世界の流れは、EV化(68)

トヨタが公開したbZシリーズ5車種を完全解説!23年までに全て発売予定
2021
1215日更新

 

トヨタ・レクサスが17車種もの新型BEVを公開

前列の5車種がbZシリーズ 

トヨタ20211214日、今後のBEV(バッテリー式EV)戦略に関する説明会にて、bZシリーズを始めとする合計17台の新型BEVを公開しました。

バッテリーEV戦略に関する説明会の概要はこちら

トヨタがBEV戦略説明会を開催、bZ含む17台もの新型BEVを公開

https://car-moby.jp/article/automobile/toyota/toyota-bev-session-dec2021/

bZシリーズ5車種が一斉公開

公開された5車種のbZシリーズ 



そのうち、bZシリーズは発表済の第1弾「bZ4X」を含む計5車種。今回公開された5車種は以下のとおりです。

 

  1. bZ SMALL CROSSOVER

  2. bZ COMPACT SUV

  3. bZ4X

  4. bZ LARGE SUV

  5. bZ SDN

 

車名はbZ4X以外、それぞれのボディタイプやクラスを表すものになっていますが、市販型では「bZ○」や「bZ○X」のように統一されたものになると予想されます。

車名の候補は9種類

出典:euipo.europa.eu 

現にトヨタ2020年にbZシリーズの車名と見られる商標を登録しています。

 

現在確認されている商標はbZ単体、bZ1bZ5bZ1XからbZ5X12種類。命名される可能性があるものは9種類です。9種類全てが発売するかどうかは不明ですが、今回発表された5車種がこれらに当てはる可能性はかなり高いでしょう。

 

予想では車名の数字が大きいほどサイズが大きくなり、Xがつくものはクロスオーバーであると考えられます。

各メーカーと共同開発する予定

TOYOTA bZシリーズのパートナー各社」として伝えられたメーカー 

トヨタbZシリーズを、各分野に得意分野をもつ自動車メーカーと共同開発するとしており、bZ4Xのスバルに始まり、ダイハツやスズキ、中国のBYDロゴマークなどが挙げられています。

トヨタEVの普及を目指して(2019年)」の資料     

 

さらに前の2019年に公開された資料では、どのクラスでどのメーカーと共同開発するかについても記載されていました。

 

今回は、予想される車名や共同開発すると考えられるメーカーといった内容も踏まえながら、各車種を紹介していきます。

(続く)