2009-01-01から1年間の記事一覧

尖閣諸島問題(133)

しかも中国の実施した核爆発はメガトン級である。ソ連のカザフスタンでの最大の核爆発は、0.4メガトンだと言う。中国は最大4メガトンの核実験を格別な安全配慮なしに実施していた。ちなみに長崎の核は0.02メガトンである。 ソ連の最大核爆発実験 0…

尖閣諸島問題(132)

ここでもNHKの偏向振りが、示されている。NHKは日本の国営のメディアだと思って安心してはいけない。NHKは完全に中国共産党に洗脳されてしまっている。これは恐ろしいことだ。 2009年4月9日の当ブログ「尖閣諸島問題(13)~」で紹介した「…

尖閣諸島問題(131)

(18)中国のシルクロードでの核実験の恐怖。 さて「正論」'09年6月号の「中国共産党が放置するシルクロード核ハザードの恐怖」の著者は、理学博士・札幌医科大学教授の高田 純氏である。この論文にある高田氏の略歴の紹介文を、抜粋する。 氏は、19…

尖閣諸島問題(130)

海保のオンボロ船 だが、日本こそ真の海洋大国だ。日本の安全と繁栄は確実な海の守りが大前提で、その最前線に立つのが海保と海上自衛隊である。だが双方ともに、強大化する中国の海軍力とは反対に、予算の減少に泣き、船も航空機も大いに不足している。たと…

尖閣諸島問題(129)

そして中国の対日工作については、小生のブログ2007年5月6日の「米民主党を手玉に取る中国スパイ」同5月8日の「中国対日特殊工作(スパイ)」や同6月6日「南京大虐殺の虚構宣伝と胡錦濤の秘密工作に騙されるな」でも、言及している。最近では、2…

尖閣諸島問題(128)

2004年10月28日4.06,「 中国の意図を甘く見るな 」 200410280000 『週刊新潮』 2004年10月28日号 桜井よしこ日本ルネッサンス 第138回 10月17日、フジテレビの「報道2001」に出演した中川昭一経済産業大臣が「東シナ海の日本の排他的経済水域に中国が鉱…

尖閣諸島問題(127)

しかし中国は経済成長率8%維持が至上命題である。そのためのエネルギーの確保が必要不可欠であり、この大陸棚の石油資源は絶対に手放さないであろう。したがって、中国は沖縄トラフまでを排他的経済水域として不退転の決意で行動してくるであろう。不退転…

尖閣諸島問題(126)

ここら辺の事情は、小生のブログで既に言及している。2008年3月11日の「中国毒餃子事件(4/5)」や2008年6月9日以降の「中国覇権主義(5)~」を参照願う。 日本政府は、2004年6月9日に中国政府に対して、「国連海洋法条約に違反して…

尖閣諸島問題(125)

そして日本に接する東シナ海では、1970年代から海洋調査を始めている。80年代に入ると試験的な石油試掘も実施している。この間日本は、先に述べたように試掘の権利は与えたものの、試掘の実施は中国に慮(おもんぱか)って許可させなかった。実に情け…

尖閣諸島問題(124)

さて次は中国の海洋進出の状況の把握だ。中国はもともと国内整備に手一杯でなかなか海洋支配へは乗り出せなかった。ところが国内整備も進み石油資源の必要性が増大し更に1969年に東シナ海に海底油田があることが判ったことにより、海洋支配へ乗り出すこ…

尖閣諸島問題(123)

空母も核も無い時の毛沢東は、「艦隊は陸には上がってはこられない。核兵器は見掛けは強そうだが、実際には使えない”張り子の虎だ”」とやせ我慢を言ってはいたが、その二つとも極めて有効な政治的威嚇手段であることは、早くから十分認識していた。そのため…

尖閣諸島問題(122)

中国国防省は、2008年12月23日の記者会見で、「2016年までに、2隻の中型航空母艦を完成し、大型空母「ワリヤーグ」と3隻体制で運用を始める」と発表している。先に中国の次の目標は「台湾併合」だと述べたが、中国の目標はこんなものではなか…

尖閣諸島問題(121)

NO. 年月日 頁 内容 1. 1949.10.01 122 中華人民共和国は建国。当初から台湾を軍事侵攻する計画を持っていた。 2. 1950.06.25 123 北朝鮮による韓国への侵略戦争19500625~19530727 3. 1953.00.00 124 中国軍の近代化着手、ソ連の全面的援助協力だが、核を優…

尖閣諸島問題(120)

まあ、いくらなんでも鳩山が尖閣諸島の防衛を放棄するとは思えないが、中国に対して断固たる態度をとらない心配はある。中国がなぜ、今まで日本の排他的経済水域に、調査船をしつこく派遣して来たのかには訳がある。次にその訳を紹介しよう。 中国は2008…

尖閣諸島問題(119)

そしてオバマは、中国に間違ったシグナルを与えてしまったのである。破格中国への礼遇は、中国が自国内での人権蹂躙やチベットやウイグルなどの占領地への人権侵害は、許されるものと判断したに違いない。そして人民元への切り上げ圧力など、何も示せなかっ…

