異形の北京冬季五輪(9)

高木菜那、不運に怒りも 同走の中国選手と重なる

2022/2/7 21:23 配信

スピードスケート女子1500m、同走の中国選手(左)と重なる高木菜那7日、北京(ロイター=共同)(KYODONEWS   

 

8位と表彰台に届かなかったスピードスケート女子1500メートル高木菜那は怒りがこみ上げていた。「今までの五輪の個人種目で一番いいレースができた。だからこそ悔しい」。思わぬ不運に巻き込まれたことが原因だった。

 

 序盤は小気味よい滑りで加速したが、中盤以降にやや伸びを欠いた。最後のバックストレートでは同走の中国選手と重なり、スムーズにレーンを入れ替われなかった。「(自分のいる)アウトが優先なのにコースを遮られていた。横に出られない状況を相手は絶対分かっていたのに出てきた」と語気を強めた。

 

団体追い抜き、マススタートと前回大会金の2種目を残している。(共同)

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/e79b3eb7065cb2c7794a1d1d23b36b3a6c65fd0c

 

 

 

当然高木菜那は、怒っている。審判団も、この中国選手を失格にさせてもよいのではないのか。

日本選手団も、CASスポーツ仲裁裁判所へ提訴するべきではないのか。

 

27日に行われたスケートのショートトラック、男子1000メートルの準決勝では、 韓国選手が2人ともレーン変更が遅かったという理解し難い理由で失格となっいるではないか。当然韓国選手団はCASに提訴している。P9~11を参照のこと。

ならば中国のこいつも失格ではないのか。日本も提訴すべきだ。

だらしないぞ、日本選手団、当然訴えるべきだ。高木菜那の悔しがる顔を見て、なんと思うのか。

 

 

【スピードスケート】8位高木菜那「相手がダメじゃないか」怒り押し殺す 中国選手と接触

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北京五輪スピードスケート女子1500メートルで8位の高木菜はレースを終え、疲労困憊(こんぱい)の表情を見せる(撮影・足立雅史)  

 

 

北京オリンピック(五輪):スピードスケート>◇女子1500メートル決勝◇7日◇国家スピードスケート館

 

今大会初種目となった高木菜那29日本電産サンキョー)は終盤に接触があった影響もあり、155348位に終わった。

 

同組で滑った中国選手と第3コーナー前の直線で重なるようにぶつかった。「やっぱりラスト1周でぶつかったので、そこはちょっとなんで譲ってくれなかったのかな。あれはさすがに相手がダメなんじゃないか」と怒りを押し殺しながら振り返った。

 

バックストレッチでは交差する際にはアウトの選手に優先権がある。「もう横に出れない状況で。相手も絶対分かっていたのに出てくるというのは、ちょっとこっちからしたらすごい悔しいレースになってしまったので。相手も五輪で結果を残したいのは分かりますけど、アウトが優先だというのはしっかりとやってほしかったなと思います」と述べた。

 

2大会ぶりの1500メートルだった。「今まで個人種目の中で一番良いレースができたんじゃないかとは思いますし、だからこそ悔しいという気持ちもあるし。今から再レースしてできるところではないので、でも、しっかり切り替えて次につなげたい」と前を向いた。

https://www.nikkansports.com/olympic/beijing2022/speed_skate/news/202202070001180.html

 

 

 

更にまた、高木菜那は、団体パシュートとマススタートでも、転倒して優勝を逃し悔しい思いをしている。パシュートやスピードスケートは、国家スピードスケート館で行われた。ここの氷質管理には、マーク・メッサーと言うカナダ人のリンク製造責任者が関与している。彼はオランダ代表チームと関係ある科学者のサンダーマン・ギンゲル氏とリンクをチェックしていた、と言うではないか。オランダ代表用に氷質を調整していたのかと疑われている。これも中国側と結託していなければできないことではないのかな。

(続く)