2016-01-01から1年間の記事一覧

続・次世代エコカー・本命は?(102)

【ギャラリー】24 heures du Mans 2016 (87枚) (http://jp.autoblog.com/photos/24-heures-du-mans-2016/) トヨタ5号車のトラブルの原因は、ターボチャージャーの制御系だという。今年のトヨタ、実は昨年の惨敗もあり、また今年は自然吸気に不利な高地メキ…

続・次世代エコカー・本命は?(101)

ではなぜこの大事な時に、出力が出なくなってしまったのか。吸気ダクト回りの不具合により、ターボの制御が失われた結果だと言う。普通こんなところに不具合が発生するものか、疑問にあるところでもあるが、それが勝負の世界と言ってしまえばその通りなので…

続・次世代エコカー・本命は?(100)

(10)今年のル・マンでは、トヨタは運に見放された 今年の「ル・マン24時間レース」は、6月18日から19日にわたって行われた。トヨタは2台のTS050HYBRIDを駆って、このル・マンに乗り込んでいる。トヨタは終始トップを維持して、快調な走りを見せていた。…

続・次世代エコカー・本命は?(99)

3)仕入先管理の強化と異常値管理はアバウトでも頻度を高くする 自動車では外製比率は7割、家電はそれ以上といわれています。内製以上に管理を強化しないといけないのにそこはおざなりのまま。災害時に物の供給がコントロールできないのは当り前のことです。…

続・次世代エコカー・本命は?(98)

2016年の重大災害でなぜ長期に渡り工場停止になるのか 重大災害によって被災した拠点のみならず、日本全国の組み立てラインが1週間以上の長期に渡り停止しました。私はこの現実を知り「なぜそんなに長期停止になるのか?」と疑問を覚えました。 原則として、…

続・次世代エコカー・本命は?(97)

一般的に言って、「必要なものが必要な時に必要な量だけ」手に入れば、それに越したことはない。何も余分なものを持つ必要がないのである。これを実施するためには、色々な仕掛け・仕組みが必要となるのだが、真っ先に思い浮かぶのは、「必要なものが必要な…

続・次世代エコカー・本命は?(96)

何のための「RESCUEシステム」かと言われても仕方がない状況の様に見えるが、少なくともこれだけトヨタ車に使われている部品であるから、当然優先的にバックアップ策が検討されていてもよかったのではないのかな。 しかもこの部品は、地震が頻繁に起こる可能…

続・次世代エコカー・本命は?(95)

トヨタとしては、2011年の東日本大震災による生産停止に懲りて、「RESCUEシステム」と呼ぶデータベースを構築して、すぐに生産に支障が出る品目を特定し、別の調達先への代替生産を迅速に実施できるようにしてきたと言う。 しかし今回は、それでも段階的とは…

続・次世代エコカー・本命は?(94)

それに熊本地震による部品供給の途絶については、サプライチェーンとリスク管理の在り方にも疑問が残るものである。 熊本地震で全国のトヨタの工場が止まる理由ジャストインタイムの罪か、フォース・マジョール(不可抗力)か 2016年4月19日(火)池松 由香、…

続・次世代エコカー・本命は?(93)

今年のトヨタは愛知製鋼の製造工程での爆発事故(2016.1.8発生)やアイシン精機の子会社のアドヴィックスでの爆発事故(2016.5.30発生)、その間には2016.4.14の熊本地震によるこれまたアイシン精機の子会社が被災して部品供給が停止して、車両組立工場を全…

続・次世代エコカー・本命は?(92)

トヨタ、新型PHVの発売延期 後部ドア生産遅れ 2016/8/3 20:23 ニュースソース 日本経済新聞 電子版 トヨタ自動車が新型プラグインハイブリッド車(PHV)「プリウスPHV」の発売を延期する。当初は今秋を予定していたが、今冬に遅らせると3日に発表…

続・次世代エコカー・本命は?(91)

EVとしても使える新型「プリウスPHV」、年間生産6万台! 2016/06/17 06:07 by Avanti Yasunori トヨタ自動車が「スマートコミュニティJapan 2016」(6月15日-17日)で、新型プリウスPHV(国内仕様)を初公開しました。(http://clicccar.com/2016/06/12/3780…

続・次世代エコカー・本命は?(90)

(8)トヨタプリウスPHEV、発売延期 2016.8.15のNO.86で、次のように「トヨタのボロ」について言及している。 「いつかどこかでボロが出ないとも限らないが、トヨタの経営上今のところ本当にボロも出ていないのか疑問のあるところである・・・」 しかし、早…

続・次世代エコカー・本命は?(89)

心境の変化 自動運転に対するトヨタの態度については、社内外で疑問があがっていた。報道陣はグーグルに大きな後れを取っているように見える理由を同社に求めた。当時、トヨタの幹部は、研究が同様に進んでいると考えていると述べる一方、この技術は運転手に…

続・次世代エコカー・本命は?(88)

自動運転プロジェクトに関わった関係者らによると、社長をどう説得するかについて頭をひねらせたという。豊田氏はロボット運転に対する不信感を包み隠さなかったからだ。 豊田氏は2014年、ドイツのニュルブルクリンクにあるサーキットコースで人間の運転する…

