しかしながらいくら祈っても、既に悪影響は眞子さまの全てに及んでいるようだ。あの小室文書も、解決金のアイディアも、全てが眞子さまが仕組んだものとの認識が、世間全体に行き渡ってしまっているようだ。
先月28日発売の「週刊文春」は「『甘いのよ!』小室圭さんを叱った眞子さま暴走愛全内幕」を読めば、そのことがよくわかる。
しかしながら秋篠宮さまは、いささか腑に落ちないが、眞子さまと小室圭氏との結婚は認めると、おっしゃっている。
眞子さま結婚「認める」…秋篠宮さま55歳誕生日
2020/11/30 00:00
55歳の誕生日を前に記者会見される秋篠宮さま(20日、東京都港区の赤坂東邸で)=代表撮影
秋篠宮さまは30日、55歳の誕生日を迎え、これに先立ち行われた記者会見で、婚約が内定している長女眞子さま(29)と小室圭(けい)さん(29)について「結婚することを認める」と述べられた。結婚の延期後、秋篠宮さまがお二人の結婚を認める考えを明らかにされたのは初めて。時期は明言されなかった。
秋篠宮さまは2年前の記者会見で、小室家を巡る金銭トラブルを念頭に、小室家側に「相応の対応」を求め、「多くの人が納得し喜んでくれる状況」にならなければ婚約の儀式は行えないとの考えを示された。
今回の会見では、「婚姻は両性の合意のみに基づく」との憲法24条の規定を理由に、「(本人たちに)確固たる意志があれば、尊重するべきだ」と説明された。ただ、お二人の結婚は「決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない」と指摘。小室家側の「相応の対応」については「全くしていないかと言えばそんなことはない」としつつも「それが見える形になるのは必要なこと」と丁寧な説明を求められた。
会見では「結婚と婚約は違う」とも指摘。今後の予定は「追って考えていく」とし、婚約の儀式を行うかどうかは言及されなかった。
お二人は2017年9月に婚約が内定したが、18年2月に結婚を20年に延期すると発表。眞子さまは今月13日、「結婚は自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択」とのお二人の気持ちを文書で公表された。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201129-OYT1T50120/
これは昨年の11月30日の記事で少し古いが、この記事によると秋篠宮さまは眞子さまと小室圭氏との「結婚は認める」が、「納采(のうさい)の儀」は行えない、と述べられている。しかも「結婚と婚約は違う」ともおっしゃっている。これは何を意味するものであろうか。
結婚は両性の合意に基づくものであるので、確固たる意志があれば結婚は出来るが、この場合は、皇室としての制度に則っての結婚とはならないものである、と言うことを意味しているのではないのかな。
有体に言ってしまえば、お前たちは勝手に結婚してもよいが、皇族としての結婚は認めないしできないよ、だから 納采(のうさい)の儀はやらないよ、と言うことを意味しているのではないのかな。
もし皇族として結婚したければ、「それ相応の対応」を(小室家は)取るべきであり、(眞子さまは)取らせなさい、と言うことでは無いのかな。
と言うことは、眞子さまには皇族を離脱してから小室圭と結婚せよ、と暗に言っていることに等しいのではないのかな。いわゆる廃嫡である、眞子さまとは親子の縁を切ってから小室圭と一緒になれ、と言っていることに等しいのである。
とはかなり大胆な解釈であるが、秋篠宮皇嗣殿下のお言葉であるので、そんな意味にもとれるものである。この件は既に2021年05月02日の当ブログのNO.29で言及しているので、ご承知のことではあると思われるが、秋篠宮家やご皇室全体への悪影響が、それなりに目に見える形になってきていることへの心配なのである。
秋篠宮皇嗣殿下が眞子内親王様を廃嫡できるのか、最悪の場合には日本のご皇室を守るためには、ご決断あそばされることを願わざるを得ないものである。
事実秋篠宮皇嗣殿下は、眞子さまと小室圭氏とのお二人のお気持ちを支えてゆかれると言う意味で、「それ相応の対応」が必要であるとは言っていないと、明確に述べられているからである。
「ウソをつく人は嫌いです」小室圭氏が金銭トラブル等の説明でクリアすべき“皇族と結婚するための根本条件”
大山 寛大 2020/12/14 genre : ニュース, 社会
秋篠宮ご夫妻もたしかに恋愛結婚だったが
「きっちり説明していくことで、批判にも応えていけるのではないか。説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要だ」
秋篠宮ご夫妻の長女眞子さまと小室圭氏の結婚を巡って、批判的な報道が繰り返されていることについて宮内庁の西村泰彦長官は、12月10日の記者会見で、このように述べ、小室氏側にしっかりとした対応を求めた。
小室圭氏(左下)に苦言を呈した西村泰彦宮内庁長官(左上)と秋篠宮さま、眞子さま ©文藝春秋/時事通信社/共同通信社/JMPA/
この記事の画像(44枚)
先日の本欄で私も、「もっともっと小室氏が前に出て説明してほしい疑問点が多い。小室氏がより積極的に、理解を得ようとしない限り、秋篠宮ご夫妻や多くの国民たちの不安や不信感はぬぐえないのではなかろうか」と、指摘したばかりだ。
