日産は日産で、この論考では、「内田誠社長は2月6日の会見で「新しい体制が相互の信頼を深め、モビリティーの未来に向けて我々の共通の野心を加速させられる」と語った。業界関係者は「ルノーを気にせず事業戦略に集中できる意味は大きい」とみる。」とある様に、日産の内田誠社長(兼CEO)は、ルノーとの対等な資本出資比率となったことを、この上なく喜んでいたのである。
この表現は、「ルノーを気にせず事業戦略に集中できる」と言うことに、日産は意気込んでいることを現わしているように、小生には思えるのである。それと言うのも、EUでの強いEVシフトがルノーを動かし、その結果日産はルノーのくびきから逃れることでできたわけで、日産の独自性を発揮する余地が大きくなったもの推察できるのである。
時を同じくして日産は、「日本カーオブザイヤー」も受賞していたのである、軽の電気自動車で。だから喜ばしくない筈はないのである。
日産は、「今年のクルマ」の本賞の
(1)
2022-2023日本カーオブザイヤーで軽EV日産「サクラ」・三菱「eKEクロスV」
(2)
部門賞として、
(確信的な環境・安全その他技術を備えたクルマ)
(3)
KCAR・オブザイヤーで、「サクラ」「eKクロスEV」
(総合的に優れた軽自動車)
と3賞を獲得したのである。だから、喜ばしくない筈がないのである。
【2022-2023 日本カー・オブ・
ザ・イヤー】軽の受賞は史上初、EV
『日産サクラ/三菱eKクロスEV』が
大賞…輸入車はヒョンデに
2022年12月8日(木)17時53分
【2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー】軽の受賞は史上初、EV『日産サクラ/三菱eKクロスEV』が大賞…輸入車はヒョンデに2022年12月8日(木)17時53分2022年12月8日(木)17時53分
日本を代表する「今年のクルマ」を決める「2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー」は12月8日、最終選考会・表彰式を開催。ノミネートされていた10ベストカーの中から、軽EVの日産『サクラ』/三菱『eKクロスEV』が栄冠に輝いた。軽自動車の日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞は史上初。
また、輸入車の中で最も優秀な車である「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」は、韓国ヒョンデの『アイオニック5』がこちらも史上初の受賞となった。
(続く)