日韓併合100年(181)

ここら辺の話しは、

NORTH KOREA TODAY  「帝国の遺産」~日本のゼネコンと北朝鮮をむすぶも

http://www.pyongyangology.com/index.php?Itemid=2&id=354&option=com_content&task=view

を参照願う。

  
赴戦江発電所(1929年,S4完工)の工事が軌道に乗ると、野口は日本海側の

町、興南朝鮮窒素肥料会社を設立(1927年,S2/1)した。そしてその興南

大規模な重化学コンビナートを建設し、アンモニアの合成、肥料の硫安など

が大量生産された。赴戦江発電所の電力は、100%その興南のコンビナートに

供給された。そのため日窒は大成功を収め、日窒コンツェルンへと成長したの

である。興南は日窒が作った都市と言ってよい。また赴戦江の第二発電所の水

車は東芝前進芝浦製作所が受注し、以後は水車・発電機のすべてが芝浦

製作所製となり、国産技術の向上に役立っている。このときダム建設に従事し

た施行業者の多くは、西松のように現在はどうも小沢一郎と何かにつけ繋がっ

ている業者のようだ。


ダイオキシン問題-毒づけ社会でどう生きるか」


( http://6242.teacup.com/pyonta/bbs/448 )によれば、これらの発電所やダムは

メンテナンスが全く行き届いていないようだと言われている。ダムには土砂が堆

積し、タービンや発電機も部品交換や補修が必要であろう。この手の事業

日本のゼネコンの手がどうしても借りたい、と言う事情があると言う。さらには北

朝鮮でのウランレアメタルの開発にも、日本の手を借りたいようだ。だから小

沢一郎に、西松や間組から不正献金の疑惑がささやかれている裏には、何かこ

のようないわく因縁があるやも知れない。小沢日本の税金で、北朝鮮の発電

所の補修ウランレアメタル開発の手助けを、やらせたいのかもしれな

い。菅直人北朝鮮系の組織に莫大な献金を行っていることも、なにやら胡散

臭い感じがする。


朝鮮人なんぞに日本が乗っ取られてなるものか、小沢は外国人参政権を強力

に推し進めているが、こんなことは絶対に許してはならない。


さらに
「NORTH KOREA TODAY」よると、この「朝鮮窒素肥料会社」は現在

も、北朝鮮の代表的な化学肥料生産基地(興南肥料連合企業所)の核として

動いているという、事になっている。しかし、この企業所は、「第二経済委員会

に所属しており、この「第二経済」とは軍事経済を管轄しているという(第一経済

が民間経済、第三経済が金正日ファミリーの経済)。そして第二経済は、米ドル

を自国で自由に刷ることができる(偽ドル)ので、けっして破綻はしない。そしてこ

の企業所は現在、毒ガス生産を行っているという。そして赴戦江発電所は、こ

の毒ガスを生産している興南肥料連合企業所に電力を供給しているのである。

だから北朝鮮の利権に関わるということは、必ずや北朝鮮の軍需生産に繋がる

事になる。北朝鮮が欲していることは、強盛大国(軍事も経済も)として民生の

向上と言いながら先軍政事が基本理念であるから、必ずやどこかで軍事につな

がるのである。


小沢一郎を始め、日本のゼネコンなどの企業は、けっして北朝鮮の甘言に乗せ

られてはいけないし、乗ってはいけない。

 
野口遵は、1940(S15)年に脳溢血で倒れた後、全財産の3千万円を寄付し、

2千5百万円で(財)野口研究所を設立し、化学工業の発展に寄与している。

残りの5百万円は朝鮮人子弟の教育のために朝鮮総督府に寄付され、朝鮮奨

学会として朝鮮の地から4万人の奨学生を巣立たせている。


病に倒れた時、野口は側近にこう語ったという。

「古い考えかもしれんが、報徳とか報恩ということが、おれの最終の目的だよ

・・・化学工業で今日を成したのだから、化学方面に財産を寄付したい。それと、

朝鮮で成功したから、朝鮮の奨学資金のようなものに役立てたい」と。


「朝鮮産業革命の祖・野口遵」
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogdb_h18/wing1109.html)より。


野口遵
の業績を知るにつけ、台湾発展の基を作った明石元二郎大佐や

八田与一土木技師や
後藤新平医師を思い出す。明石と八田は嘉南平野

肥沃な大農地とする大灌漑事業を完遂し、八田与一の「八田ダム」は当時世界

一となっている。また後藤新平は、台湾のインフラを整備し、上下水道を整備し

衛生管理を広めている。彼らは今も台湾の人たちに敬愛され、明石も八田も、

死後台湾の地に手厚く葬られ、台湾の人たちは銅像
お墓まで立てて祀ってい

るという。


しかし朝鮮では、どうであろうか。

(続く)