続けてこんな事件が起こるようでは、中国では人間性の欠片(かけら)も無いよう
に思われても仕方がない。これも中国共産党一党独裁政治の弊害が、もろに出
ている状況ではないのかな。共産党より長年の歪(いびつ)な教育を受け続け
ている中国人である。ちっとやそっとでは、直らないであろう、と小生は直感して
いる。従って中国と仕事をする場合には、いろんな契約事項があろうが、中国人
個人にも組織にも余程注意して接触する必要がある。
結局三鹿集団は破産している。当然のことだ。
36.3、<汚染粉ミルク>製造メーカー・三鹿集団に破産宣告―河北省石家荘市200902121920
2009年2月12日午前、河北省石家荘市中級人民法院(地裁に相当)は、有害物
質メラミンによる汚染粉ミルクを製造・販売した三鹿集団に対する第1回目の債
権者会議を開催し、同社の破産を正式に宣告した。新華社通信(電子版)が伝え
た。
三鹿集団は中国の大手乳製品メーカー。08年9月、同社の粉ミルクを飲んだ乳児
が相継いで腎臓結石にかかったことから汚染粉ミルク事件が発覚。事件はその
後広がりを見せ、合計22社が製造した汚染粉ミルクなどによって約30万人が健
康被害を受けるなど、社会問題化した。同社では汚染粉ミルクを08年8月2日か
ら同9月12日までに約904トン製造し、約814トン販売したという。
事件発覚後、同社は関連製品の生産を停止し、市場に出回っていた商品を回
収するなど対応に追われた。さらに、被害者への治療・賠償費用を支払うため
に借入れをするなど、財務状況が急速に悪化、08年12月には破産手続きに入っ
ていた。(翻訳・編集/HA)
2009-02-12 19:29:20 配信