反社会的団体の(旧)統一教会(65)

―――長年取材をしてきたという意味では、エイトさんが委員に入ってもおかしくないんじゃないかなと思ったりしましたが? 

 

 

はい。それは残念なところではあるんですが、ジャーナリストをここに入れるってのはちょっとどうかな、っていうのがあると思うので、もし呼んでもらえればいろいろ話ができると思うので、ちょっと違った形で貢献していきたいと思っています。

―――メンバーの紀藤弁護士は「こういう機会に参加しておかなければ、問題解決の土俵にも立てない。自分をメンバーに選ぶことで、世間的なガス抜きを狙っている部分もあると思うので、巻き込まれないようにしなくてはならない」ということで、非常に客観的に冷静に俯瞰で見ていらっしゃるのかという気がします。

―――エイトさんによりますと、現在は献金の見返りとして物品を授けるというシステムです。信者が教会に献金して、教会から見返りに物を渡す、消費者契約ではない、売買じゃないんですよね。消費者契約ではない被害にどこまで踏み込めるかが課題ですということですね。

そうですね。以前であれば契約書もあったし領収書もあったんですね。消費者契約として扱いやすかったんですけど、現在の形はどこまで消費者庁として踏み込むのか、多分今度の会合は、その枠を踏み越えてやろうとしてるふしがあるので、その点は期待できるかなと現状では思います。 

 

日本からの献金北朝鮮に?旧統一教会の太いパイプ 

 

 

―――そして、統一教会北朝鮮の繋がり、1991年に文鮮明氏と金日成主席の会談が行われたというんですけども、エイトさんによると「共同事業を展開し太いパイプを築いていた。そして統一教会から北朝鮮に大金が流れた」ということです。そもそも旧統一教会は反共産主義を謳っているんですけども、そんな旧統一教会北朝鮮と非常に深い繋がりがあったと。日本からも献金北朝鮮へ渡っているそうです。1990年後半から2000年代初頭は、毎年1000億円ということですけども、これ、今でも日本からこの献金北朝鮮に渡っているというふうに考えているんですか?

これは、直接北朝鮮ってことではなくて日本から韓国に渡っているお金ということで、その中のどのぐらいかの割合かで、北朝鮮に渡っている。合弁事業とかやっていましたし、いろんな支援もしていたので、そういう点からも回り回って、日本の信者の被害者のお金が北朝鮮に渡っていたってことはありうると思いますね。

―――第2次安倍政権以降、拉致問題解決の一つのカードとして統一教会を黙認していたとみられていると、拉致問題がここにもちょっと関わっているんじゃないかというのがエイトさんの見立てです。
 

そうですね、実際に金正恩氏から韓鶴子総裁に招待状が毎年届いているんですね。かなり北朝鮮との太いパイプがある、というところから日本の政治が、特に安倍晋三氏とかが当時、かなりこの北朝鮮カード、旧統一教会のカードを、何かしらの形で、政局なりが起こったときに自分の立場なり、もう、党内でカードとして使おうとしてた節はあるんですよね。 

 

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/138015?page=3 

 

 

 

上記によると、信者は献金すると統一教会から何らかの物品が授けられることになっているようだ。 

 

以前は領収書もあり「消費者契約」の形をとっていたようだが、今はそんな形はとっていない。だからこの高額献金問題にどこまで迫れるかは、かなりの問題を含んでいるようだ。消費者契約でない被害にどこまで迫れるか問題であるとしている。 

 

巧妙なやり方に変わってきている、と言うことであろう。 

 

そのようにしてでも、日本で金集めをしたかった、と言うことなのだ。 

 

日本で集めた金は、毎年一千万円規模で韓国に渡っていた、と言われている。かなりの高額である。それと言うのも、その中から北朝鮮に貢がねばならなかったからであり、相当な金額が北朝鮮に流れていたことは事実なのであろう。 

 

実際に金正恩氏から韓鶴子総裁に招待状が毎年届いているんですね。」とある様に、旧統一教会は「北朝鮮」と太いパイプがあったわけだ。 

 

そのことに安倍晋三が注目して、拉致被害者の帰還にこのルートが使えるのではないかと、考えて統一教会の動きを流していたと言われている、とここには書かれているが、そんなことを考えていたというのであれば、一寸邪道ではなかったのかな 

 

なんと言っても安倍晋三は、それで、殺されてしまったからである。 

 

その彼が「統一教会より創価学会の方が怖い」と述懐したというが、これは選挙を念頭に置いた発言であり、国家運営の哲学にまでには言及したわけではない。統一教会の哲学は「反日」であり、その証拠に、北朝鮮ともつるんでいるのである。 

 

統一教会の宗教を日本の国教にしようと、最終的には企んでいるのであり、北朝鮮を含む韓国の属国の位置に日本を押し込もうと、その教義にも書かれているのである。これは末恐ろしいことである。 

 

安倍晋三の「統一教会より創価学会の方が怖い」との述懐は、一種の「妄想」なのである。そんな安倍晋三が、統一教会を憎む人物に狙撃され、殺されてしまったことは、ある意味、当然の成り行きではなかっかな、と思っている。 

 

とはいうものの、「創価学会」に日本を乗っ取られてしまったら、日本を破滅につながってしまうので、これまた、大問題なのである。 

 

これを機会に、公明党とイチャイチャするのもいい加減にすることだ。 

 

 

 

日本を揺るがす統一教会問題、それでは創価学会公明党はどうなのか? 

統一教会より創価学会の方が怖い」とあの総理は言った 

2023.1.18(水)長野 光 

創価学会本部の広宣流布大誓堂(写真:アフロ)ギャラリーページへ 

 

(続く)