続・次世代エコカー・本命は?(87)

ここに挙げられている著名な研究者は、錚々たるメンバーなのであろう。トヨタの本気度、と言うか豊田章男社長の本気度が判ると言うものである。彼らには「出来る限り自由に研究開発が出来る環境を提供する」と言っているようだ。そしてそのために、 5年間で…

続・次世代エコカー・本命は?(86)

まあ3年近くも前のことではあるが、もしそうであれば、重大なマネジメント上の問題であろう。いつかどこかでボロが出ないとも限らないが、トヨタの経営上今のところ本当にボロも出ていないのか疑問のあるところであるが、真剣に研究開発に勤しんでもらいた…

続・次世代エコカー・本命は?(85)

但しそう考えるまでには、かなりの焦りもあった筈だ。旧い話となるが、道路交通法違反と言う事態を招いたしまったこともあったようだ。 警察庁と国交省が激怒!トヨタが首都高で“違法”自動運転を実演 2013.10.16 トヨタ自動車本社(「Wikipedia」より TYT本…

続・次世代エコカー・本命は?(84)

Googleが自動運転車の開発を手掛けた理由 出典 - http://free-photos.gatag.net/2013/06/24/200000.html そもそもGoogleが「自動運転車(Self Driving Car)」を手掛けることになったきっかけは、開発に携わる中心人物のセバスチャン・スラン氏が18歳の時に親友…

続・次世代エコカー・本命は?(83)

米グーグルやフォードなど5社、自動運転車の普及団体設立 2016/4/27 3:02 (2016/4/27 3:36更新) ニュースソース 日本経済新聞 電子版 【シリコンバレー=小川義也】米グーグル、米フォード・モーター、配車仲介大手の米ウーバーテクノロジーズなど5社は26…

続・次世代エコカー・本命は?(82)

グーグルの自動運転車が公道を走れる州は、Wikipediaによれば、ネバダ州、フロリダ州、カリフォルニア州、そして自動運転技術開発センターを設立すると2016.5.25に発表したミシガン州の四つの州だと言う。 しかしグーグルが走行試験を行ってきた州は、ミシガ…

続・次世代エコカー・本命は?(81)

テスラの「自動運転」は危ない 2016年07月27日 13:20 テスラ「モデルS」 モデルSm_president_18562 (プレジデントオンライン) PRESIDENT Online スペシャル 掲載 テスラの事故以来、自動車の自動運転についての議論が盛んだ。テスラ モデルSの「自動運転」は…

続・次世代エコカー・本命は?(80)

自動運転機能は、高齢ドライバーや車を必要とするが車を操作できない人達にとっては、垂涎(すいぜん)のものとなろう。テスラの「Autopilot」機能は、今のところ、そのような人達にとって使いやすい物にはなっていないようだ。それは仕方ないことである。自…

続・次世代エコカー・本命は?(79)

暴力的な加速力 ではさっそくクルマに乗り込んで、実際に自動運転機能を体験してみよう。が、その前にモデルSというのがどんなクルマか、ざっと紹介しておく。ご存知の読者も多いと思うが、テスラ・モーターズは、シリコンバレーの実業家であるイーロン・マ…

続・次世代エコカー・本命は?(78)

1. ドライバーがDVDを鑑賞していたらしい。→→だから前方を見ていなかった。しかし常にドライバーが監視していなければならないと言う事なので、あくまでも運転支援で自動運転ではない。 2. 直進車があるのに、なぜトレーラーは左折したのか。→トレーラーの運…

続・次世代エコカー・本命は?(77)

クルマの側面は検知できない そんな筆者の疑問を解いてくれたのが、自動運転車のセンサー技術に詳しいエンジニアから聞いた話だった。そのエンジニアによれば、今回の事件では「現在の運転支援システムが抱える弱点を見事なまでに突かれた」という。それはど…

続・次世代エコカー・本命は?(76)

この事故を受けてNHTSAも調査を開始したと言う。調査結果には注目が集まることになるが、テスラの他にトヨタをはじめ各自動車メーカーやIT企業のGoogleやAppleも、自動運転については研究開発を進めているので、気になっている筈だ。 何といっても、我々の生…

続・次世代エコカー・本命は?(75)

不正問題への対応が課題 その一方で、燃費不正の問題でいちばん迷惑を受けている軽自動車4車種の顧客に対する補償を、三菱自動車はまだ示すことができていません。 軽自動車の生産停止は6月も続き、その後の再開の見通しもたっておらず、部品メーカーへの…

続・次世代エコカー・本命は?(74)

三菱自による顧客と日産への補償内訳 2016年6月24日(金) 16時58分 三菱自動車工業の益子修会長は24日、株主総会後に燃費不正行為に関連する特別損失の項目ごとの内訳を明らかにした。22日時点で「その他」と一括した項目について内訳を公表することで、燃…

続・次世代エコカー・本命は?(73)

そんな八重樫を三菱自動車は、特別調査委員会の委員として選任した。まさに打ってつけの人事であろうが、三菱自が八重樫らを自由に働かせることが出来るかどうかで、この調査委員会の果実も違ったものとなってしまうであろう。まあ普通の会社なら、自己修正…