月28日、突然解雇されるに至ったのかについて説明する必要がある。

 ディディエ・ドログバサロモン・カルー(共にチェルシー)ら欧州トップクラブで活躍するスター選手、また現在リールでゴールを量産しているジェルビーニョといった新進気鋭の選手も擁するコートジボワールは、アフリカ最強の代表と誉れ高い。当然のように、今年1月のアフリカ・ネーションズカップ(アフリカ選手権優勝が期待されていたのだが、彼らは準々決勝でアルジェリアに敗れてベスト8で敗退。これが、監督交代劇の引き金を引いた。



 とはいえ、パリ・サンジェルマンなどを率いたことで知られるハリルホジッチは、監督に就任して以来、アルジェリアに敗れるまで23試合負けなしの好成績を誇り、コートジボワール史上最高の監督とたたえられていた。つまり、このアフリカ選手権での黒星は、彼が指揮した24試合で初めての敗戦だったのだ。W杯が間近に迫っている時に、たった1つの黒星で解雇――常識に照らせばかなり無謀に思えるこの決断の裏には、政治的問題が絡んでいたと言われる。



コートジボワール代表の目標は、アフリカ選手権優勝だった。政治家たちはわれわれにプレッシャーをかけ始めていた」。ハリルホジッチは解雇の直後、いら立ちを隠せない様子でこう説明した。

「何としてでも優勝しなければならない、というのが大統領からのメッセージだった。わたしには、なぜ解雇されたのか本当の意味で理解できないが、彼らは誰かを生贄(いけにえ)にしなければならず、血祭りに挙げられたのが監督だったんだ」

 

大統領選挙がサッカー人事に与えた影響

 この不可解な行為の理由を知るには、アフリカの政府とサッカーの関係を知っておかなければならない。元カメルーン代表のパトリック・エムボマが、一度こう説明したことがある。

代表の成績は、選挙にも大きな影響を与える。例えば、カメルーンがアフリカ選手権で優勝したり、W杯でいい成績を挙げれば、現政府や首相が次の選挙で再選される可能性はぐっと高くなるのさ。だから代表の成績は、政府にとって非常に重要なものなんだ」



 コートジボワールの大統領選挙は、通常5年に一度行われ、現大統領が勝利を収めたのは2000年。ところが05年に行われるはずだった選挙が、さまざまな理由から延びに延びて現在に至っているという背景がある。07年、それから08年だと言いつつ何度も延期された後、今度は10年、つまり今年の実施が予定されているのだ。選挙の後延ばしは現政府が苦戦を予想している証拠であり、そのため、現政府と大統領にとってアフリカ選手権での代表の成績は、この上なく重要な要素だった。



 そんな政治的緊迫感の中で代表が期待外れの成績に終わり、国民の怒りが爆発する中、政府は国民の支持と自分たちの覇権を守るために、大々的な手を打つ必要に迫られた。こうして、プレッシャー下に置かれたサッカー協会会長ジャック・アヌマは、自分の首を守るため、ハリルホジッチを生贄とすることを決めるのである。スポーツ面のことだけを考えれば、アフリカ選手権の1敗を事故ととり、迫るW杯を考慮して続投させた方が賢明だったはず。前監督自身が主張したように、彼は政治的思惑のとばっちりを受けたと見て間違いない。

 

当初は興味を示していたヒディンクだが……

 次になかなか後任監督が決まらなかった理由は、単に、協会が目星をつけた候補にことごとく断れたからだった。アフリカの状況に詳しい『フランス・フットボール』誌のパスカル・フェレ氏によれば、会長は最初、簡単に代わりを見つけられると高をくくっていたらしい。国民を納得させるためには、後任監督はビッグネームでなければならない。誰をも納得させる候補は、言うまでもなくヒディンクだった。

・・・・・・・   (以後略)
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201004030006-spnavi?p=1


何はともあれハリルホジッチにしてみれば気の毒な事ではあったが、肝心な試合で敗退したことは確かな事である。それまでの23試合負けなしであったと言うので、全くの気の毒としか言いようがないのであるが、何故か運がなかったと言う事であろう。

 

ここでは絶対に勝たなければならないと言う事は、ハリルホジッチにしても分かっていたことであろう。ここで負けたと言う事は、ハリルホジッチ本番に弱いと言う事ではないのかな。

(続く)

女々しいぞハリル、代表監督不適格(6)

だから選手から意見が出たのだ。香川真司の場合も、本田と全く同じであった。

 

 

サッカー香川真司“代表落ち”の理由は「ハリルとの大ゲンカ」!? ウワサの真相に迫る

20171116210

日刊サイゾー

香川真司写真拡大

 10日、ブラジル代表に1-3というスコア以上の完敗を喫し、15日の早朝にもベルギーに0-1で敗れ、欧州遠征で2連敗を喫した日本代表。その敗戦直後に掲載された「デイリー新潮」の記事が、サポーターの間で話題になっている。記事のタイトルは「香川真司の代表落選で浮上 大スポンサー『アディダス』のスパイク問題」だが、衝撃的なのはその記事内容である。

