反社会的団体の(旧)統一教会(64)

その金で「統一教会関係者たち」は贅沢な生活をし、一部は北朝鮮にも渡っていたというではないか。意外にも、こちらの方にこそ、金集めの主目的があったかもしれないのだ。 

 

統一教会としては、共産主義政治団体国際勝共連合を設立していたのは、一種の隠れ蓑であったとしても間違いがないであろう。 

 

 

【旧統一教会】鈴木エイト氏「金づる…

日本の献金北朝鮮へ?」豊田真由子

「見ず知らずの人、事務所に入れます

か?」

 

毎日放送2022年8月30日(火) 13:45       

 

 

 

―――旧統一教会との関係を自民党が調査することになりました。元々は「党として組織的には関わっていません。個人で点検してください」ということでしたが、党が所属議員にアンケートをすることになりました。8項目ある実際のアンケート用紙がこちらです。 

     

 

「祝電、メッセージを送ったことありますか、会合に出席したことありますか、寄付を受けたことがありますか」など、それぞれの自民党の国会議員が記載するものです。関係が深いと判断された議員に関しては、氏名公表する予定です。元国会議員の豊田真由子さんに聞くと「本人が知らずに会合への出席、選挙支援はないと思う」ということですが?
 

豊田真由子さん)
選挙支援についてなんですけど、選挙って本当に怖いので、例えば相手陣営のスパイの人が入り込んだりするので、身元チェックは必ずするよう、最初の選挙の頃から言われていました。電話やポスター貼りは、選挙事務所の中に入ってもらうので、その事務所がどういう選挙戦略を取ろうとしているとか、名簿(個人情報)とかを、見ず知らずの人にやらせますか?少なくとも議員本人かスタッフの方がよく知っているコアな応援者と、その方が連れてきた人がやり、誰も知らない人が手伝っていることは、多分どの事務所もない。宗教団体に限らずどんな団体も、「正式にこの候補者を支援する」と地域ごとに個別に決定するんです。その団体に属している人は、胸を張って一生懸命その人を応援するので、

事務所の中でお手伝いしてもらったのに「知りませんでした」というのはちょっと無理かな、って思う





―――鈴木エイトさんによりますと、「このアンケートは、ポーズに過ぎない」という分析です。

(鈴木エイト氏)
そうですね、まずアンケートの案内に「党としては組織的な関係は一切ないことは既に確認済みでありますが」ってことで配布されています。「この8項目、これ以上のことは書くなよ」っていうことなんですよね。聞く事はもっとあるはずなんです。「事務所に秘書を受け入れているか」とか、「教団側に何らかの便宜を図ったであるか」とか。ですが、それ以上書いていないってことは、この8項目まではOKだけど、それ以上書くなよ、というメッセージだと思いました

―――お金の話について「教会とわかってお金を受け取っていた議員はアウトなんじゃないか」とエイトさんは考えていらっしゃる?

そうですね、被害者のお金なので、そうとわかって受け取っていたらアウトだなと思いますね。先ほどのアンケートなんですけれど、自己申告制である以上、自分の首を絞めるようなことは書くはずがないんですね。であれば「この議員のことを知ってます」といった司法取引じゃないけど、密告的なものとか、何か他の議員について知っていることを書くとか、そういうこともしていいんじゃないかなと思いますね。 

 

霊感商法対策検討会 菅野志桜里氏らメンバーの評価 

 


―――8月29日夕方に初会合があった、
霊感商法対策の検討会です。河野消費者担当大臣はスピード感を持って議論していただきたいと話しました、被害者の救済や被害の未然防止などを議論し、消費者庁YouTubeチャンネルにてライブ配信をするということです。メンバーは旧統一教会問題に取り組んでいらっしゃいます紀藤弁護士、元国会議員の菅野志桜里弁護士。エイトさんは検討会のメンバーはどうご覧になってますか?
 

はい。社会心理学の専門家マインドコントロールの第一人者である西田公昭(立正大学教授)さんも入っています。先日会って話を聞いたんですけど、座長の方もマインドコントロールについて造詣が深い方らしいです。人選的にはカルト問題、マインドコントロールについて詳しい人を揃えてきた、という点でかなり評価しています

(続く)