カーボンゼロ、クルマの未来はどうなる?(101)

トヨタダイムラー・トラックとの提携は、単に日野の厄介払いだけにとどまらないのではないのかな、と思っている。と言うのも、トラックには水素化が適していると思われるからであり、トヨタダイムラー共に水素技術を持っているからである 

 

先ずは燃料電池でトラックを動かすことを第一にトライし次には水素を直接燃料として使うなどの方法がある。 

 

先ずは、水素を燃料電池で使ってトラックを動かすことだ。 

 

燃料電池を積んだ大型の貨物トラックの運用可能性やその有用性を確かめようと、実際に燃料電池トラックを輸送業務に使用して、その持続可能性を検証しようとする実験が始まっている。 

 

ヤマト運輸アサヒグループジャパン西濃運輸NEXT Logistics Japanの4社が燃料電池トラックで輸送業務を始めている。 

なんと言ってもトラックは、CO2排出の中心となっているものであるから、ある意味目の敵にされかねないのだ。 

 

 

水素燃料トラック輸送の実証開始 温室ガス削減へ、ヤマト運輸、アサヒグループなど4社 

2023年06月02日

水素燃料トラック輸送の実証開始 温室ガス削減へ、ヤマト運輸、アサヒグループなど4社© b.            FCトラック 

 

ヤマト運輸(東京都中央区)、アサヒグループジャパン(東京本社・東京都千代田区)、西濃運輸岐阜県大垣市)、NEXT Logistics Japanネクスロジスティクスジャパン、東京都新宿区)の4社はこのほど、水素を燃料とした燃料電池大型トラックを走らせ、水素燃料活用の可能性と実用性の検証を始めた。

 

国内商用車全体の温室効果ガス排出量の約7割は大型トラック由来だという(日野自動車調べ、2023年3月末時点)。大型トラック排出の温室効果ガスを減らして持続可能な物流を実現するため、水素を燃料とする燃料電池大型トラックを実際の輸送業務に使用して、その運用可能性・有効性を検証することにした、という。検証で使用する燃料電池大型トラックは、トヨタ自動車(愛知県豊田市)と日野自動車(東京都日野市)が共同開発した。 

 

 

関連するビデオ: 水素で走る「大型トラック」ヤマト運輸など実証実験 (テレ朝news) 

読み込み済み: 67.42%再生現在の時刻 0:04/期間 1:02QualitySettings全画面表示テレ朝news水素で走る「大型トラック」ヤマト運輸など実証実験ミュート解除0ウォッチで表示 

https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000299693.html 

 

アサヒグループとネクスロジスティクスジャパンは、ビールやワイン、清涼飲料を積み込んだ検証トラックを、茨城県、東京都、神奈川県で走らせる。西濃運輸は、東京支店(東京都江東区)近隣の水素ステーションで検証トラックの燃料を満たし、東京都や神奈川県内の輸送業務に使用する。ヤマト運輸の検証トラックは羽田クロノゲートベース(東京都大田区)近隣の水素ステーションで燃料補充し、東京都、群馬県で輸送業務を実施する。 

 

検証項目は、ドライバーの使い勝手や水素ステーションでの燃料補充時間、燃料電池システム・電動システム全般の作動検証、環境や走り方の違いによる水素消費変化の把握、トラックの運転操作性など。 

 

https://b.kyodo.co.jp/business/2023-06-02_8010322/ 

 

ここで使われる大型トラックは、トヨタと日野が共同開発したものだ。 

水素を満タンにすると、この燃料電池トラック600kmの航続距離だと言う。 

これだけ走れば、まずは御の字であろう。 

(続く)