 なんと日本代表のヴァヒド・ハリルホジッチ監督と、ザッケローニ元監督時代から代表の10番を背負ってきた香川が、今年の10月に行われたニュージーランド戦後に、ホテルの部屋から声が漏れるほどの怒鳴り合いをしたというのだ。

 その発端はというと、ハリルホジッチ監督の戦術についてとされているが、本当に両者は口論になったのだろうか? サッカーライターに聞いた。

「その可能性は十分にあると思います。香川だけでなく、本田圭佑なども抱えていた戦術への不満が、よりによって彼ら不在の今回の欧州遠征で浮き彫りになりました。ハリル監督は、相手に合わせた戦術を採用しています。それ自体は悪くないのですが、問題は、ハリル監督の戦術が相手に警戒された時に、何もできなくなってしまうことなのです」

 確かに今回の欧州遠征では、その傾向が顕著だった。

 ブラジル戦では、最初の10分こそ前線からプレスをかけたものの、いなされ続けてリズムをつかめなかった。そして、先制点を奪われると、ドタバタしてしまい、立て続けに2ゴールを献上。ブラジルが控えメンバーのテストを行う後半まで、日本代表の見どころはゼロだった。

 続くベルギー戦も、当初は新メンバーのテストをほのめかしていたが、ブラジル戦の内容をメディアに酷評されたことで、ハリルホジッチ監督は結果を求めた。

 ブラジル戦同様に立ち上がりからプレッシングをかけて、ベルギーを慌てさせることに成功する。ところが、ベルギーが日本のプレスを警戒し、逆に日本にボールを持たせるようになると、勢いはトーンダウン。ハリルホジッチ監督お決まりの「縦パス1」しか活路がなく、攻撃パターンのなさを露呈してしまう。

 結局、ベルギーに先制点を奪われ、その後も攻勢に転じられず、0-1で敗れてしまった。香川がハリルホジッチ監督に指摘しているのは、相手に警戒された時に、どうやって得点を奪っていくのか? という部分だろう。だが、記者会見を聞いていても、ハリルホジッチ監督には、その術がないと先述のサッカーライターはいう。

「日本人選手には個人戦術が足りない。それは、2006年のジーコ監督時に明確になった。にもかかわらず、ハリル監督はジーコ同様に選手に柔軟な戦術対応を求めている。ハリル監督が率いた過去のチームではうまくいっても、今の日本には合っていない。それを香川も感じているのでしょう。香川はドルトムントユルゲン・クロップ(現リヴァプールFC)、マンチェスター・ユナイテッドでは“サー”アレックス・ファーガソンといった世界的名将の下でプレーしています。そういった監督と比べると、攻撃パターンの少ないハリル監督は無能に見えるのかもしれません」

 ちなみに、サッカーメディアの間でも、ハリルホジッチ監督の評価が二極化されているとのこと。40歳より下のライターたちは、「ハリル監督は経験も豊富で、学ぶことも多い。ハリル監督以外にない」と支持しており、40歳から55歳の間のライターは「世界にはハリル監督よりも良い監督がいる」という否定派が多いらしい。

 故に、賛否両論の記事が出ており、それ自体は健全だと思うのだが、本当にハリルホジッチ監督でいいのかという議論は、まだまだ足りていない気がする。だから今こそ、香川や本田の声に耳を傾けるべき時なのかもしれない。
(文=TV Journal編集部)
http://news.livedoor.com/article/detail/13901566/

 

本田圭佑の場合も、香川真司の場合も、ハリルホジッチ監督に意見具申をした結果、代表落ちをしている。と言う事は選手とのコミュニケーションが全く取れていない、と言う事ではないのかな。

 

尤もお互いに意見を出し合いながら、納得する線へ持ち込むと言う妥協が出来なかった、と言う事なのでしょう。この場合監督としては、どのようにして納得させるか、納得してゆくか、と言ういわゆる話し合い・妥協と言ってもよいが、そういう事がハリルとしては不可能であったと言う事である。

 

一般的には選手たちが納得できなかったのであれば、監督が妥協して選手たちがやりやすい方法を採用して、その結果で少しずつ監督のやり方をとってゆく、と言う事が正解ではなかったのかな。

 

それを、ハリルホジッチは出来なかったのである。一般的には技術スタッフもいることであるから、彼らや選手たちも含めてそれなりの議論をして、落としどころを作って強化してゆき更には試合を進めてゆく、と言う事が必要であった。そのようにして試合を通して、徐々に自身の考えを浸透させてゆくというステップが必要であった。

 

しかしハリルホジッチは、それをやらなかった。自分が一番偉いと確信していたからである。ハリルにしてみれば、「何を東洋のチビ共が言っているのか。俺の方が経験も技術も戦術も上だ。だから俺の言う事をやっていればよい。」とまあこんな風に思っていたものと思われる。ハリルは東洋人又は日本人に対して、人種的偏見を持ち合わせていたとしか思えないのだ。ハリルの頭の中には、「東洋のジャップめ」という意識が、少なからずこびりついていたものと思われる。これでは監督失格である。

