2008-01-01から1年間の記事一覧

五輪直前、中国官民衝突相次ぐ

8月4日早朝中国・新彊で国境を警備する武装警察が襲撃された。 中国新華社通信によると、新彊ウイグル自治区カシュガルで、8月4日午前7時 55分頃、朝の訓練に向かう国境警備部隊の行列に、2人組がダンプカーで突 入し、手榴弾を2発投げ込み、ナイフ…

中国の厚顔無恥(16)

(11)雲南省でも暴動警官隊と400人衝突、2人死亡 ('08.07.20 01:14 asahi.com/international/update/) 中国の新華社通信によると、雲南省孟連で7月19日朝、住民約400人と警官 隊が衝突し住民2人が死亡、警官13人と住民1人が負傷した。 住民…

中国の厚顔無恥(15)

(6)5/5、上海でバス爆発、3人死亡20人負傷 ('08.05.05 12:10 news.searchina.ne.jp/) 7/21に昆明でバスが2台続けて爆発したので驚いていることと思うが、これは 何も目新しいことではないようだ。 新華社などの中国メディアによると、上海市で…

中国の厚顔無恥(14)

(1) 中国・昆明でバス連続爆破事件発生 一台目の爆発は、7月21日午前7時5分頃、雲南省昆明市の路線バスが、市中 心部にあるバス停に停車しようとしていた時に起きた。車体前部が爆発し、省内 の女性(30)が死亡した。 二台目の爆発は、同8時10分…

中国の厚顔無恥(13)

第八 は、六月前半、中国南部および東部が豪雨による大洪水被害を受けた、と言う事である。 6/15や6/18のAFP通信によると、16日までに、中国南部および東部を広 い範囲で暴風雨が襲い、ここ数十年では最悪の大洪水となっている。 この大洪水の…

中国の厚顔無恥(12)

(8)中国の得意技は「二枚舌」 日中戦争では、日本は繰り返し和平を求めて日中間の和平交渉を真剣に行なっ ていたが、常に中国の得意技「二枚舌」によって妨害され挫折し続けた。 中国一武官の話は、将にこの権謀術数の一種の現れであり、本当はウソで あった…

中国の厚顔無恥(11)

(7)江沢民派の特殊工作 日本の新聞は殆どが、「自衛隊機の派遣で、軍など対日強硬派を抑え対日重視 の姿勢を示す狙いもありそうだ。」と言った甘い見方で、記事が書かれていた。 しかし中国はそんなに簡単に、中国の言う「歴史認識」を変えることはない。 そ…

中国の厚顔無恥(10)

(6)自衛隊機派遣で、馬鹿にされた日本 このテーマは、6月に「中国覇権主義」としてすでに取り扱っているが、今一度そ の背景を概略したい。 胡錦濤はなぜ、わざと少佐クラスの身分の低い人物を使って、「自衛隊機でもよ いから、至急テントや毛布を運んでほ…

中国の厚顔無恥(9)

さて前記の(3)の2の関連記事として、 参考のために、'08.7.19(土) 10:56配信の神戸新聞の記事を掲載する。『航空機102機出動、岩手・宮城内陸地震・支援環境が改善』岩手・宮城内陸地震の発生当日(六月十四日)、孤立した住民の救助や情報収集のため出動…

中国の厚顔無恥(8)

(3)中国軍の脆弱性の露呈 前述の宮崎氏は同論文「大地震がダメ押し・中国のおから経済」では、この地 震の救済活動での中国軍の脆弱性が露呈した、と述べている。 掻い摘んで紹介しよう。 1.旧ソ連式集中管理制度の欠陥が露呈核弾頭起爆装置、風洞実験(綿…

中国の厚顔無恥(7)

第七 は、いわずと知れた四川大地震の発生である。 胡錦濤が帰国した5月10日の2日後の5月12日午後2時半ごろ、四川省ブン川 県の地下10kmを震源としたマグニチュード8.0とする大地震だ。 前回のテーマ「中国覇権主義」でも紹介したように、(…

中国の厚顔無恥(6)

東シナ海ガス田開発の共同開発の合意が6月18日夕刻、外務省での記者会見 で、高村外相と甘利経産相によって発表された。この共同開発の裏で中国が得 たものは、北京五輪開会式への御皇室の参列ではなかったか。先のテーマ「中 国覇権主義」で述べたように…

中国の厚顔無恥(5)

さてここで本来の第六のテーマ、胡錦濤の友好姿勢、に戻ろう。 もともとミア・フォローさんはこの北京オリンピックを、ダルフールの虐殺に加担し ているとして「虐殺の北京オリンピック」と言っているが、第四の出来事として3月 に起こったチベットでの中国…

中国の厚顔無恥(4)

さて石平氏の論文に従ってその内容を紹介していこう。 1989年6月4日、中国ではあのおぞましい「天安門事件」が発生する。いわゆ る六四天安門事件、(1976年4月5日の周恩来首相死去に際して発生した第一 次天安門事件と区別して)第二次天安門事件とも…

中国の厚顔無恥(3)

