日本のご皇室と英国王室(31)

更にもう一つ、大きな問題が明らかになってきたのである。

 

それは元婚約者が「返してもらうつもりはない」と言う言葉について、「そんなことは言っていない」と主張しているではないか。

 

一体全体、どうなっているのか。

 

一応小室圭氏が録音したと言うやり取りを、例の小室文書から次に引用しておく。

 

 

元婚約者「返してもらうつもりはなかったんだ」
母「そんなのってあるの?」
元婚約者「いやあ、あるんですかねって、だって、その時はだって・・・」
母「だってあるんですかねってそんなの私不思議。そういう方と出会った
ことがないから。そう。」
元婚約者「うん。返してもらうつもりは全くなく・・・お金出してましたよ」



 

 

これに対して、元婚約者側は「もう最初から差し上げます、と言った覚えは、僕は一言もない。」と言っている録音が存在していると言うのだ。

 

これは20138月に録音されたものだと言う。

 

 

 

言った覚えは…」小室圭さん“28枚説明文書”を覆す交渉音声

週刊文春」編集部 2021/04/14 16:10
source
週刊文春 2021422日号 genre :ニュース,社会

 



 秋篠宮家の長女・眞子さま29)と小室圭さん(29)の結婚の障害となってきた母・佳代さんの金銭トラブル。48日、小室さんは代理人を通じて、28枚にわたる説明文書を公表した。文書では、佳代さんの元婚約者・X氏の「返してもらうつもりはなかった」との発言が、23、言及されている。

小室圭さん ©共同通信社© 文春オンライン 小室圭さん ©共同通信社 

 根拠となっているのは20129月に小室さん母子とX氏が面会した時の音声記録。圭さんが金銭にまつわるやり取りになった際に、とっさに録音したものだという。説明文書にはその音声記録からの抜粋として、「返してもらうつもりはなかったんだ」とのX氏の文言が記されている。

 

 だが、その翌年、X氏が小室さん母子に対して明確に返金を求める発言をしていたことが、「週刊文春」が独自に入手した音声記録から分かった。この音声記録は、前述の20129月の音声から11カ月後の20138月に録音された。小室さん母子がX氏のもとを訪れ、金銭トラブルについて話しあった時のものだ。

 

X それで、返す意図はないと。

 

圭さん あ、すいません。返すというか、もともと贈与を受けているという風に認識しておりますので。

 

佳代さん 婚約中のことなので。

 

X 僕も相談する人がいて、相談したんですけども、婚約中といえども別々に世帯を持っていたわけなので、お金が動けば貸し借りが生じると。

 

圭さん あの、私たち……。

 

X たとえば僕が最初から、このお金は全部使っていいですよと。もう入学金の一部から全部含めてですよ。もう最初から差し上げます、と言った覚えは、僕は一言もない。ただ婚約している間だから、ここから動いたお金は贈与、というのは成り立たないと思うんです。

 

 小室さんが「返してもらうつもりはなかった」発言を録音したと主張する日から11カ月後のこの話し合いで、X氏は、「お金が動けば貸し借りが生じる」と主張し、「差し上げます、と言った覚えは、僕は一言もない」「ここから動いたお金は贈与、というのは成り立たない」などと述べていた。つまり、20138月時点で既に、X氏から小室さん母子には、明確に「お金を返してもらいたい」という強い意思が伝えられていたことが分かる。

 

小室さんの「説明文書」の矛盾

 今回、小室さんは「説明文書」において、こう記していた。

 

「『返してもらうつもりはなかった』等のお返事をいただいたという私と母の認識と元婚約者の方のご認識に食い違いがあるのかどうかについて、私と母はいまだにわからないままです」

 

「『返してもらうつもりはなかった』という言葉によって、貸付金だったものについては母の返済義務が免除されたことになる

 

 こうした説明は、20138月の音声記録とは矛盾することになる。

 

 412日に、小室さんの代理人は「説明文書」では否定的だった「解決金」を渡す意向を公表した。だが足掛け10年にわたってこじれにこじれた金銭トラブルが、突如提案された「解決金」で本当に解決するのか、予断を許さない。

 

 414日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」、及び15日(木)発売の「週刊文春では、2013年の音声記録の詳細や、眞子さまが一連の小室さんの対応に果たした役割、今後の結婚問題の見通しなどを5ページにわたって詳報している。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2021422日号)

 



https://bunshun.jp/articles/-/44779





 

 

西川弁護士 元婚約者「言った覚えない」発言に「小室さんの論拠が結構怪しくなってきた」

デイリースポーツ   2021/04/15 13:54



小室圭さん© デイリースポーツ 小室圭さん 

 フジテレビ系「バイキングMORE」が15日秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が内定している小室圭さんの母親と元婚約者の間の“金銭トラブル”で、この日発売の「週刊文春」(4月22日号)が小室さんの説明と食い違う音声データの存在を明かしたと伝え、弁護士法人・響」代表弁護士・西川研一氏は「小室さんが一貫して一つの論拠としてきた『返してもらうつもりはなかった』発言というのがあったんだというのが、結構怪しくなってきた」と話した。

 

 番組では、元婚約者が小室さんの母親に「返してもらうつもりはない」と話した2012年9月13日から11カ月後の2013年8月6日、話し合いのため元婚約者の元を訪れた小室さんと母親に対し最初から『差し上げます』と言った覚えは僕は一言もない」と、元婚約者自身がその発言を否定する音声データがあったという記事を紹介。

 

 小室さんは8日に公表した28ページの文書の中で、元婚約者自身が「返してもらうつもりはない」と明言したと指摘し、音声データもあると説明。12日には代理人弁護士を通じ、元婚約者に解決金を渡して問題を解決したいという意向を明かしていた。

 

 小室さんの説明を覆すような今回の報道に、西川氏は「非常に大きく動いてきたなという印象」とし、「小室さんがずっと根拠にしていた『返してもらうつもりはなかったんだ』っていう音声データ、これは一部分を切り取ったような印象で、やはり前後関係であるとか、その後の両者の発言や行動を見ないと判断できないというところだったが、それを裏付けるようなそれ以外の部分の証拠っていう形で出てきた」と指摘。

 

 「今回こういう報道が出てきて、録音データが出てきたっていうことは、やっぱり小室さんが一貫して一つの論拠としてきた返してもらうつもりはなかった』発言というのがあったんだ、というのが結構怪しくなってきた」と捉えた。



https://www.daily.co.jp/gossip/2021/04/15/0014242201.shtml



 

2020.4.14前後で元婚約者側は「返してもらわなくてもよい」風のことは言っていないと言ったニュースが流れ始めているが、小室家と元婚約者側との「借金問題」は、どちらが正しいことを言っているのか見極めなければならないことになる。小室文書も結構怪しくなってきた感がある。

(続く)