 

だから本田にしても香川にしても、干されていったのである。これでは(一刀両断的な仕打ちでは)監督不適格ではないのかな。

 

百戦錬磨の?と思っていたハリルホジッチは、幾たびも戦火をくぐってきているから、「俺の言うことには間違いがない」と、本気で思っていたのではないのかな。

 

これでは監督失格である。決して百戦錬磨でも危ない戦火をくぐってきた強者でもなかったのである。単なるハリルホジッチの自惚れである。

 

これだからハリルホジッチは、以前にも監督解任の憂き目にあっていたのではないのかな。

(続く)

女々しいぞハリル、代表監督不適格(5)

いつの間にか本田圭佑が見られなくなったと思っていたが、彼も香川真司と一緒で、ハリルホジッチに意見を述べた結果、次から代表にも呼ばれなくなった、と言う事だった。昨年の6月と書いてあるので2017.6.13イラン戦の前後のことであろう。

 

 

本田はなぜハリル前監督に勝てたのか 「監督よりも権限を持つ男」 過去にも“反逆の歴史”

zakzak zakzak

2018/04/18 17:05

 

   結局日本代表の主軸としてW杯に臨む本田(ゲッティ=共同)

  • ハリル前監督(写真)は解任され、西野監督は本田に頼るしかない 

 W杯ロシア大会(6月14日開幕)に臨むサッカー日本代表は結局、FW本田圭佑(31)=パチューカ=中心のチームとなることが確実だ。バヒド・ハリルホジッチ前監督(65)の戦術に異議を唱え、干された時期もあったが、日本協会の田嶋幸三会長(60)が「選手とのコミュニケーションや信頼関係が薄れた」ことを理由に前指揮官の電撃解任に踏み切ったのは、一選手である本田に軍配を上げたことを意味する。なぜ監督以上の権限を持つことになったのか。本田は日本代表を救えるか。(夕刊フジ編集委員久保武司

 本田とハリルホジッチ前監督の“冷戦”が抜き差しならない状況に陥ったのは、昨年6月。W杯アジア最終予選イラク戦に向けた、テヘラン(イラン)での合宿中のある夜のことだった。守りを固め、攻撃は縦のロングパス一辺倒のハリル戦術に不満を募らせた本田が、監督室を訪れ直接激論を交わしたという。

 「2時間という報道があったけれど、実際はそれ以上だったと聞いてます。担当通訳は声が出なくなるほど疲弊したそうですから」(日本代表OB)

 ハリル前監督は聞く耳を持たず、本田をその後代表から外すという措置で応じた。

 しかし、本田が単なる不満分子と違うのは、チームメートから圧倒的な支持を受けているところ。内情を把握した日本協会も最終的には選手側につき、ついにハリル解任に踏み切ることになった。

 本田の“反逆の歴史”は、2008年北京五輪にさかのぼる。1次リーグ3戦全敗に終わったのだが、最終戦のオランダ戦の試合前、反町康治監督=現J2松本=は「彼らはうまいから深追いするな」と守備的戦術を指示。ところが当時の日本代表は本田が音頭を取り、これを無視して前がかりに戦った。強豪に0-1で惜敗したものの、ボール支配率で上回るなど善戦している。

 

 本田は試合後「(反町監督のいうことは)ごもっともだけど、オレの考えは違った。(オランダは)そんなに怖くない。圧倒できると思ったから、他の選手とも話して、前からいこうとなった」と明かした。

 一選手の分際で監督をないがしろにする本田の物言いは、一部で批判を浴びたが、当時からチームメートだったFW岡崎(レスター)、MF香川(ドルトムント)、DF長友(ガラタサライ)らは本田の主張に賛同していた。

 岡田武史氏(61)=FC今治オーナー=が日本代表を率いた10年W杯南アフリカ大会もしかりだ。

 岡田氏は今年の年明け、ハリルジャパンで干されていた本田について「圭佑は本大会にキチッと合わせて調子を上げてくる。オレは心配していない」と断言。「監督批判? オレの時の方がもっとすごかったよ」と苦笑していた。

 南ア大会の直前は、ハリルジャパンよりも低迷していたが、「本田の1トップ」という新機軸を打ち出し、これがハマってベスト16進出を果たしている。

 W杯本大会を2カ月後に控えた段階で突然指揮を託された西野朗監督(63)は、選手から絶対的な支持を受ける本田を中心にチームをつくる以外に、有効な手段はないだろう。

 本田もメキシコリーグ後期だけで7得点、シーズン通算10得点の好調ぶりだ。

 ポジションは、ハリルジャパンでの右サイドではなく、本田自身が「わが家」と呼ぶ得意のトップ下。もしくは、岡田監督時代同様「ワントップ」のような奇手を打つ可能性もある。