尖閣諸島問題(118)

158.5,オバマ米大統領の孟子引用 隠れたメッセージ?米中の現状を暗示か200907281849 2009.7.28 18:49 このニュースのトピックス:オバマ米大統領(Photo)27日、ワシントンで開かれた「米中戦略・経済対話」で演説するオバマ大統領(ロイター) 【ワ…

尖閣諸島問題(117)

鳩山由紀夫の「それは国旗ではなく、われわれの神聖なマークなのできちんと作られなければいけない」と国旗より党旗を重視するかのような発言は、次の記事を参照願う。 178,日章旗切り貼りし民主マーク!鳩山氏「神聖なマーク、きちんとつくるべき」 200…

尖閣諸島問題(116)

しかも次の日本国の政権は、あの「日本列島は日本人だけのものではない」と言った鳩山だ。このことは、今年の6月2日のNO.51,6月3日のNO.52でも紹介しているが、この件に関するネット上での反応を次に示す。2009年9月からは、日本の政治は「メチャク…

尖閣諸島問題(115)

かつて米国の民主党は、中国共産党による工作により完全に篭絡されている、との記事を紹介したことがあるが、こんなところで表面化するとは小生も思いもよらなかった。(小生のブログ、'07.5.6の「米民主党を手玉に取る中国スパイ」を参照のこと。)次の記事…

尖閣諸島問題(114)

そして背に腹はかえられないオバマは、そのために、「米中がどの2国関係よりも重要」などと口走らざるを得なかったのである。オバの頭の中には、日米同盟なんぞはどうでも良かったのである。どうせ日本はアメリカの属国なのだから、適当にあしらえば良かろ…

尖閣諸島問題(113)

これではオバマは、二枚舌どころか三枚舌・四枚舌を持っている。信用できない。日本政府は信用してはいけない。いくら尖閣諸島を守ってくれると言っていても、信用してはならない。日本は、米国に尖閣諸島もしっかりと守らせるように仕向けつつ、自力で守る…

尖閣諸島問題(112)

さてオバマのプラハ演説から広島に話が飛んでしまったが、「米中戦略経済対話」に戻そう。オバマは大統領就任演説で、オバマの三本柱、すなわち、核の脅威、地球温暖化対策、テロ対策、の三つには、強固な自由主義陣営の同盟とかつての敵の中国やロシアなど…

尖閣諸島問題(111)

それに、もうひとつ。戦争は悲惨なものである。だから戦争はやってはいけない、と人は言う。これは間違いである。こちらから仕掛けなくても戦争に負ければ、なお悲惨な事態が待っている。日本の独立が阻止されることになる。さしずめ、チベットやウイグルと…

尖閣諸島問題(110)

その中国は、国連の制裁があっても今までは目を瞑(つむ)っていた。今回は米中対話があるから仕方なく「バナジウム」を摘発しただけなのではないか。 164.5,中国当局がミサイル原料金属を大量押収、北朝鮮向け密輸か―英メディア200907301916モバイル版URL :…

尖閣諸島問題(109)

最後に、テロリストが決して核兵器を取得しないよう確保する必要がある。 これは、世界の安全への最も差し迫った、大変な脅威だ。核兵器を持てば、テロリスト一人で大規模な破壊行為が可能になる。アルカイダは核爆弾を求めていると表明している。我々は、安…

尖閣諸島問題(108)

日本は、有効な軍備を保持して、さらに日米安保を堅持して、自分の国は自分で守ることをしなければならない。 ちなみに、プラハ演説を次に示そう。北朝鮮に核兵器を作らせてしまった米国のことである。いかに空虚に聞こえることか。 60.4,オバマ大統領…

尖閣諸島問題(107)

オバマは、安全で効果的な核戦力を維持しその戦力で同盟国を守り抜く、とプラハでは大見得を切ったが、果たしてどうか。額面どおりには受け取れない。中国が日本固有の領土である尖閣諸島を侵略したときには、日米安保条約を盾に中国に反撃してくれるかと問…

尖閣諸島問題(106)

(b) NO.23節では、 我々はテロには決して屈しない。我々は我々の生き方を守ってゆく。テロリストたちを必ず打ち負かす。 と言っている。この第21節~第23節で、オバマの三本柱、すなわち、核の脅威、地球温暖化対策、テロ対策、の三つには、強固な自由主…

尖閣諸島問題(105)

(16)オバマの「駄目」なところ。 さて先月の2009年7月27日(月)と7月28日(火)の2日間、米国ワシントンで、米中戦略経済対話が開かれた。金融危機発祥もとの米国・オバマ政権が、今年のGDPが日本を抜き「世界第2位」となる経済大国化す…

尖閣諸島問題(104)

以下、日本国憲法の禍根(修正すべき箇所)と其の改定案を示す。 (1)政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることの無いようにする--- これではすべての政府の行為が含まれてしまう。自衛戦争や売られた戦争などでも 戦争が出来なくなってしまう可能…