折から、中国は「核兵器」を搭載する爆撃機を、日本近海に飛行させている。
「核汚染水」と非難しながら、中国は、日本へ核攻撃しようと訓練しているのだ。
中国爆撃機が沖縄通過 太平洋へ、空自緊急発進
2023/8/25 17:48
東シナ海と太平洋を往復した中国軍のH6爆撃機=25日(防衛省統合幕僚監部提供)
防衛省統合幕僚監部は25日、中国軍のH6爆撃機2機が同日午前、沖縄本島と宮古島の間を通過し、東シナ海と太平洋を往復したと発表した。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)して対応した。
防衛省によると、2機は太平洋に入ると旋回するように飛行し、その後、元のルートで中国大陸方向に戻った。
中国爆撃機による沖縄付近から太平洋への長距離飛行は近年、頻繁に確認されており、防衛省は中国の活動拡大の一環だとみて、警戒を強めている。
中露軍機22機飛来、沖縄周辺など 政府「重大な懸念」
https://www.sankei.com/article/20230825-DDXIDIVYTBPPRLMRJJYDLOZRFA/?dicbo=v2-stl7FvB
ではなぜ中国は、安全で無害な福島原発のALPS処理水の放出に、これほどまでに反発しているのか。
しかも即日、福島産の水産物の輸入まで禁止している。
何らかの重大で、深刻な理由が中国内には、存在しているのであろうかと、勘繰らざるを得ないのだ。
なんと言っても、福島原発のALPS処理水は、安全で安心できるものであるからである。IAEAもそのことは保証している。
きっと中国国内の状況は、端(ハタ)から見るほど安定していないのではないのかな。だから、習近平は、人心を外に向ける必要があったのであろう。
なんと言っても中国経済は、現在「予想外の息切れ状態」というではないか。
中国政府の今年の経済成長率目標は「5%前後」としているが、
・5月の工業生産の伸びは、+3.5%と低い。
・1~5月までの不動産の開発投資は、-7.2%と落ち込んでいる。
・消費者物価指数は対前年同月比は、+0.2%と低迷している。
・若年層(16~24才)の失業率は、20.8%と過去最悪。
と言うことで、中国経済には「デフレ懸念」が浮上しているのだ。
専門家も次の様に見立てている。
・消費者心理が回復していない。
・債務が膨張して、財政には頼れない。
・金融政策でも効果は薄い。
・外部環境も悪く世界経済も減速している。
と言うことで、中国経済の回復はとても鈍い状況なのであろう。
と言ったところが、中国経済の専門家の見立てのようなので、習近平政権としても「いつ中国人民が政府にたてついてくるのか」と、戦々恐々としている状況と推定できる。
だから、外部に不満のはけ口を至急設ける必要があったのである。
そんな時に、福島第一原子力発電所の冷却水のALPS処理水の放出が始まったのであり、習近平政権は、これぞとばかりに、日本のALPS処理水の放出をネタに、安全であるにも拘らずその危険性を声高にわめきだしたのである。
中国経済“予想外”の息切れ 今何が起きているの? Q&A
2023年6月16日 17時24分
「『負の循環』から脱することができていない」。中国経済について専門家はこう指摘します。厳しい行動制限をともなう「ゼロコロナ」政策が終了して、経済は回復に転じたはずなのに最近、勢いがないことを示すデータが次々公表され、予想外の息切れをしています。いったい、中国で今何が起きているのか、中国に駐在するエコノミストに聞きました。
次々と悪い統計が…
2023年6月15日に発表された5月の経済統計では、工業生産が新型コロナの影響で打撃を受けた去年の同じ月からプラス3.5%と低い伸びにとどまりました。
前年5月が上海市を中心に厳しい外出制限がとられていた時期だったので、力強さに欠けた数字といえるでしょう。
また、1月から5月までの不動産の開発投資はマイナス7.2%と主要産業である不動産業の低迷も続いています。
6月9日に発表された5月の消費者物価指数は去年の同じ月と比べて0.2%の上昇。
4月は0.1%でかろうじてプラスを保っているものの、デフレ懸念が浮上しています。
(続く)