 戦術的にも、本田の意向に添い細かいパスワークを取り入れるはず。3月27日のウクライナ戦に1-2で敗れた際、DF長友は「圭佑みたいに(DFが苦しい状況で)勇気ある選手がね、下りてきてタメを作って、そこで時間をつくったりとか、僕はディフェンスラインから見ていて助かった」と語り、本田がいなかったら惨敗していたとの見解を示した

 本田がこれほどチームメートから人望を集めるのはなぜか。選手としても戦術論でも優れていることも理由だが、それだけではない。

 現役選手にしてビジネスにも熱心で、国内では複数のフットサル場を経営。欧州や東南アジアのクラブ経営にも参画している。

 そこで、現役を引退したかつてのチームメートらに「何もしていないなら、オレのところで働いてみろよ」と声をかけ雇用。自身の現役引退後には、本格的にサッカー選手のセカンドキャリアの受け皿として仕事を提供する意向だという。

 サッカー界からビジネス界への転身といえば、元日本代表の中田英寿氏(41)がパイオニアだが、こちらは「日本酒のアドバイザー」や「宮大工」など、基本的に自分の趣味の延長線上でエンジョイしているに過ぎない。親分肌で浪花節の本田とは根本的な違いがあり、ここに本田が支持される理由がある。

 ハリル前監督は今週中に再来日し、記者会見を開く予定。本田についてどんな見解を示すか興味深いが、いずれにせよ、日本代表内での権力闘争はすでに勝負がつき、2度と覆ることはない。

https://www.zakzak.co.jp/spo/news/180418/spo1804180004-n3.html


何はともあれ、ピッチ上で試合をするのは選手たちなので、選手たちが団結して動かなければ試合にはならないことは確かだ。団結させるのが監督の最も大切な仕事なのだ。この大切な仕事を、ハリルは放ったらかしていたのではないのかな。だからダメなのである。

 

団結できなければ試合には勝てないのであるが、それでもハリルは依怙地であった。ハリルの言う「縦バス1本」でも他に応用動作ができるような攻撃態勢が取れれば、それはそれでよかったかもしれないが、どうもハリルの「縦パス1本」は、単なる縦バスだけだったようだ。

(続く)

女々しいぞハリル、代表監督不適格(4)

理解者減り、孤立深め

 一方で(*4)「選手のことを語る時のまなざしは本当に温かい」「今の態度は選手の精神面を変えるためにあえてやっている」と擁護するスタッフもいた。しかし、ハリルホジッチ監督を招へいした前任の強化担当者らが派閥争いで協会を去らざるを得なくなる不運もあり、徐々に理解者が減り、孤立を深めたことも響いた。

(*2) ハリルホジッチ監督は世界基準を掲げ、ゴールを目指す縦方向のスピードが速いサッカーを日本代表に植え付けようとした。これに対し、田嶋会長は「全否定はしないが『日本のサッカー』を大事にしないと。ボールをつないでいくサッカーを志向してほしい」と方向転換を示唆した。徹底した分析に基づいた戦術と巧みな用兵を真骨頂とする策士は、(*6)温めていたであろう秘策をW杯で披露することがないまま、戦いの場から去った。

8年前にも「直前解任」

 W杯を約2カ月後に控え、7日に日本代表監督を解任されたハリルホジッチ監督。コートジボワール代表を率いていた2010年にも、W杯を前に代表を離れ、本番で指揮をとることができなかったことがあった。W杯開幕前に代表を離れるのは2度目となった。

 ハリルホジッチ監督は08年にコートジボワール代表監督に就任し、10年W杯南アフリカ大会のアフリカ予選を突破した。だが、同年1月のアフリカ選手権では準々決勝で敗退。このため、W杯開幕約3カ月前の同年2月に解任された。

意思疎通は重要/予選突破の監督、続投すべきだ

 ハリルホジッチ監督の突然の解任に、サッカーファンらからは「なぜ今なのか」と驚きの声が上がり、賛否両論が聞かれた。

 札幌市中央区の幼稚園教諭、幸坂優衣さん(20)は解任のニュースを聞き「なぜ、このタイミングなのか」と思ったという。ただ、監督の采配には疑問を感じていて「香川(真司)選手ら有名選手が出なくなり、サッカーを見なくなった。解任で良かったのでは」と歓迎する。福岡市中央区の自営業、小鳥居(ことりい)美穂さん(56)も「若手の起用に明確な方針が見えなかった」と話す。

 選手との信頼関係を重視し、交代を肯定的に受け止める人も。名古屋市千種区の無職、西村洋和さん(70)は「言葉やサッカーに対する考え方などで選手との間に壁があった。スポーツも仕事と同じでコミュニケーションが重要。できないのなら解任は仕方ない」と見る。愛知県長久手市の会社員、加藤久雄さん(46)は「選手の士気が下がっていたのでリセットせざるを得なかったと思う」と言う。

 奈良県田原本町の会社員、小泉良輔さん(29)は西野朗新監督の手腕に期待する。「本番まで時間がなく信頼関係を築くのは大変だと思うが、かつてガンバ大阪をJリーグ優勝に導いた指導力を生かして勝利をつかみ取ってほしい」

