爆笑問題・太田光と(旧)統一教会(34)

その理由を端的に言えば、自民党など政党の有力な支持団体となり、「社会的な信用」を得ることだ。政党の有力な支持団体という「お墨付き」を得れば、信者を集めやすくなる。信者を集められれば「献金」「お布施」「寄付」などの資金集めもやりやすくなるのだ。』とある様に、宗教団体としては、有力な政治家による「信頼できる宗教団体」である又はあろうという「信用保証」をそれなりに得ることが、宗教団体としての組織存続の条件となることから、積極的に政治家に近付いていたわけだ。 

 

そのような信用保証が得られれば、信者獲得献金・寄付などの資金調達に非常に役立つことになるわけである。 

 

政治家たちも、その見返りに、無償で「選挙の票」の獲得に役立っていた、と言うことである。 

 

だから『私の考えでは、政党や政治家にとっての宗教団体とは、選挙時の「集票マシーン」にすぎない。特定の宗教団体が強く求める政策が、国民全体の利益よりも優先して実現されたことは、私の知る限りほとんどないからだ。』とある様に、宗教団体の求める政策が取り上げられなくても、「社会的な信用」を得られれば、それでよかったのである。 

 

その社会的信用」のおかげで、信者が増え、献金額も増えてゆくことになるのである。その結果大抵の信者は不幸になっていったのであるが、宗教団体としては、それでよかったのである。もはや「宗教の哲学」などや信者の「解脱」を助けるなどと言った宗教的「哲学」などは見せかけのものでよかったのである。 

 

「悩みから解放されて、安らかな境地に達する」などと言う信者が最も望んでいることなどは、二の次、三の次のことで、金集めが第一の目的のために宗教の哲学を悪用したり、捏造してきたのである。 

 

政治家を引き込むためには、政治家が喜びそうな「似非・えせ宗教哲学」を、作り上げて政治家に近づけはよかっただけのことである。 

 

統一教会のその「似非教義」は反共主義を唱えることで、「共産主義を掲げる「国際勝共連合(以下、勝共連合」という「統一協会」を名乗らずに、政治家たちが喜びそうな「団体」を作り上げて、日本の政治家達を引っ張りこんでいったのである。 

 

しかも選挙運動を無償で手伝ってくれれば、誰でも候補者(政治家)達には、大歓迎されたことでしょう。 

 

そのようにして、政治家の名前を使い、「統一教会」という政治的宗教団体の「社会的信用(?)」を勝ち取っていこうとしたものと思われる。 

 

そんな「票集め」に首を突っ込んでいたのが、「安倍晋三」さんではなかったのかな。 

 

週刊新潮」2022年8月4日号には、そのことが(詳しくかどうかは知らないが)掲載されているという。 

 

 

 

統一教会の政界汚染、支援対象は「安倍さんの一存だった」 恩恵を受けた子飼い議員の名 

2022年07月27日 

 

 

安倍晋三元総理(他の写真を見る)            

 

安倍元総理が応援している候補なら「ほぼ確実」 

 

週刊新潮」7月28日号では、岸信介元総理が当時の米レーガン大統領に宛てた「統一教会の開祖・文鮮民の釈放を求める親書」について報じた。安倍家と教団のこうした関係性は、安倍晋三元総理の代になっても続いていた。選挙時の統一教会の支援対象は、安倍氏の一存で決まっていたというのだ。 

 

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