秋篠宮家関係者から「ウソをつく人は嫌いです」という声を聞いたことがある。秋篠宮ご夫妻もたしかに恋愛結婚だった。しかし、「秋篠宮ご夫妻が交際中は、何でも包み隠さず相手に話していたのではなかったのか」という話も漏れ聞こえる。いずれにしても報道されている金銭トラブル等の真実を知るのは小室氏の側だ。説明責任を果たすべきは小室氏側だろう。混迷する結婚問題の行方は、小室氏側の対応のいかんにかかっている。
立皇嗣の礼を終えたばかりの秋篠宮さまは11月30日、55歳の誕生日を迎えた。これに先立って行われた記者会見で、眞子さまの結婚問題について次のような考えを示した。
秋篠宮ご一家 秋篠宮さま、11月30日54歳御誕生日を前に(宮内庁提供)
秋篠宮さまがおっしゃった「結婚と婚約の違い」とは
「いろいろな対応をしているとしてもですね、やはりそれが見える形になるというのは必要なことではないかなあというふうに思っております」
「実際に結婚するという段階になったら、もちろん、今までの経緯とかそういうことも含めてきちんと話すということは、私は大事なことだと思っています」
今回の西村長官の発言は、こうした秋篠宮さまの考えを踏まえたものだろう。振り返ってみると、秋篠宮さまの姿勢は、一貫しているのだ。
2018年11月に行われた誕生日会見で秋篠宮さまは、「小室さんに関わること、これが毎週のように週刊誌等で報道されていることは(中略)承知はしております」と、前置きした上で、「今でもその二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべきだと思います」、「今いろんなところで話題になっていること、これについてはきちんと整理をして問題をクリアするということ(が必要)になるかもしれません。そしてそれとともに、やはり多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは,いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」との見解を披露している。
55歳の誕生日を前に記者会見される秋篠宮さま(2020年11月) ©時事通信社
「支えていくという意味でお話ししたのとは違います」
さらに、記者から「『相応の対応』ということを仰られましたけれども、これは、お二人の結婚の意思が今も非常に堅くて、そのお気持ちを今後も支えていかれるというふうに受け止めてもよろしゅうございますでしょうか」と聞かれ、秋篠宮さまは「支えていくという意味でお話ししたのとは違います」と、やんわり否定。
そして、「相応の対応というのはこちらの対応ではなく相手側の対応ですね。(中略)やはりきちんと、どういうことなんだということを説明をして、そして多くの人に納得してもらい喜んでもらう状況を作る、それが『相応の対応』の意味です」と、より丁寧に自分の意見を解説した。
足りなければ、2度でも3度でも説明を
私も少し噛み砕いて、補足してみたい。秋篠宮さまが言いたいことは、小室氏側の金銭トラブルが週刊誌等でひんぱんに取り上げられ、これだけ騒がれている。やはり、このことについて小室氏たちが、しっかりと説明をする。
1度で足りなければ、2度でも3度でも何度でも、秋篠宮さまや多くの国民が納得できるまで、丁寧に根気よく説明を繰り返す。そして、国民の多くが疑念や不信感をぬぐいさることができ、心から2人の結婚を喜んでくれる、そうした状況にならなければ駄目だ、ということでないだろうか。
学生時代に小室さんは眞子さまに出逢った
そうでないと、2人の正式な婚約に当たる納采の儀は行えない。正式な婚約ができないということは、内親王として結婚式まで進めませんと、秋篠宮さまは、はっきり説明しているのだと思う。
もちろん、秋篠宮さまは、「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し」と、書いてある憲法を尊重している。そして、2人が本当に望んでいるのなら、当然の権利としての結婚は認めるとの姿勢も当初から変わっていない。
眞子さまが成年をお迎えになるに当たっての記者会見 ©JMPA
国民の敬愛の対象である内親王としての自覚や誇りを
しかし眞子さまは、皇位継承順位第1位の皇嗣秋篠宮さまの長女であり、内親王という重い立場にあることも忘れないでほしい、と私は考える。国民の敬愛の対象である皇室の一員である。皇籍を離れるその日まで、内親王としての自覚や誇りを持ち続けることも大事なことではなかろうか。
11月30日の誕生日に際しての会見で、秋篠宮さまは、「決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない」と述べた。今でも正式な婚約に当たる納采の儀は行えないとの考えに揺るぎがないことを示したと、私は受け止めている。
結婚が延期されて、2021年2月で丸3年となる。眞子さまに、これ以上、悲しい思いをさせないためにも、小室氏の誠実な対応と丁寧で納得のいく説明を求めたい。
2017年9月3日、婚約内定記者会見での眞子さまと小室圭さん ©JMPA
https://bunshun.jp/articles/-/42182?page=3
そして秋篠宮皇嗣殿下は、「皇嗣」として、皇室全体や将来の天皇家である秋篠宮家を守ることをご決断されたと言う。眞子さまを勘当することも辞さない覚悟をされたようだ。
それでこその、秋篠宮皇嗣殿下である。
(続く)