 一方で、ハリルホジッチ監督を擁護するファンもいる。「世界で勝つための現実的なサッカーを目指していたのでがっかりした」というのは山口市の居酒屋店長、山下泰明さん(35)。さいたま市南区の無職、鈴木雅之さん(71)も「チームを強くするために一生懸命だった。予選を突破した監督についていくべきだった」と語る。

 京都市西京区の会社員、吉田夏葉(なつは)さん(33)は「もう少し早く決断すべきだったのではないか」と協会に批判的だ。大阪府枚方市の会社員、工藤まみさん(47)も「協会幹部たちも責任を取って辞めるべきではないか。幹部の西野さんが監督になるのはおかしいが、他に適任者がいなかったのかもしれない」と話した。【まとめ・竹内麻子】

https://mainichi.jp/articles/20180410/ddm/041/050/158000c

 

 

 

(*1)「ワールドカップ(W杯)で勝つ確率を1%でも2%でも高めたいから--」とは、将に藁をもすがる思いではなかったかな、日本サッカー協会は。

 

(*2) ハリルホジッチ監督は世界基準を掲げ、ゴールを目指す縦方向のスピードが速いサッカーを日本代表に植え付けようとした。これに対し、田嶋会長は「全否定はしないが『日本のサッカー』を大事にしないと。ボールをつないでいくサッカーを志向してほしい」と方向転換を示唆した。と言ったところに、今回のポイントがあるのではないかと、小生は感じている。

 

ハリルホジッチのやろうとしたことは、どうも現在の日本チームのパラダイムに全くあっていなかったものと思われる。どうもハリルホジッチのアフリカでの経験をそのまま、と言ったら語弊があるかもしれないが、日本チームに(無意識的に)植え付けようとしていたのではないのかな。

 

それは、日本人の体格・体力や考え方に、全く合わなかったのではなかったのかな。

 

田嶋幸三会長がハリル解任を決断させたものは、(*3)・・・こんなにうまくいかなかったことは今までないと協会にも強い危機感があり、 スタッフ、選手の声を聞き入れない高圧的な態度は反発を生み・・・」とあるように、監督とチームメンバー間の軋轢が無視できないほどに膨らんでいたからに他ならない。

 

しかも監督の采配に文句とは言わないまでも、意見を唱える者は実力があっても、容赦なく代表から外されていったのである。(*4)「選手のことを語る時のまなざしは本当に温かいとは本当であろうか。それは表面だけのことであり、本質的には温かくはなかったのではないのかな。温かければ選手の意見もよく聞いた筈である。スタッフ、選手の声を聞き入れない高圧的な態度は反発を生み・・・」とあるように、全く聞き入れなかったようだ。

 

これでは、日本代表チームがうまくいくはずがない。このままW杯に向かって行っても、目ぼしいものは何も得られなかった、と言う事になったことであろう。進歩どころか退行でしかない、と言う事になりはしないかと、心配であった。

 

この論考では(*5)2018.12.17(東アジアE-1選手権の韓国戦惨敗の翌日)に、日本サッカー協会の「トップ3」が緊急に会合して、ハリルホジッチ監督の解任を決めた様であるが、そのかなり以前からハリルの監督としての評判は、芳しくなかったようだ。

 

監督とチームメンバー間の軋轢のために、だから2018.3.23マリ戦での負けに等しい引き分け、2018.3.27ウクライナでの惨敗へとつながっていったのである。

 

これより前の韓国戦の翌日の2017.12.17には、田嶋幸三会長はハリル解任の腹を固めていたのではあるが、そのために確認の場が、ベルギーだったのである。

 

協会としては、ベルギーでの親善試合で、韓国戦の惨敗をどのように建て直したかを見たかったものと思われる。日本サッカー協会としては、石橋をたたいたのであろう。

 

(*6)温めていた秘策がどのようなものであったかは知らないが、あればこの場でハリルは示すべきであった。それを示していればベルギーでの戦いも少しは変わったかも知れないのであるが、そんな秘策はなかったのである、と思われる。

 

かくしてヴァイッド・ハリルホジッチは、首を切られたのである。当然である、何の改善も見られなかったからである。

 

かなり以前からハリルの監督としての評判は、芳しくなかったと言う事は、(*7)次の記事を読めばよくわかる。

(続く)

女々しいぞハリル、代表監督不適格(3)

こんなことで、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督にはあまり良い印象を、持つことは無かったのである。

 

案の定今年に入ってのベルギーでの国際親善試合では、全くと言ってよいほど良いところがなかった。ワールドカップに出場できなかった国との親善試合である。ある意味勝って当たり前、という評価をされてしまう戦いである。ワールドカップでは、勝ち抜いてきたチームと一戦を交えるのである。そのレベルに達しないチームとの試合には、楽勝でなくても辛勝でもよいから、勝たなくては始まらないのである。本番では、それ以上の実力のあるチームと対戦する訳であるから、ここで負けてしまっては元も子もないのである。

