大紀元 epochtimesには、まだまだこの手のニュースがある。次は密造食塩による食中毒
ニュースだ。
4.5a、中国広東省:密造食塩で食中毒者続出 0611080955
【大紀元日本11月8日】中国中央テレビ「ウィークリー・ニュース」によると、この2年で密造に
よる粗悪な食塩が広東省で出回り、市販されている食塩の約二割が不良品で有害であると
いう。中央社が伝えた。
報道によると、今年四月、広東省湛江子徐聞県で大規模な食塩密造現場が摘発され、毎
年8000トンの密造食塩が広州、中山、湛江等の省内各市場に入っていることがわかった。
6月には、同省増城市で特大の亜硝酸事件が発生、中毒者8人のうち1人が死亡した。
それから間もなく同市でまがい物の食塩が発覚し、密造食塩4トンを押収した。
報道によると、ある店舗では、工業塩を食用塩に混ぜ込んでいたため、貴州省余慶県では
10月、50人以上が亜硝酸塩中毒となり死亡者まで出る事件が発生した。
10月8日、貴州省余慶県龍鶏鎮の飲食店でビーフンを食べた客50人以上が、食後に前後
不覚となり、鎮内の救急病院に搬送され、「亜硝酸塩中毒」と診断され、内一人が死亡した。
県疾病予防センターの検査では、ビーフンの中に混入していた工業塩が原因であると判明し
た。
専門家の指摘では、工業塩の化学名称は「亜硝酸塩」であり、実際は一種の化学工業
原料で、白色不透明な結晶体で食塩によく似ているが、食塩とは違い着色作用と防腐作用
がある。人体に直接摂取すると、0・2グラムで中毒を引き起こし、0・3グラムで死に至るとい
う。
中国衛生部が提供している資料では、亜硝酸塩の販売使用に対する管理が徹底していな
いため、中国各地では毎年のように亜硝酸塩中毒の事件が100件以上発生しており、化学
性食中毒のトップを占めている。
今年上半期だけで、この種の中毒事件が60件以上発生しており、中毒者400人以上、死
亡者は20人を数えている。
(06/11/08 09:55)
http://jp.epochtimes.com/jp/2006/11/html/d19695.html
全く中国と言う国は恐ろしい国である。金になれば何でもやる、人が死のうがカネになれば知
ったことではない、と言うことか。しかも中国共産党政権は、それを取り締まることも出来てい
ない、否、ひょっとしたら中国共産党政権そのものがぐるになっているかもしれないのだ。な
んとなれば、この記事によると毎年8,000トンの密造食塩が出回っていると言っているで
はないか。きっと地方の行政府もそれで私腹を肥やしているものと考えられるのではないか
な。これではたまったものではない、中国に居るだけで不具にされてしまう。更には、漢方薬
までもが、にせものだと言う。
4.5b、香港製・漢方薬「ワニの乾し肉」、約9割が偽造品0612041138
【大紀元日本12月4日】香港中文大学中医中薬研究所の研究によると、香港で現在市販さ
れている喘息の治療薬「ワニの乾し肉」、これの約9割が「オオトカゲ」の肉による模造品であ
ると判明した。中央社が1日伝えた。
中文の畢培曦・生物学教授とシャウ鵬柱・生物化学教授らが、2006年に分子生物学技術
を利用して、香港湿地公園で有名な「ワニ」と「トカゲ」の双方の血液を比較、市販されている
漢方薬「ワニの乾し肉」11品種についてDNA鑑定を実施したところ、約九割が模造品と分
かった。
鑑定の結果によると、調査標本11種の内、一品種だけが本物の「ワニの乾し肉」で、残り
はすべて「オオトカゲ」の肉であったという。
シャウ教授は1日の記者会見で、ワニの肉は素人では判別がつきにくく、香港消費者委員
会と香港税関の介入調査が必要との認識を示し、「中大は現在、世界初の漢方薬のDNA資
料の所蔵をデータベース化し整備中で、まず香港で常用されている有名な銘柄から、中毒性
のある不純物が混入していないか、洗いなおす必要がある。中国薬典に記されている動植
物についても同様だ。業界と市民が協力して真偽を判別してもらいたい」と述べた。
(06/12/04 11:38)
http://www.epochtimes.jp/jp/2006/12/html/d52515.html
香港で販売されている漢方薬のわにの肉が、その90%はオオトカゲの肉であったと言う。作
られいるところはどこか言及されていないが、漢方薬と言うことであれば、おのずとどこら辺で
作られているのか想像がつく。毒でなければニセの肉でもまだよいが、ここにも記載されてい
るように中毒性のあるものであれば大変である。しかも漢方薬などは慢性的に身体に効いて
くる物であるから、これでは徐々に体が蝕まれてゆくこととなる。そのうちに原因不明の病気
でお亡くなりになる、運が無かった、天命であろうと言うことになり、また場合によっては、ご先
祖様の罰(ばち)が当たってその子孫が罪を被ったのではないかなどと言うことで、あきらめ
ることとなる。こんな場合は、中国の毒に当たってお亡くなりになったと言うことで、これが本
当の中毒と言うものである。恐ろしいことだ。
(続く)