日本のご皇室と英国王室(5)

ヘンリー王子夫妻、英国での好感度急落 人種差別の告発後

20213135:08 発信地:ロンドン/英国 [ 英国 ヨーロッパ ]



ヘンリー英王子の妻メーガン妃のインタビューについて一斉に報じた英紙の紙面(2021年3月8日撮影)。© Glyn KIRK / AFP ヘンリー英王子の妻メーガン妃のインタビューについて一斉に報じた英紙の紙面(202138日撮影)。

AFP=時事】ヘンリー英王子(Prince Harry)とメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)夫妻の英国内での好感度が、英王室での人種差別を告発したインタビューの放映後に急落したことが、英調査会社ユーガブ(YouGov)が12日発表した世論調査結果により明らかになった。

 

 ヘンリー王子を好意的に思う人の割合は過去最低の44%まで下落し、否定的に思う人の割合(48%)を初めて下回った。インタビュー放映前の今月初めに行われた調査では、53%が王子に対して好感を持っていた。

 

 メーガン妃の好感度はインタビュー放映前からすでに低かったが、今回の調査で否定的に思うと回答した人の割合は、放映前の53%から58%に上昇。好意的に思うとの回答は放映前の38%から31%に下がった。

 

 夫妻への好感度は世代間で差がみられ、若年層からは大きく支持されている。1824歳の若者のうち、59%がヘンリー王子に、55%がメーガン妃に好意を持つと回答。一方、65歳以上は夫妻への反感が圧倒的に強く、ヘンリー王子に対しては69が、メーガン妃に対しては83が否定的に思うと回答した。

 

 さらに、ヘンリー王子のチャールズ皇太子Prince Charlesの好感度も57%から49%へと低下した。ヘンリー王子はインタビューで、チャールズ皇太子がある時点から電話に応じなくなり、家族から「経済的関係を断たれた」と語っていた。一方、他の王族の好感度はおおむね変わらず、エリザベス女王Queen Elizabeth II)の支持率は80%だった。

ヘンリー英王子、メーガン妃夫妻と長男のアーチーちゃん(2019年5月8日撮影)。© Dominic Lipinski / POOL / AFP ヘンリー英王子、メーガン妃夫妻と長男のアーチーちゃん(201958日撮影)。

 メーガン妃の母国・米国では対照的に、王子夫妻の好感度はインタビュー後に上昇。米調査会社モーニング・コンサルト(Morning Consult)の世論調査では、夫妻の好感度はそれぞれ20ポイント以上上がり、69%がヘンリー王子に、67%がメーガン妃に好感を持つと答えた。

英リバプールで、自宅のテレビでヘンリー王子とメーガン妃のインタビューを見る家族(2021年3月8日撮影)。© Paul ELLIS / AFP リバプールで、自宅のテレビでヘンリー王子とメーガン妃のインタビューを見る家族(202138日撮影)。

【翻訳編集】AFPBB News



https://www.afpbb.com/articles/-/3336512?cx_part=search



 

名物司会者の「ピアース・モーガン」も「メーガン妃の言うことは全く信じない」と発言しているが、アメリカ人である「デーブ・スペクター氏」も「メーガンの発言は信用できない」と断言している。

 

次にそれを載せるが、要点は次の通り。

 

1.

英王室の一員となるならば、イギリスの伝統や文化に従うべきであったが、メーガンはその忍耐力が足らなかった。メーガンが白人であっても、この結婚はミスマッチであった。

 

2.

このミスマッチのために、メーガンは英王室に全く馴染めなかった、と言うよりも馴染まなかった結果、ヘンリー王子も巻き込んでしまい、王室を離脱する羽目になってしまった。

 

3.

このため、メーガンは王室離脱を正当化する必要に迫られて、人種差別があったとかなり大袈裟に発言してしまった。

 

4.

この手の虚言・嘘を、彼女は(頻繁に)発言している。その一例として、メーガンは「自由に海外渡航が出来ないように、パスポートを取り上げられた」と発言しているが、これは完全な嘘で、彼女は自由に海外旅行を満喫していた。単にセキュリティの必要上、パスポートを王室の担当者が預かっただけに過ぎなかったのであるが。

 

5.

イギリスの「タイムス紙」は、メーガンがスタッフに「いじめ」を行っていたと報じたが、1人や2人ではなくて10人近くのスタッフが被害を訴えていると言うので、意図的か否かは別として、事実なのであろう。

 

6.

だから、メーガンの「差別的な扱い」を受けたとの発言に対しては、誰に言われたか名前を言う必要があり、それが真実であることを自ら証明する義務があろう。

 

7.

メーガンの「自殺も考えた」と言う発言も問題である。これに対して、メーガンは夫であるヘンリー王子に相談したのであろか。これは、ヘンリー王子に対して、失礼な言動となる。

 

8.

これらのことから、CBSテレビはしっかりとした「ファクトチェック」を済ませるべきであった、とする批判もある。

 

 

と言ったところか。一寸長くなるが、詳しくは次のディリー新潮の論考を参照されたい。

(続く)