 

どうもハリルの業績を見ると、本番前がトップのレベルで何故だかは知らないが、本番ではかなり力が落ちてくる状態と見受けられるのである。

 

だから日本サッカー協会も、気が気ではなかったのではないのかな。

 

だからハリルボジッチは、2度もワールドカップを逃すことになったのであろう。

 

 

 

解任報道のハリル、「またW杯を逃す」? 2010年大会でも3ヶ月半前に解任

20180409(Mon)1101分配信

photo Getty Images

ヴァイッド・ハリルホジッチ
日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images


 日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が解任されるという報道は、多くの各国メディアでも伝えられている。ロシア・ワールドカップを間近に控えたタイミングでの解任報道は驚きをもって受け止められている。

「ヴァイッド・ハリルホジッチが月曜日に解任される」「ワールドカップ2ヶ月前の解任」などといった形で伝えられる中で、フランスなどのメディアでは「ハリルホジッチまたワールドカップを逃す?」などの言葉もある。

「また」と言われるのは、過去にも同様の経験があるためだ。ハリルホジッチ監督はコートジボワール代表を率いた際にも、ワールドカップ予選を突破しながら本大会では指揮を執ることができなかった。

 ハリルホジッチ監督は2008年にコートジボワール代表監督に就任。アフリカ予選を突破して2010年ワールドカップ出場権を獲得した。だが20101月に行われたアフリカ・ネーションズカップでの早期敗退により、ワールドカップ3ヶ月半前の227日に解任される結果となってしまった。

 2014年大会ではアルジェリア代表を率いて予選を突破し、本大会でも決勝トーナメント進出を果たして高い評価を得たハリルホジッチ監督だが、日本代表を率いてロシアへ向かうことはないのだろうか。

【了】
https://www.footballchannel.jp/2018/04/09/post264579/


そんなわけで、2018.4.7日本サッカー協会田嶋幸三会長は、わざわざパリまで飛んで行ってハリルボジッチに直接解任を伝えたのであった。田嶋会長にしてみれば、少しでも「武士の情け」を示したかったのであろう。と言っても、ハリルにはこのことは少しも分からなかったことでは無かったかな。だから監督としても、ダメなのである。

 

 

 

サッカー

W杯直前、異例の解任 ハリル監督「まさか…」 選手との溝修復、限界

毎日新聞2018410日 東京朝刊

 

厳しい表情でハリルホジッチ監督の解任について記者会見をする日本サッカー協会田嶋幸三会長=東京都文京区で2018年4月9日午後4時32分、西本勝撮影

 

 

 「ワールドカップ(W杯)で(*1)勝つ確率を1%でも2%でも高めたいから--」。サッカー日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督解任を発表した日本サッカー協会田嶋幸三会長は、9日の記者会見で顔を紅潮させながら繰り返した。異例のW杯2カ月前となる電撃解任劇に至った理由を50分あまりにわたって説明。時には語気を荒らげる様子も見せながら、理解を求めた。【大島祥平】

 田嶋会長はハリルホジッチ監督に7日にパリ市内のホテルで会い、解任を直接伝えた。ハリルホジッチ監督はびっくりした様子で「まさかこういうことを言われるとは」「なぜこの時期に」などと言い、動揺と怒りも感じられたという。

 

 

 最終的に決断の「引き金」となったのは、低調な内容に終わった3月のベルギー遠征。一部の選手からは、監督の戦術や采配への不満の声も漏れていた。田嶋会長は試合の結果や、聞き取り調査をした選手の意見だけではなく「総合評価」で検討し、「チームが一緒になって信頼しあい、コミュニケーションをとりあうことができないと思ったからの(解任という)決断」と説明した。戦術の方向性などを巡るチーム内の不協和音は以前からあったものの「最後の重要な遠征で立ち直っていい方向に行くきっかけにしたいと努力した」。しかし「しっかり溝を埋めるまで至らなかった」と、限界を超えたことを強調した。

協会、年末に緊急会合

 解任論はくすぶり続けていた。昨年12月(*5)東京・味の素スタジアムでの東アジアE-1選手権の韓国戦1-4と惨敗した翌日。日本サッカー協会田嶋会長、W杯2大会で日本代表を率いた経験がある岡田武史副会長(当時)、西野朗技術委員長の「トップ3」が緊急会合で顔をそろえた。

 その席で、田嶋会長が監督解任を提案。「後任は?」と聞かれると「岡田さんか西野さんがやればいい」。しかし翌日には代表監督も出席する2018年の日本代表日程発表が予定されており、解任に踏み切るには時間も足りない。それ以外の時も、節目では勝つなど決定的な解任の材料がなく、いつも消極的理由で続投と判断された。

視聴率低下に焦り

 日本代表をとりまく状況も変化していた。ある協会幹部は(*7)昨秋に本田(圭佑)を代表から外した頃からおかしくなった。結果も出ていないし、テレビの視聴率も下がり、国民の期待値も下がっていた。(*3)こんなにうまくいかなかったことは今までない」と危機感があったことを明かす。

