ちなみに現行型のミライはこんな形です。
【トヨタ新型MIRAI】2020年末フルモデルチェンジ!最新情報、燃料電池車FCVのスペック、航続距離、サイズ、価格や補助金は?
(略)
トヨタ新型ミライを現行モデルと比較!
▼トヨタ・ミライ(現行モデル)
トヨタ新型ミライを現行モデルと比較すると、デザインコンセプトの変更がわかりやすくなります。
現行モデルでは新世代エコカーとしての親しみやすさが重視されていましたが、新型ミライでは質感を高めることで新世代車としての魅力がつくられています。
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https://carislife.hatenablog.com/entry/2019/08/10/203000
この「ミライ・コンセプト」のフロントのあんぐりと口を開けた様を直せば、かなり見やすいカタチになるものと(小生には)思われる。トヨタが何故こんな醜いカタチを許したのか、頭をかしげたくなるものである。リアやサイドは、それなりに見られるスタイルになっているのに、惜しいことをしたものだ。
今年末の発売までには、何らかの手が加えられることを期待したいものだ。期待しておこう、と言っても開発の最終段階のモデルだと言うので、期待薄か。
トヨタの次期FCV「ミライ」、コスト半減で距離1.3倍 20年末に投入へ
チーフエンジニアの田中氏に聞く
久米 秀尚日経クロステック/日経Automotive
2020.03.24
燃料電池車(FCV)を“普通のクルマ”にする――。トヨタ自動車が2020年末に市場投入する予定の次期FCV「MIRAI(ミライ)」に課せられた最大の使命だ(図1)。
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図1 次期MIRAIの開発最終段階モデル
トヨタ自動車が「東京モーターショー2019」で披露したコンセプト車「MIRAI Concept」。市販モデルは、日本や北米、欧州などで2020年末に発売する予定である。(撮影:日経Automotive)
トヨタが初代MIRAIを投入したのは2014年12月。最も“普通のクルマ”とかけ離れていたのは、「売れば売るほど赤字になる」(トヨタの関係者)ほど燃料電池(FC)システムのコストが高いことだ。車両の販売価格は、補助金の適用後で約500万円。発売から5年以上たつこの高級車の累計販売台数は、世界で1万台程度にとどまる。
同社は2020年ごろ以降にFCVを世界で年間3万台以上販売するという目標を掲げる。その目標を達成する上でカギを握る次期MIRAIは、システムコストを初代MIRAIから1/2にすることを目指す。
トヨタ自動車の田中氏
2代続けてFCV「MIRAI」のチーフエンジニアを務める。(撮影:日経クロステック)
次期MIRAIの開発は順調か。チーフエンジニアを務めるトヨタの田中義和氏(Mid-size Vehicle Company MS製品企画ZFチーフエンジニア)に状況を聞いた。同氏は初代MIRAIでもチーフエンジニアを務めていた。
初代MIRAIの発売から6年で、初めて全面改良を実施する。開発で最もこだわっている点はどこか。
“普通のクルマ”として消費者に選んでもらえるか。ここに一番こだわっている。「燃料電池だから」だけでは数(台数)は出ない。燃料電池という技術でこのクルマを選んでくれる人も少数はいるかもしれないが、広く支持されることを目指した。だから、FCユニットのレイアウトやプラットフォームを含め、ゼロから見直した。
(続く)