東京五輪2021、成功するか?(44)

この結果、あの他人に責任を擦り付けることが得意の石破茂元幹事長(64)が、出馬する気になってしまった。

 

石破派には17人しか属していないので、20人の推薦人を確保するにはあと数人をどこからか確保する必要がある。更には、石破を支えた番頭格の鴨下一郎環境相が、今度の衆院選には立候補しないと言うことなので、17人から1人減ることになり確保が必要な議員数は4人以上となる。但し、石破派内も統一されていないようだ。そのため石破はどこかにかなりの数の推薦人の確保のために、頭を下げなければならない訳だ。

 

果たして今の石破にそれだけの人徳があるのか、疑問が残るところである。議員仲間や霞ヶ関界隈では不評であるが、世間の評価はそれほど悪くないようだ。世間はまだ石破の悪(わる)加減をご存じないのだ。

 

こいつが自民党の総裁にでもなってしまったら、この世も終わりだ。

 

まあそうはならないとは思うが、少々厄介な感じだ。石破の悪加減は小生のブログ「究極の悪、石破茂」('18.09.16)、「石破茂、国を亡ぼす。

'18.09.17を参照願う。

 

 

河野氏意向、石破氏含み=菅首相不出馬で構図変化―自民総裁選

2021/09/03 20:03

© 時事通信 提供 記者団の取材に応じる河野太郎規制改革担当相(右)=3日午後、東京都千代田区 

 

 自民党河野太郎規制改革担当相(58)は3日、党総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補する意向を複数の党所属議員に伝えた。石破茂元幹事長(64)も「全く局面が変わった」と述べ、出馬に意欲をにじませた。菅義偉首相岸田文雄政調会長(64)が軸になるとみられていた総裁選の構図は急速に変化しつつある。

記者団の取材に応じる石破茂自民党元幹事長=3日午後、衆院議員会館(代表撮影)© 時事通信 提供 記者団の取材に応じる石破茂自民党元幹事長=3日午後、衆院議員会館(代表撮影) 

 河野氏は3日、所属派閥の麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相財務省で会談。関係者によると、河野氏は出馬したいと伝達し、麻生氏は「分かった」と応じた。また、河野氏は派内外の若手議員らに電話し、出馬に必要な推薦人20人に加わるよう協力を要請した。

 

 この後、東京都内で記者団に「先輩あるいは仲間とじっくり相談し、決めていきたい」と語った。ワクチン担当と総裁選の両立は「問題なくできる」と強調した。

 

 石破氏は石破派メンバーと衆院議員会館で党内情勢を分析。この後、記者団に「全く新しい展開になった。同志とも相談しながら、しかるべき時に結論を出したい」と語った。

 

 先に出馬を断念した下村博文政調会長(67)は「状況が変わった」として再検討に入った。野田聖子幹事長代行(61)は周辺に出馬の意欲を伝えた。

 

 党内で総裁候補の一人と目される小泉進次郎環境相(40)首相官邸で記者団に「(首相が)やってきたことがしっかり評価されるよう取り組みたい」と述べるにとどめた。竹下派茂木敏充外相(65)は外務省で「まずグループをまとめることが自分の責任だ」と話した。

 

 総裁選には、これまで岸田氏が出馬を表明。高市早苗総務相(60)も意欲を示している。岸田氏は都内で記者団に「国民、党員にしっかり向き合って戦うことが何よりも大事だ。構図がどうであっても変わらない」と指摘。高市氏も「出馬の意思は変わらない」と語った。

 

 岸田派以外の6派閥は週明け以降、態度決定に向けた調整を加速する



https://www.jiji.com/jc/article?k=2021090300712&g=pol

 

 

自民党の総裁選は、9/17告示、9/29投開票と言う日程で決まっている。

上記論考によれば、立候補予定者は7~8人ほどだ。

 

派閥別には次のようになっているようだ。

 

自民党派閥 総員 衆院 候補予定者

  細田派 96  61 下村博文

  麻生派 55  42 河野太郎

  竹下派 52  32 茂木敏充

  二階派 47  37

  岸田派 46  34 岸田文雄

  石破派 17  16  石破茂

  石原派 10  10  

      323 276人 

  無派閥 64    野田聖子高市早苗小泉進次郎    

      387

https://ja.wikipedia.org/wiki/自由民主党の派閥

https://data-cafe.com/election/faction.htm   などより。間違いは訂正願う。

(続く)