 W杯直前の解任という結末を招いた原因は、求心力が低下したハリルホジッチ監督自身にもある。(*3)スタッフ、選手の声を聞き入れない高圧的な態度は反発を生み、監督に近い協会関係者でさえ「もう少し(人情に配慮した)『浪花節』があれば」「言っていることはまっとうだが『アメ』のあげかたが下手」と苦言を呈していた。

(続く)

女々しいぞハリル、代表監督不適格(2)

まあそんな話よりも、日本新監督の西野朗氏が、誰を選ぶかと言う事であろう。早くもそんなに話題が、巷を賑わせてくることでしょう。

 

 

サッカー日本代表サプライズ選出は誰? 注目は「東京五輪世代」

栗原正夫2018.4.24 16:00AERA#W

西野新体制で招集されるか注目が集まる中村憲剛 (c)朝日新聞社

 

 ヴァイッド・ハリルホジッチ65)から西野朗63に指揮官が代わったことで、 少なからず戦い方に変化が出る。いちばんの焦点はやはりメンバー選考だ。

*  *  *
 現状では514日に予備登録メンバー35人のリストをFIFA国際サッカー連盟)に提出。その後、メンバーを絞り国内合宿に臨み、西野監督にとってはロシアワールドカップ(W杯)最終メンバー選考前唯一となる530日のガーナ戦(横浜)を経て、その翌日にも本大会に臨む23が発表されるという。

 西野監督は、開幕まで時間がない中で前体制でのメンバーが「ベースになる」とする。しかし、就任会見では「やはり技術力を最大限に生かしたい。組織的なところで結束して戦う」と、デュエル(11の個の勝負)や縦に速い攻撃を強調した前監督のスタイルから日本らしい組織力を生かしたスタイルへの回帰を示唆。また、「過去の経験や実績」も大事としており、ハリルホジッチ体制ではチャンスの少なかったFW本田圭佑31パチューカ)、FW岡崎慎司32、レスター)、MF香川真司29ドルトムントらのメンバー入りも予想される。

 気になるのは、彼らのほかにも主将の長谷部誠34、フランクフルト)や長友佑都31ガラタサライ)、吉田麻也29サウサンプトンといった選手は引き続き選出が濃厚で、主力がほぼ前回大会と変わらない状況もあり得ること。もっといえば、名前を挙げた選手は全員2011アジアカップ優勝時から変わらないわけである。

「チームは生き物」とはよく言ったもの。どんなにいい選手が集まろうとも長い年月とともにマンネリ化し、停滞感を生んでしまうものだ。だからこそ、西野監督がどんなメンバーを招集するかは非常に興味深い。

 くしくも前監督の解任の引き金となった3月の欧州遠征でも、最もチームに勢いを与えていたのは新戦力として招集された今季ポルトガルリーグで9ゴールと好調の中島翔哉23ポルティモネンセ)だった。

 

 果たして、西野監督は誰を選ぶのか。代表未招集で面白そうなのは、今季オランダリーグ移籍1年目で8ゴールを挙げているFWの堂安律(19フローニンゲンだ。415日のローダJC戦でも右サイドから中央へ切り込んで得意の左足でゴールを決めるなど、とくにシーズン後半になって調子を上げている。日本代表に数少ない左利き。浅野拓磨23シュトゥットガルトのような爆発的なスピードはないが、高い技術力は日本人監督好みかもしれない。

 コーチには東京五輪を目指すU21代表監督の森保一氏も入閣しただけに、東京五輪世代のエース候補である堂安の抜擢は将来にもつながる。

「移籍直後は、Jリーグとの違いに戸惑いもありましたが、体の大きい選手とのプレーにも慣れて、年明け以降はホントに調子がいい。西野さんもオレも元ガンバだし(笑)、選んでくれたらやる自信はあります」(堂安)

 もう1人若手を挙げれば、16リオ五輪代表で現在はオーストリアザルツブルクでプレーする南野拓実2315161617シーズンと2季連続で2桁ゴールを記録したほか、今季も45日のヨーロッパリーグ準々決勝第1戦のラツィオ戦で途中出場ながらゴールを挙げているなど勝負強さは魅力だ。

 そして、秘かに代表入りを願う声が多いのがJ1川崎F中村憲剛37だ。もはや大ベテランとなったが、昨季はチームをリーグ優勝に導くなど年齢的な衰えをまったく感させない。過去の大会でも日本代表はW杯直前にベテランを招集した例は多く、経験豊富なだけでなく、柔らかい人柄と中盤ならどこでもこなせるユーティリティー性を考えも理想的といえる。

「この年になっても、名前が挙がるのはうれしい。呼ばれたら、もちろん。それがなければ、この年でモチベーションは保てないですから(笑)」(中村)

 困難な状況から脱するためにも、今度はポジティブなサプライズを期待したい。(スポーツライター・栗原正夫)

