豊田社長「これからトヨタが作るEVには興味がある」
トヨタの豊田章夫社長といえば、モリゾウ名義でレーシングドライバーとして活動するなど、根っからのクルマ好きで知られている。以前には「うるさくて、ガソリンくさくて、そんなクルマが大好き」とコメントするなど、大の「カーガイ」でもある。
そんな豊田社長率いるトヨタが、EVに本格攻勢をかける中で、発表会では記者から「1人のクルマ好きとしてEVが好きかどうか」を聞く質問があった。
豊田社長はこの質問に「あえて言うなら、今までのトヨタのEVには興味がなかった。これからトヨタが作るEVには興味がある」と答えている。
「EVは好きか?」と聞かれた豊田章男社長
豊田社長いわく、これまでの電気自動車の乗り心地は「(SUVもスポーツカーも)全て電気自動車になると、あたかもコモディティ化されたようになってしまう」との印象だったという。
このコメントからは、今回発表したEVは“トヨタらしい走り”をEVで実現したという豊田社長の自信が見て取れる。プラットフォームや骨格、制御など細かな点でカイゼンを積み重ねた結果として、EVでもトヨタらしい味付けを加えているだろう。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2112/15/news132.html
ついでに一つトヨタイムズから抜粋して、追加しておこう。
テクノロジー香川編集長の取材記トヨタは電気自動車にどこまで本気なのか?豊田社長インタビュー
香川編集長chief_editor74_1280_720
-(略)-
香川
(後ろのBEVを見ながら)本当に魅力ある外観ですよ。
豊田
トヨタ自動車は最近、ショーモデルとほぼ同じ姿で(市販車が)出てきますから。これ、もう技術検討は全部終わっているクルマです。
香川
へえ、もう終わってるんですか!でもこれで半分でしょ。まだこの倍出てくるわけだから。350万台、本当に達成されるんですか。
豊田
トヨタっていう会社はね、何か言ったらやりますから。
香川
なんで、できちゃうんですか?
豊田
意志が強いからですよ。意志だと思いますよ、これは。
香川
その意志の強さはどこからくるんですか?
豊田
現場がしっかりしているからじゃないですか。私には仲間がいますから、ぜひともご期待いただきたい。
香川
まだまだ、やることはいっぱいありますから。お願いしますよ。楽しみにしております。
-(略)-
https://toyotatimes.jp/spotlights/chief_editor/074.html
(続く)