いやしくも皇嗣殿下(こうしでんか)のご長女であらせられるのであるが、皇嗣殿下とは「皇位継承順位第一位の尊いお方」と言う意味である。わかりやすく言うと、「天皇陛下の跡を継ぐ人」ということである。
ちなみに、陛下・殿下・閣下という順位となるとネットには記載されている。
天皇陛下、皇太子殿下・皇嗣殿下、将軍閣下・デーモン閣下などと使われている。
秋篠宮皇嗣殿下は、今上天皇陛下の弟君であらせられるので、皇太子ではなくて皇太弟と呼ばれるべきものであったが、秋篠宮様のご意向で皇嗣殿下という呼び名となった、と言われている。いずれにしてもこの日本国にとって、尊い重要なお人なのである。
そのご長女が、眞子様なのである。
当然周りからのご薫陶(周囲から徳でもって感化される)やご皇室に関するご教育を受けられていることと思われるのではあるが、今回の「我」の通され方を見ると少しもそのようなことが感じられないのだ。
と言うことは、「皇室としての品位・品格が眞子様にとってはどうでもよいことと感じられて身についていなかった」か、しっかりと「そのようなご教育を受けられなかった」のではないのかな。小生には、どうもそんな感じを受けるのである。
と言うことは、宮内庁の責任か、それとも秋篠宮家の問題なのか、どちらなのであろうか。
その両方であろうと思われるのであるが、皇室としての品位・品格を身に着けさせるのは、どちらかというと、秋篠宮家の仕事である割合が高いのではないかと思われるのである。
小生にはそれほど詳しくはわかってはいないが、学習院大学でずっと学ばれていれば、少しはそのような教育も身についたのではないかと感じているものである。
なまじっか「ICU、
国際基督教大学、International Christian University」に進学されたために、皇室としての品位・品格に関するものが完全に欠落してしまったものではなかろうか。
だから、眞子さまにとっては皇室というものに対してのこだわりは、それほど強いものではなかったものと推察する。
だから「皇室としての品位・品格」よりも、眞子さまの頭の中では、一市民としての自由な意識の方が勝ってしまったのではないのかな。
だから「多くの国民がご結婚を納得し、喜んでいなくても」、ご自身の中ではそれほど重大なこととは認識されていないものと思われる。ご皇室の一員というよりも、高位に位置する一人の一般市民という認識なのではないのかな。
(あの旧通産省工業技術院元院長の飯塚幸三と、性格などかなり似通っているのではないのかな、と思われるのである。)
そのため2020年11月13日には「お気持ち」として宮内庁を通じて文章を発表している。
その中には「我」を現した次の一文がある。
『しかし,私たちにとっては,お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり,結婚は,私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です。 』
これほど強い「我」を表明したご皇族は、過去にも皆無であろう。これほど皇室の品位・品格に反するお言葉を発したご皇族は、ご皇族では在らせられないのではないか。
秋篠宮皇嗣殿下はどこで眞子さまの育成やご教育を間違われたのであろうか。また秋篠宮妃紀子さまの態度も問題であろう。
紀子さまは、2021.9.11に55才のお誕生日を迎えられている。新聞に載ったその時のご回答された文書には次のように書かれている。
”・・・長女眞子さま(29)の結婚について「お互いに必要だと思うことを伝えあい、長女の気持ちをできるだけ尊重したい」とのべた。…小室圭さん(29)との結婚を望む眞子さまの意向を尊重する考えを示していた。…紀子さまは「親として娘の思いや考えを受け止められるよう」に対話重ねており、…」・・・”
この中には、皇室の一員としての心構えなどは、微塵もない。この親にして、この子あり、である。
これではダメである。ましてや学習院ではなくて、ICUである。一応眞子さまの年譜をWikipediaより、次に写しておく。
秋篠宮眞子さま ご年譜
1991(H3)年10月23日 ご誕生
2010年(平成22年)4月、国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科入学
2014年(平成26年)3月、国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科卒業。2015年(平成
27年)10月、日本テニス協会名誉総裁就任。
2016年(平成28年)1月、英国レスター大学大学院博物館学研究科修了2016年(平成28年)
4月、東京大学総合研究博物館の特任研究員に就任。
2016年(平成28年)6月、日本工芸会総裁就任。
2016年(平成28年)9月、国際基督教大学大学院アーツ・サイエンス研究科博士後期課程入学2021年(令和3年)8月、東京大学総合研究博物館の特任研究員を退職[63]。
2021年(令和3年)8月、国際基督教大学大学院アーツ・サイエンス研究科博士後期課程を退学
まあ国際基督教大学でなくて、学習院大学を卒業されていればこうはならなかった確率は高かったのではないのかな。
まあ何はともあれ、これほど多くの国民に喜ばれていないご結婚は、まことに珍しいと言わざるを得ない。反対デモも行われている。
(続く)