処理水放出“3回目 トリチウム濃度 検出下限を下回る” 環境省
2023年9月11日 12時15分
東京電力福島第一原子力発電所にたまる処理水の海への放出開始後、環境省が1週間に1度行っているモニタリングの3回目の結果について、環境省は11日、これまでと同様に、すべての地点でトリチウムの濃度は検出できる下限を下回ったと発表しました。
東京電力福島第一原発にたまる処理水の海への放出開始後、環境省は1週間に1度の頻度で、海水のモニタリングを行っています。
3回目のモニタリングは、放水口の付近や遠いところでおよそ70キロメートルの地点などこれまでより範囲を広げて福島県沖と宮城県沖、それに茨城県沖のあわせて11地点で、今月5日から6日にかけて海水の採取を行い、研究所でトリチウムなどの濃度について分析しました。
その結果について11日、11地点すべてでトリチウムの濃度は検出できる下限値としていた1リットルあたり10ベクレルを下回ったと発表しました。
先月27日に発表の1回目と今月1日発表の2回目と同様の結果となっています。
環境省は当面1週間に1回の頻度でモニタリングを続け、結果はホームページやSNSで公表していくことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230911/k10014191651000.html
なぜこれほどまでに習近平の中国は、日本のALPS処理水の海洋放出に対して
イチャモンをつけてくるのであろうか。はなはだ疑問である。日本の処理水に世界の目を向けさせれば、民衆の目が外に向かい、中国が垂れ流している原発汚染水への注目がなくなるとでも思っているのか。
中国は自国の原発の「トリチウム年間排出総量」は、各原発とも、福島第一原子力発電所の年間「22兆ベクレル以下」という数字の5倍以上のトリチウムを、常時放出していたのだ。
次の論考を参照願いたいが、
寧徳原発(福建省)は約112兆ベクレル-------5.0倍
陽江原発(広東省)は約112兆ベクレル-------5.0倍
という膨大なトリチウムを、中国の原発は海洋に放出しているのだ。
福島原発に猛烈イチャモンの中国・習近平が「とんでもない量の原発汚染水」を黙って日本海にタレ流していた驚愕の事実【アサ芸プラス2023夏BEST】
Posted on 2023年7月1日 05:58
福島原発に猛烈イチャモンの中国・習近平が「とんでもない量の原発汚染水」を黙って日本海にタレ流していた驚愕の事実【アサ芸プラス2023夏BEST】
8月24日にも福島第一原発の汚染処理水を海洋放出する方針を固めた岸田政権に、福島の漁業従事者からは嘆きの声が噴出している。またしても風評被害に見舞われるのは確実だからだ。事実、中国や香港、マカオなどは、福島を含む複数の地域の日本産食材の輸入を禁止する措置を発表。反発を強めている。ところが、だ。処理水の海洋放出反対の急先鋒であり、日本を非難し続けている中国がなんと、日本の海洋放出どころではない規模の汚染水を、何の報告もなくまき散らしていたのだから、まさに「どの口が言うのか!」なのである。(7月1日配信)
今夏から福島第1原発で予定されている「汚染処理水」の海洋放出。
日本政府は処理水に含まれるトリチウム(放射性物質)の年間放出総量を22兆ベクレル以下とするほか、放出に際しては大量の海水で処理水を希釈することによって、トリチウムの濃度を1リットルあたり1500ベクレル未満に抑え込むことを国内外に公表している。
この数字は国が定める排出基準(1リットルあたり6万ベクレル)の40分の1未満で、WHO(世界保健機関)が定める飲料水基準(同1万ベクレル)の7分の1未満に該当するが、これにイチャモンをつけているのが、習近平国家主席率いる中国だ。
事実、中国当局は外務省の報道官や官製のメディアなどを通じて、以下のように日本叩きのための一大キャンペーンを繰り広げてきた。
「日本政府は汚染処理水の放出を一方的に強行しようとしている」
「日本は世界の海洋環境や公衆の健康を顧みようとしない」
「太平洋は日本が核汚染水を垂れ流す下水道ではない」
ところが、日本政府が中国の原発関連年鑑や原発事業者報告書などから作成した資料によって、あろうことか、中国国内の原発が福島第1原発の予定排出量をはるかに上回る汚染水を海洋に垂れ流していたことが、白日の下に晒されたのである。
当該資料に記されたトリチウムの年間放出総量を見ると、紅沿河原発(遼寧省)は約90兆ベクレル、寧徳原発(福建省)は約112兆ベクレル、陽江原発(広東省)は約112兆ベクレルと、いずれも福島第1原発の22兆ベクレル以下という数値を大きく上回り、泰山第3原発(浙江省)に至っては約143兆ベクレルと、福島原発の約6.5倍にも達していたのだから、開いた口が塞がらない。
習近平政権をウォッチしてきた国際政治学者が、このフザけた行為を一刀両断する。
「まさに『テメーのことは棚に上げて』の典型例であり、当然ながら周辺国には何の説明もない。知らんぷりして、汚染水を海流に乗せて日本海に放出していることになる。習近平が自分に都合のいいニセ情報を垂れ流し、平然とウソを言い放ってきたのは周知の事実。しかし、今回の処理水の一件は、現に目の前にあるものを『ない』と強弁するに等しい大ボラで、もはや人格異常すら疑われるレベルと言っても過言ではありません」
近い将来、世界は大ウソ習近平の発言を一切、信用しなくなるだろう。
https://www.asagei.com/excerpt/268300
https://www.asagei.com/excerpt/276802
(続く)