そして第五 が、例のオリンピック聖火リレーでの「反中国」 「チベット擁護」の抗議行動の、噴火にも似た爆発的な 反中国活動であった。 4月6日のロンドン では、平和裏に行われるべき聖火リレーは反中国一色に染 まり、あたかも障害物レース('08.4.7 1:7…

中国の厚顔無恥(2)

第三 が、重慶で開かれたサッカー東アジア選手権での中国選手のラフプレイである。 第3回東アジア選手権第3日は2月20日中国重慶で開催された。幸い1対0 で中国に勝ったものの、中国GKにスパイクで跳び蹴りされた日本代表・安田 理選手はその後救急…

中国の厚顔無恥(1)

胡錦濤は、5月6日から5月10日にかけて日本を訪問した。そして帰国2日目の 5月12日に四川大地震が発生した。今年は年初より何かと物騒な話題に恵ま れている、などとおめでたい表現を使うべきでない。今年は年初より災禍が頻発 して起こっている。中…

中国覇権主義(12)

話は変わるが、YOMIURI ONLINEの2008年6月6日03:07のニュースに、 気になるものがあった。 「陸上長距離・絹川、五輪出場厳しく…なぞの感染症完治せず」と言う タイトルのものだ。 彼女は、昨年の大阪世界陸上女子1万メートルの代表で、五輪出場を期待され …

中国覇権主義(11)

2008年3月31日、 米上院の軍事委員会の公聴会が開かれていた。そこで 海軍士官出身で海軍長官まで務めたジム・ウェブ議員(民主党)は、中国の南沙 ・西沙・尖閣諸島への領有権主張は南および東シナ海での中国の野望を示すの ではないかと質問した。 …

中国覇権主義(10)

[8]中国による尖閣諸島の実行統治の証拠はない。 中国は大陸棚の延長を以って、自国の領海としている。中国から続く大陸棚は沖 縄海溝にまで続いていると言う。すると、沖縄までもが中国の領海・領土だと主張 していることになる。こんなことが許せますか…

中国覇権主義(9)

[7]中国・軍事力行使も辞さず、「軍艦をすぐ送り込む」 ダットン教授の「ガス田」に関する証言はまだ続く。 「日本は小泉政権時代に、日中共同開発に進展がなければ、日本独自でも 開発を進めると言明したことがあります。中国側はそれに対し『そうした行…

中国覇権主義(8)

[6]中国、ガス田開発は資源確保でなく、日本との対決の維持である。 対決の維持とは、その状態を保つと言う意味であり、戦争をするというところまで は行かないようにしよう、と言うことである。ダットン教授は次のように述べてい る。 「中国政府は東シ…

中国覇権主義(7)

[4]中国の日本カードは、日本との「領有権紛争」事案 中国は内政問題で行き詰まれば、この日本カードを何度でも切ればよいと考えて いる。そして自国民に強い「民族意識」をあおればよいのである。 ダットン教授はさらにに次のように証言している。 「中…

中国覇権主義(6)

そして以下のステップに従ってこの議論は進む。 [1]中国の国家主権に対する見解 中国の国家主権への思考や行動はアメリカや他の諸外国のそれとは著しく異な り、主権の発揚や拡大にはたぶんに軍事手段が用いられる、と言うものである、 とまとめている。…

中国覇権主義(5)

日本の医療チームは6/1に撤収したが、その2日前の5月30日に中国の楊 潔チ外相は被災地入りしている日本の医療チームを訪問し、「日本は国際緊急 援助隊だけでなく、医療チームも派遣してくれた。これは中日友好の表れだ」と 述べて、田尻和宏団長に感…

中国覇権主義(4)

さて話を5月30日に戻そう。 政府は四川大地震の被害者救済のため、最大5億円相当の追加支援を実施す ると発表した。その一環としてテント1,200張りを民間チャーター便で輸送す ると言う。この1,200張りは当初自衛隊機で成都か北京に輸送しよう…

中国覇権主義(3)

まだある。救助チームを真っ先に派遣したのは良いが、どのような救助活動を 望んでいるかの情報収集がぜんぜん出来ていなかったために、日本流の都市 型災害用の救助チームを編成して送ったが実際に中国から指定された場所は 土砂災害と言う全く場違いな場所…

中国覇権主義(2)

中国での「反日教育」「愛国主義教育」の重点項目には、日中戦争が最大のテー マとなっている。日本からすれば、この日中戦争は共産主義から日本国を守るた めの反共の戦いである。中国コミンテルンから中国の汪兆銘政権と協力して中 国人民を救うために戦っ…

中国覇権主義

5月28日午後4時の記者会見で町村信孝官房長官は、中国政府から救援物 資の要請があった事を、「はっきりしないところもあるが」と、次のように述べて いる。 「自衛隊のテント、毛布などを自衛隊機で中国の空港まで運んでもらいたい と言う趣旨と理解し…

胡錦濤帰国(9/9)

(3)中国社会科学院天安門から東に約3kmほど言ったところにある。最高位に位置する中国政府のシンクタンク。共産党の方針に従ってさまざまな反日色の強い研究が行われている。傘下に、日本研究所や歴史研究所、近現代史研究所などを持ち、中国共産党のシン…