AERA 2018
430日-57日合併号

https://dot.asahi.com/aera/2018042300045.html?page=1

 

 

とまあ話は尽きないが、日本代表の選出は又の楽しみとして、ハリルホジッチ解任の話に話題を移そう。というのも小生としては、ハリルホジッチ監督から受ける印象が、最初からなんとなくうさん臭く感じられてスカッとしていないのである。

 

それと言うのも、2017.12.16の東アジアE-1選手権での対韓国戦での1×4での大敗もさることながら、2016.9.1に行われたW杯アジア最終予選初っ端のUAEで、1×2で負けた事が痛く頭に残っているのだ。その時なんとなく嫌な感じがしたものである、この監督でよいのであろうかと。

 

その後2017.8.31オーストラリア戦2×0で、劇的な勝利をもぎ取りワールドカップ出場を決めたのであるが、最終試合となった2017.9.5サウジアラビア0×1で、惨敗している。何か肩透かしを食ったような感じで、イヤーな予感がしたものである。いくらワールドカップ出場を決めたからと言って、あまりにも尻切れトンボと言った感じではないのか。

(続く)

女々しいぞハリル、代表監督不適格(1)

 

2018年サッカーロシアワールドカップは、2018.6.14(木)から2018.7.15(日)まで行われる。

今回のFIFAワールドカップは第21回目となる訳だが、日本は6大会連続6回目の出場となる。

 

ちなみに連続の6大会とは、次の大会である。

 

1998年 フランス大会 グループリーグ敗退、全敗。加茂周監督解任岡田武史監督へ。

               ジョホールバルの歓喜で、ワールドカップ初出場となる。

2002年 日韓共催大会 Best1621分。 フィリップ・トルシエ監督

2006年 ドイツ大会 グルーブリーグ敗退、2敗1分け。ジーコZicoやせっぽち)監督、惨敗。

              ジーコは愛称、アルトゥール・アントゥネス・コインブラが本名。 

2010年 南ア大会 Best1621分、オシムのパスサッカーの後を岡田武史が引き継ぐ。

             岡ちゃんごめんね大会

2014年 ブラジル大会 グルーブリーグ敗退、全敗。アルベルト・ザッケローニ監督。

2018年 ロシア大会 西野朗監督ヴァイッド・ハリルホジッチ監督解任)、

              加茂周監督解任時と状況が酷似している様に小生には見える。 

              加茂周もベテランを外して若手を登用したが、結果出ずだった。

 

ロシア大会では、

サムライブルーグループHに属しており、次の日程で試合が行われることになっている。

日本のグルーブステージ初戦は、619日、21:00で、コロンビアとサランスクで行われる。

 

 

グルーブH

日時日本時間  対戦カード   開催地 ロシアWcup会場    

6/19(21:00) コロンビア VS 日本  サランスク7

6/20( 0:00) ポーランド VS セネガル  モスクワ1&2

6/25( 0:00) 日本     VS セネガル  エカテリンブルグ4

6/25( 3:00) ポーランド VS コロンビア  カザニ11

6/28(23:00) 日本     VS ポーランド  ヴォルゴグラード8

6/28(23:00) セネガル  VS コロンビア  サマラ9

 

 

ロシア大会の開催地は次の通り。

http://isee-lab.com/russia-wcup-2018-stadiums/ より地図をお借りして示す。

 

f:id:altairposeidon:20180427001929j:plain

 

 

このロシア大会での日本代表の合宿地は、カザン(KAZAN' カザニとも)だと言う。まあ昨年末に決まっているので、そのまま引き継がれることでしょう。

 

 

 

 

【日本代表】ロシアW杯のキャンプ地はカザンに決定! 決め手になったのは…

20171214  カテゴリ:日本代表  広島由寛(サッカーダイジェスト)

 

カザン入りする前にも事前キャンプを予定。

ロシアW杯では、各会場へ比較的スムーズに移動できるカザンを拠点に戦うことに。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

代表キャンプ地33771_ext_04_0

 ロシア・ワールドカップに挑む日本代表のキャンプ地が決まった。1214日の練習後、西野朗技術委員長が明らかにした。
 
「ワールドカップに向け、ドローが終わりまして、予選のマッチスケジュール、会場も決まりました。代表チームのベースキャンプ地は、カザンです。モスクワから1時間20分ぐらいですかね。ルビン・カザンのトップチームが使っている施設を利用させてもらうことになりました」
 
 カザンに決めた理由は、「宿舎とレーニング環境が同じ施設内にある」ことや「全会場の中心にあるなかで、各会場への移動の負担が軽くなる」点が決め手になったようだ。
 
 なお、ロシアでの拠点となるカザンに入る前には、異なる場所で事前合宿を予定しているが、それに関しては「日程、場所については検討、調整中」とのことだ。
 
 グループHに組み込まれた日本は、コロンビア(@サランスク)、セネガル(@エカテリンブルク)、ポーランド(@ヴォルゴグラード)と戦う。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

 

http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=33771

(続く)